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2007年07月

■第８９回　つるつるデコルテで魅了する！

　チラリと谷間が見えそうで見えない、胸もとのグッとあいたトップスの色っぽさ。
女性にしか出せない魅力ですよね。デコルテ部分を上品に露出しているヒトを見かけると、オンナのわたしであっても、ちょっとドキっとしてしまいます（笑）。
　こんなデコルテコンシャスな着こなしを成功させるためには、なんといっても肌の質感、それを整えることが大事です。がさがさ荒れていたり、疲れてしぼんでいたりしていては、魅力も半減！　つるりんとなめらかなデコルテ目指して、しっかりお手入れしましょう。
　プエラリア・ミリフィカ。バストアップに効果的なサプリメントとして、以前にこのコラムでもおすすめしたことがありますが、今回はプエラリアを配合したコスメを使ってのデコルテケアをご紹介します。プエラリアは、女性ホルモンの分泌を促すイソフラボンがたくさん含まれた植物。タイでは普通に食用として使われています。ハリのあるふっくらとした肌をキープするためには、美肌の必須アイテム、コラーゲンやヒアルロン酸を肌細胞のなかでしっかり増やしていかなくてはならないのですが、その手助けをしてくれるのは、女性ホルモン。そのモトになるプエラリアを肌から吸収させれば、よりオンナっぽい、セクシーなボディに変身出来るんです！
　バスタイムのあとには、「プエラリア・ハーバルジェル」（ラブコスメティック）でお手入れしましょう。デコルテ、バスト全体にのばしていったら、軽くマッサージもどうぞ。バスト全体を持ち上げるような感じで、内から外へ半円を描きながら、バストの下半分をリズミカルに刺激していきます。気持ちがいいです。プエラリアはバストアップ効果もあるので、気がついたら１サイズアップしていた、なんて嬉しい結果になっているかも？！
　女性ホルモンパワーでこの夏、自信を持って麗しのデコルテラインを見せつけてくださいね！

■第８８回　見せてしまう、というエクササイズ。

　皆さま、ビリーズ・ブートキャンプに入隊はされましたか？　確かにあれを７日間頑張り通せば、かなりよい結果が得られるでしょう。しかし、わたしのように、５分と保たなかったヒトのために、今日はある意味、軍隊式より刺激的で、ちょっと自虐的でもある（笑）超簡単メソッドをご紹介いたします。
　それは、気になる部分を見せて歩くこと！　この方法が可能なのは、暑い季節が最適なので、トライするならまさに今です。足を細くしたいなら可愛いショーパンを、二の腕を引き締めたいなら迷わずノースリーブをどうぞ。痩せたい部分を隠していると、贅肉はいつまでたっても消えてくれません。隠されると贅肉ちゃんは居心地がよくなって、ずっと居座ってしまうんですよ。
　贅肉は、ヒトの視線に弱い。これはまったく本当の話で、人目に気になる部分をさらすと、たちまち脂肪が緊張で燃えはじめ、徐々に引き締まっていくんです。ヘソ出し系の服を日常的に着ているヒトは、常にウエスト、下腹部回りを意識しているので、どんなに食べてもおなかぽっこりになることはないんだそうです。おなかを出して歩くこと、イコール腹筋運動なんですね。
　わたしもノースリーブの服が大好きなので、夏が近づくとダンベルで鍛えてみたりするんですけど、実際思い切って腕を出して数日過ごしてみちゃうほうが、ずっとプルプルした部分が引き締まっていくのは、毎年本当に不思議でなりません。
　これはＮＧだなと思うのは、腕の部分を気にして、ノースリーブの上からカモフラージュ用のジャケットを羽織ったりすること（勿論冷房対策ならＯＫですが）。これは、「見ないで！」オーラが醸し出されるせいか、余計に太そうに見えてしまうモノ。思い切って、バーンと見せてしまいましょう。その緊張感は、ビリーのシゴキよりも厳しいかも知れませんが、効果は必ず、上がりますよ！

■第８７回　ミントな刺激で余裕のスマイル！

　湿度も上がって、さっぱりしない季節ですね。適度な湿度はお肌の味方ですが、この時期のジメジメ感は、大きなストレッサーにもなってしまいます。そこで、今週ご紹介するのは、ペパーミントのエッセンシャル・オイル。これがひと瓶あると、鬱陶しい季節が、ぐっと楽に乗り切れるんです。
　まずは手作りローションにトライ！　無水エタノール（薬局にあります）５ｍｌ、ペパーミント・オイル３滴、精製水かミネラル・ウォーター４５ｍｌを混ぜるだけで出来上がり。これをスプレー付きの遮光瓶に入れておいて、リフレッシュしたくなったらいつでもシュッと顔全体にスプレーします。すっきりさわやかな刺激に、表情も途端にイキイキ！　メイク直しのあとにもひと吹きしておけば、崩れ方も違って来ます。使う前には、よく振ってくださいね。
　また、この時期、どうしてもエアコンのなかで過ごす時間が増えるモノ。１日が終わると、すっかり冷え切ってしまいますよね。ですから、シャワーだけですまさず、ゆっくりと湯船でカラダを温めてあげたいのですが、湯上がりが暑くてたまらない！　というヒトには、お湯に数滴ペパーミント・オイルを落として入ることをおすすめします。ペパーミントのお風呂は代謝をあげる効能もありますし、肩こり、腰の痛みも和らぎます。プラス、なんといっても湯上がりが爽快。カラダはきちんと温まっているのに、お肌にはひんやりした感触が残って、とても気持ちがいいんですよ。
　そして、ピンヒールタイプのサンダル、ミュールがお好きなヒトは、足にかなりの負担がかかっていることでしょう。ぜひペパーミント・オイルを落としたフットバスで、疲れを癒してください。むくみも取れますし、生理痛やイライラにも効果があります。
　ミントな刺激で、この時期陥りがちな憂鬱を吹き飛ばし、余裕のスマイルで過ごしましょうね。

■第８６回　睡眠不足も疲れも吹き飛ばす！　カシスの可愛い底力。　

　最近、打ち合わせの後に、仲良しの編集者さんとお酒を飲みに行くことが多くなりました。編集者というのは、実に大変な仕事。とにかく激務、激務の日々で、一番こたえるのはやはり睡眠不足。そして常に文字を追っているため、目の疲れも半端ではありません。そんな環境のなかで頑張るその彼女、驚くことにどんなに仕事に追われているときでも、目がショボついていたり、目ヂカラが弱まっていることがほとんどないんです。持って生まれた体質かなと、うらやましく思っていたのですが、ある日彼女の嗜好から、大きな発見をしてしまいました。

　わたしは生ビールが大好きなのですが、彼女はとにかくカシスソーダが好き！　最初から最後までカシスソーダで通すこともしょっちゅうで、とにかくカシスが大好きなんだそうです。これはひょっとして、カシスに何かすごいチカラがあるのでは……と踏んだわたし。早速調べてみたら、大当たりでした！　ブルーベリーが目にいいというのはご存じだと思うのですが、それはアントシアニンという物質が瞳の血流をうながし、疲れを取ってくれるせい。ところが、カシスにはブルーベリーよりも、もっと大量のアントシアニンが含まれていたんです。瞳の元気のためには勿論、クマやくすみを防いでくれるほどのパワーがあるので、ナイトキャップにカシスソーダやキール（カシスリキュールを白ワインで割ったもの）をいただくことは、安眠と明日の目ヂカラのためにとってもおすすめ！　未成年のヒト、お酒に弱いヒトなら、ジャムで取るのがいいですね。日本語では「黒すぐりジャム」、英語では「ブランクカラントジャム」という名前で売られていますので、紅茶に溶かして飲んだり、ヨーグルトにトッピングしたりして、どんどん召し上がってください。コンタクトユーザーのヒトなら、すぐに目の疲れ方、乾き方が違ってくるのに気づかれることでしょう。遅くまで仕事や勉強にがんばるあなたをヘルプしてくれるカシスちゃん。可愛がってあげてくださいね！