ビューティー・サーカス

2007年05月

■第81回 乙女の象徴 巻き髪必勝法!


 キュートなエビちゃん巻き、エレガントな十和子巻き。巻き髪には、一瞬にしてイメージを変えてしまうチカラがあります。相変わらず男子もこのスタイルが好きなよう。不思議に、髪をふんわりと巻いてみると、どことなく気分もオンナノコらしくなって、しぐさも表情もチャームアップするのも、その理由のひとつかも知れません。巻き髪を制すれば、デートも必勝間違いなしでしょう(笑)。
 しかし、この巻き髪、なかなか納得のいく仕上がりにならないんですよね。それなら、デジタルパーマをかけてしまえばとも思いますが、時にはサラリとストレートヘアの気分のときもありますしね。そこで今週は、成功する巻き髪のための小さなコツをご紹介します。
 まず、巻く前には、きちんとブローをしましょう。寝起きやシャンプー後にいきなり巻き始めてしまうと、きれいなカールが出ないし、持ちも悪くなります。そして、スタイリングローションをつけてから巻き始めます。このローション選びもかなり重要で、バリバリにならないモノを探しましょう。ふんわり空気を含んだ感じに巻けるモノがベスト! これだと、多少のテクニック不足も十分にカバー出来ます。おすすめは、「ルシード エル ロマンティカルカールウォーター」。ツヤも出ますし、無香料なので、フレグランスとケンカもしません。そしてスタイリングローションはあまり付け過ぎないこと。髪に余分な水分が含まれたままだと、カールがよれてしまうんです。そして、アイロンを外すときは、そっとやさしく抜くように。ここで勢いよく抜いてしまうと、カールが崩れてしまいます。また、巻き髪の場合、いわゆる「アホ毛」が出現していると、見栄えがガタっと落ちてしまうのでご用心! コームにハードスプレーを吹き付けて、アホ毛だけをピンポイントで押さえると簡単に落ち着きますので、ぜひ最後にアホ毛チェックは欠かさないでくださいね。
 さあ、あとは彼に逢いに行くだけ。「おっ、可愛いなあ★」のひと言を楽しみに……(^_^)v





■第80回 耳が痛い! あるイケメンボーイの主張。


 先日、以前からとても素敵(*^_^*)と思っていた、ある男の子の口から、衝撃的な言葉を聞いてしまいました。どんな子がタイプなのかという雑談のなかで、彼が言ったこと。
 「俺、男言葉を使う子だけはダメ。超〜とか、マジとか言われるのもダメ」
 正直、これには驚いてしまいました。目ヂカラのある子とか、肌見せ服を清潔っぽく着こなせる子とか、そんな答えを予想していただけに、この答えは少なからずショックでもあったんです。まるで美人力の基礎を問われたような気がして。
 そこで、演技に定評のある友人に頼み、2パターンの言葉使いで同じ内容の話をしてもらって、その違いを検証してみることにしました。まずはちょっとくだけた乱暴気味な口調で、ところどころ男言葉もはさんで話してもらい、次は心持ちゆっくりとしたテンポで、誰に聞かれても恥ずかしくない、きれいで丁寧な言葉使いで話してもらったところ、明らかに彼女から受ける印象が異なって見えたんです! 勿論メイクも服装も同じなのに。
 このことで、話すという日常に欠かせないパフォーマンスの重要さを思い知らされました。人間は、見た目でそのほとんどの印象を決めるモノですが、それには声や仕草、ひいては言語という要素が、大いに影響して来るんですね。乱暴な言葉で話していたときは、声のトーンもとがった感じであまり心地良くなく、身振りも粗雑だったのに、きれいな言葉で話すように心掛けた途端に、自然に落ち着いた、耳障りのいい声に変わり、添える仕草もぐっと品がよくなったので、当然美人度も一気に上がったのです。美人オーラは、よい言葉使いで一段と光るんですね。
 言葉使いを変えるだけで、確実にルックスも変わるのです! 大事なことを教えてくれたイケメン君に、心から感謝してしまったわたし。言葉使いの大変革を、しかと自分に誓ったのでした。





■第79回 眠る前のイメージングがあなたを変える!


 先日、「恋愛睡眠のすすめ」という映画を見ました。恋をしたモノの、あっさりフラれてしまった主人公が、やがて夢の中で彼女と恋愛を楽しみ出す……というストーリーがなんともファンタジックな作品でした。面白かったのは、主人公が恋愛睡眠にハマるあまりに、夢と現実の区別がつかなくなっていく場面。奇想天外な映像に、思わず釘付けになってしまいました。
 さて、この夢と現実がごちゃ混ぜになってしまう状態。これは、恋愛はともかく(笑)、ビューティーに関しては大いに活用したいモノ。そのポイントは、まだ実現してはいないけれど、すでに実現した、というように振る舞うことにあります。
 私の肌は、透明感があってぷりっぷりで、カラダはスッキリ、スリムなシルエットで、ミニドレスが最高に似合う。そう心底思い込んで、もうすでに私はそうなってしまったんだと、理想の自分像を先取りしてみましょう。すると、自然にそうなった自分にふさわしい行動を取るようになるから不思議。今までつい手が出ていたジャンクフードも避けるようになるし、何故かカラダも積極的に動かしたくなるんですね。きれいで、素敵な私には、きちんとした食生活や運動の習慣が似合う。そう気づいて行動することが、理想通りの自分に変われる一番の早道なんです。 
 では、理想の自分像を脳内に焼き付ける裏ワザをご紹介しましょう。ベッドに入って、眠りが来るのを待ちながら、こうなったらいいなという自分の姿をはっきりとイメージします。肌の質感、ウエストのくびれ方、二の腕の引き締まり方……出来る限り細部にわたって視覚化するのがコツです。そのイメージングですが、眠りに入る直前の、あのとろとろっとした意識のなかで行えたら完璧。眠っている間に、すっかり自分に対する認識が変わります。
 自分を楽しく騙しながらきれいになっていく幸せ。あなたも早く、味わってみてくださいね(^_^)v





■第78回 五月病も撃退! 召しませ、花の癒し。


 連休も終わりましたが、皆さま、ココロとカラダの調子はいかがでしょう。なんとなく気持ちが沈みがちだし、これって五月病(>_<)?! そんな、今ひとつ弾けられない自分にジレンマを感じているヒトへ、今週は素敵な癒しのエッセンス、「バッチフラワーレメディ」をご紹介します。ここ数年、アロマテラピーのショップなどでよく見かけるようになった可愛らしいあの小瓶。ご存じのヒトも多いでしょうね。野生の花のエネルギーを抽出したこのエッセンスは、どれも感情、精神面に対して効力を発揮する、とてもユニークなモノ。自己嫌悪にはクラブアップル、ジェラシーにはホリーというように、38種類の感情に対応する、38種類のエッセンスがあるんです。
 基本的にはミネラル・ウォーターに数滴落として飲むのですが、舌の先に直接落として服用してもOK。ゆっくり味わうように体内に入れていくと、気がついたらココロがニュートラルになっていた、というような、実にやさしく穏やかな作用でもって、私たちのメンタルをサポートしてくれます。
 ストレスで肌が荒れてしまったり、体重が増えてしまったり、なんていうときは、このエッセンスのチカラをぜひ借りてみてください。副作用もありませんし、お薬とも併用出来ますから、安心してトライ出来ますよ。
 さて、ではどのエッセンスを選べばよいかという問題ですが、ショップにはエッセンスの効能の一覧表があるので、それを参照してみてください。このとき、自分の感じているネガティブな気持ちのなかで、何が一番嫌で、何を一番手放したいか、ということに焦点を当てて考えて選ぶとよいでしょう。どうしてもよく分からないようであれば、「レスキュー・レメディ」をどうぞ。あらゆる苦痛から守ってくれる万能タイプのエッセンスです。
 病は気から、そしてまた、美も気から。つらい感情は、早めにお手当してあげてくださいね。





■第77回 日々是勉強! 眉メイク。


 ああ目ヂカラ。やはり0.1ミリでも目を大きく見せたいのは、女子の共通の願いです。

 そこでシャドウのグラデーションや、アイラインの研究に余念がない私たちなのですが、それ以前に押さえておかなければいけないこと。それは眉メイクなのです!

 先日あるメイクアップアーティストのかたへ取材したとき、その事実を目の当たりにしました。眉さえしっかり描けていれば、アイカラーなど必要ないほど、目の印象って変わってしまうことにびっくり。眉ほどモノを言うパーツはないことを、あらためて実感いたしました。

さて、日々眉メイクに悩んでいらっしゃる皆さま(私も含めて!)。まず何が難関かと言えば、「素眉」をどう整えるか、これに尽きることでしょう。理想的なバランスって、案外分かってなかったりしますよね。まずは基本的なカタチづくりの最初の一歩、眉山を決めましょう。目安は黒目の外側の端から目尻までの中間点。そこをトップに決めたら、ペンシルで印をつけ、上下の余分な毛をカットしていきます。大事なのは、左右対称に整えること。また、眉頭の位置も大切。左右の眉頭が近すぎると神経質な暗い印象になりますし、離れすぎていてもマヌケなモノ。鼻筋と目頭の中央に位置を決めてください。これも必ず左右対象に。

 では眉メイクスタートです! 面倒でもぜひ下描きを忘れずに。パウダーで、眉山から眉尻、眉尻から眉頭と大まかにカタチを取っておきます。そしてペンシルで描き込んでいきます。ペンシルは、かためで細めのモノがおすすめ。柔らかなモノだと、べったりと不自然な仕上がりになってしまうんです。色は、黒目の色に近いモノを選ぶのがベストです。1本1本丁寧に描き込んで行ったら、最後は眉用マスカラを。毛流れを整えるようにつけて仕上げます。

 眉が上手に描けた日は、きっと嬉しいことがある! 毎日本気で鏡に向かいましょうね(^_^)v




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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