2017年10月
■第628回 つらい生理痛は、自分にやさしい暮らし方で和らげて。
生理の痛み、嫌なものですね。この時期はとにかく、「がんばらないモード」で乗り切りましょう。
特にダイエットはお休みしてください。生理中は効果が出にくいので、それよりもからだにやさしい栄養素をしっかりとること。この時期不足しがちな鉄分とビタミンEに注目です。大いにお肉を食べましょう! また、何にでも「ゴマ」を振りかけて食べてみてください。ゴマは手軽に口にできる天然のビタミンEサプリ。よく噛むようにすると、からだへの吸収もばっちりです。
イライラしがちなときなので、感情のコントロールに欠かせないカルシウムも忘れずに。コンビニでは、ベビーチーズやアーモンドフィッシュをおやつに買いましょう。飲み物は豆乳がイチオシです。
そして、何より血行をよくすることが大事。生理中はタイトなジーンズなど、からだを締めつける服装は避けてください。ガードルももってのほか。下着もワンサイズ大きい、ゆるめのものがおすすめです。血のめぐりをよくしてくれるのは、何と言っても着ていて楽なアイテムだからです。
簡単なヨガも効果があります。腰のまわりの血流をアップさせる「合蹠(がっせき)のポーズ」を行ないましょう。
床に足をのばして座ったら、両足を曲げて足の裏を合わせてつま先を持ちます。そして息を吸いながら、かかとをからだへ引き寄せて背筋を伸ばします。
続いて息を吐きながら、おでこを床につけるようにゆっくり前屈していきます。そのまま3呼吸。とても気持ちがいいポーズですよ。
また、大敵なのは「冷え」です。可愛い腹巻きなどを着けて対策しましょう。冷えがひどい場合は下着の上から使い捨てカイロを貼り付けてみて。「丹田」と呼ばれる、おへそから8〜10センチほど下にあるところに貼ると、おなかがじんわりと温まり、痛みもやわらぎます。
ブルーなこの時期には、何事も普段の7割くらいの力で行なうのがベスト。すると、生理が終わったと同時に、からだが美に向かって動き出します。どうぞ無理をせず、自分にやさしく、ゆったりと過ごしてくださいね。
■第627回 あなたにとっての、運命のパワースポットを見つけよう!
パワースポットと聞けば、誰しも機会があれば、ぜひ行ってみたいものですよね。
伊勢神宮や出雲大社など、有名どころは色々ありますが、実際、万人にいい影響のあるスポットは本当に数少ないと思います。
何故なら、パワースポットと自分との間には、相性というものがあるからなのです。
実際、よいとされているところに詣でた直後に体調を崩してしまったり、気分がふさいでしまったりというケースは、まったく珍しくない話なのです。
そこで、パワースポットに行かれる際には、ちょっと以下のことをチェックしてみてください。
1 その場所のことを考えると、理由もなくウキウキしてしまう。あるいは、とてもいい思い出がある。
2 その場所へ行こうと思ったら、日程や段取りなど、ものすごくスムーズに決まってしまう
3 その場所へ行こうと決めた途端に、思いがけないラッキーなことが起こる。
この3点のいずれかが当てはまれば、相性は間違いなくばっちりでしょう。
反対に相性がよくないのは、
1 その場所へ行こうと決めたものの、日程が合わなくなったり、邪魔が入ったりする。
2 意識していないのに、その場所についての悪口が耳に入ってくる。
3 本当は行きたいと思っていないのに、評判になっているからとりあえず行っておこうかと思っている。
このうちのひとつでも当てはまれば、しあわせになる確率10%以下になるかも知れません。本当に、行くだけ時間とお金の無駄になってしまいます。
まったくもってパワースポットというのは、本当に人それぞれ違うようなのです。
友達にはぴったりだったけれど、自分には合わなかった、ということは、全然あって当たり前なのですよね。
そして、パワースポットというのは、いわゆる神社仏閣や、名所だけではありません。自分自身が、とてもうれしくなれる場所。自分が、自分らしくいられる場所。そこにいるだけでたまらなく幸せになれる場所。また、ものすごくよい思い出のある場所。そのどれもが、あなたにとってのパワースポットなのです。
たとえば、行くだけでうれしくなる図書館や公園やカフェ。そんな身近な場所にも、あなたにとっての聖地はあります。
どうぞその場所からいい「気」を受けとって、いつもキラキラ輝いていてくださいね。
■第626回 食欲の秋におすすめ! 「おからパウダー」で美味しくダイエットを。
秋の訪れとともに、食べ物もおいしくなってきましたね。栗やさつまいもの新作スイーツも目白押し。ついつい手が出てしまいます。
そんな今の季節はご存じの通り、とっても太りやすいとき。さらに厚着にもなりつつあるので、油断は禁物です。
そこで今週は、おなかも美味しく満たしながら、ダイエットも叶えてくれるという、私たちの強い味方的食材をご紹介します。
それは、「おからパウダー」なのです!
「おからパウダー」とは、豆乳や豆腐を作る際に出る「おから」を乾燥させて粉末状にしたもの。糖質オフなのはもちろん、脂肪を燃やしてくれるビタミンB群や食物繊維も豊富で、ダイエットにはぴったりのアイテム。
さらに水分とともに取れば、おなかの中でふくらんで、早めに満腹感も得られるという、素晴らしいものです。ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてください。
一番簡単な取り方は、いつものお料理にふりかけること。おからパウダーそのものには特に味がないので、どんなものにも合いますし、ボリュームもアップ! ごはんの食べ過ぎに悩んでいるあなたには、おすすめの方法です。
そして、ぜひトライしていただきたいのが、おからパウダーで作るお好み焼きです。小麦粉で作るよりも断然ヘルシー! 簡単にできるレシピをご紹介します。野菜をたっぷり入れて作ってくださいね。
■きれいになれるお好み焼きのレシピ
【材料】(1枚分)
キャベツ1枚
レタス1枚
青ネギ10g
オクラ3本
おからパウダー大さじ2
ツナ缶 1/2缶
卵 1個
水 100cc
お好み焼きソース 適宜
マヨネーズ 適宜
鰹節 適宜
サラダ油 適宜
【作り方】
1 キャベツ、レタス、青ネギ、オクラはざく切りにします。
2 ボールに1とおからパウダー、ツナ缶、卵、水を入れて、よく混ぜ合わせます。
3 フライパンにサラダ油をひいて、2を流して弱火でじっくり焼いていきます。様子をみて裏返し、さらに焼きます。
4 仕上げにお好み焼きソース、マヨネーズ、鰹節をかければ完成です。
野菜はお好みで色々アレンジしてみて下さい。豊富なたんぱく質でお肌も髪もピカピカになる最強の美容フード、全力でおすすめします!
■第625回 ストレスフリーでなければ、ダイエットはうまくいかない!
ダイエット、もう何回失敗したかわからない! という人も多いでしょう。
でも、全然大丈夫! 過去の失敗は、悔やむものではなく、これからに生かしていくものだからです。
その失敗から、成功へのヒントを見つけて行きましょう。
恐らく、失敗には決まったパターンがあるはずです。人間には好みがありますから、どうしても惹かれるものの傾向というのは似てきてしまうのですね。
何度失敗しても懲りずに同じパターンのものを選んでしまうのは、何故うまくいかなかったのかをきちんと確認しなかったからです。
では、失敗率の高いダイエット・メソッドを、タイプ別に検証していきましょう。
1 単体系ダイエット
ゆで卵、バナナなどといった、ひとつのアイテム、それだけに頼るというメソッドはむずかしいものがあります。
このダイエットの失敗の原因は、とにかく続かなかった、ということに尽きるでしょう。よほど強固な意志がない限り、たったひとつのアイテムをメインに食べていくというのは無理があるからです。
2 ダイエット・サプリメントの利用
サプリを飲んでいるという安心感で食べ過ぎてしまったり、あるいは下痢、嘔吐、貧血、動悸といった、副作用でからだが音を上げてしまったという場合も。
こちらも単体ダイエットと同じで、これだけ摂っていればOK、という安易さがアダになりがちなのです。
3 器具を使ったダイエット
腹筋器具、ストレッチング・ボード、バランスボールなど、テレビショッピングなどでつい飛びついてしまったけれど、何故か気が付けば、お部屋のオブジェ状態になってしまうのはよくあることです。
この理由はただひとつ。部屋でひとり、こつこつやることに限界を感じてしまうからなのですね。
さて、こうして見直してみると、ひとつ、答えが出てきます。
それは、失敗してしまったダイエットというのは、心にもからだにも苦を強いるものばかりなのです。
これでは続くわけがありません。
ですが、ちょっと冷静になって考えてみませんか。
からだを正しく、心地良い状態へいざなっていくこと、それこそがダイエットなのです。
自分にとってのそんな方法を、失敗を重ねながらでも、見つけていきましょう。
成功するダイエットの原理原則は、ストレスフリーであることを、よく覚えておいてくださいね。
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/