ビューティー・サーカス

2017年01月

■第589回 人生に「絶対」はありません。でも、ダイエットだけは例外です!



ダイエットしよう!

そう決心した途端に、「やっぱり明日からにしよう」と思ってしまうのは、いったいどうしてなのでしょうか。

やはり、とっても美味しいと思える太りそうな食べ物を、しばらく我慢しなければならないと思うと、とても明るい気持ちにはなれないからですよね。

でも、どうしてもダイエットを成功させたいと願っているのなら、そのテンションが必ずや上がる、こんな根拠があることを知っていただければと思います。

それは、この世の中、自分ががんばった分だけきちんと結果に結びつくことは、ダイエットくらいしかないと言うことなんです。


たとえば、これまでの人生で、うまくいってほしくてうんと努力をした経験って、いくつもありますよね。

たとえば受験。試合や発表会、そして恋愛。もちろんオーディションもそうですね。

では、その結果はどうだったでしょう。

ものすごくがんばったのに、思い通りにいかなかったことってあったと思うんです。

そう、物事は、どんなにがんばったところで、確実にそれだけの結果が返ってくる保証はないのです。だからこそ人はがんばるわけなのですが。

ところが、唯一、ダイエットだけは例外と言えるんです。

食事の量や内容を正しく変えて、きちんと運動をすればその分だけ、きちんとからだは変化を見せてくれます。

まさに、ダイエットだけは自分を裏切らない、たったひとつのもの。

そして、実に確実に自分を変えられるたったひとつの方法なのです。


取り組めば取り組むほど、日に日にからだが軽くなり、同時に体調のよさも実感できて、ひいては人生の内容までも変える可能性を持っているこのダイエットというもの。

あらためて考えてみると何て素晴らしいメソッドなのかと思わされます。

そこで、ダイエットをはじめる前にはちらっとでもこの、ダイエットがもたらす、いいことについて考えてみるときっとやる気スイッチが入るはずです!

あなたのからだがさらに心地よく、健やかになっていくことを祈っています。





■第588回 「イケてない自分」に気づいたら、オーラにシャワーを浴びせましょう!



特に不摂生をしたわけでもないのに、何だか鏡の中の自分が輝いて見えないときってありますね。

お気に入りのコスメなのに、全然メイク映えがしない。

好きな服を着ても、この前着た時よりも見劣りしている。

こんな「イケてない自分」を鏡の中に見てしまうときは、たいてい精神的な悩みがあるときだったりするものです。

ですが、大した悩みを抱えているわけでもないのに、何故か自分がくすんで見えているとしたら、それはオーラが汚れてしまったことに原因があります。


実は、オーラは、とってもデリケートなもの。

ちょっとしたことでもすぐに汚れてしまうんです。

そのオーラを汚すものといえば、ストレスはもちろん、何気なく目にした嫌な光景、(たとえば友だちのケンカだとか)立て続けに見た悪いニュースなど。

こんな、「気分を害すること」は本当によくないものです。

また、ネガティブなことばかり言う人と一緒にいれば、すぐに汚れてしまいます。

そして潜在意識は、そうしたオーラの汚れをすべてキャッチし、即座に外見に反映させてしまうため、イケていない状態になるというわけなのです。


そこで、毎日お風呂に入るように、オーラにもきれいなシャワーを浴びさせてあげることをおすすめします。

実際にシャワーを浴びながら、吸収してしまったネガティブな出来事が洗い流されていくのをイメージするのは、とっても効果があります。

そして、ぜひ試していただきたいのが、美しい日本語で書かれた詩や小説の一節などを音読すること。

きれいな言葉を声に出してみると、全身に穏やかなバイブレーションが伝わって、すっきりと汚れが頭のてっぺんから抜けていきます。


そのほか、緑の多い場所をゆっくり歩いたり、大好きな神社へ訪れることもおすすめです。オーラの汚れは放っておくと、人に与える印象や運気までもダウンさせてしまうので、早め早めの対策を心がけましょう。

できるならば、その日の汚れはその日のうちに。翌日に持ち越さないのがベストです。

いつでもあなたの魅力が最大限に発揮できるよう、お肌同様、オーラもしっかりクレンジングしてくださいね!





■第587回 美容メソッドとしての、減塩のすすめ。



何故か冬場は、「食欲の秋」よりもおなかが空きやすくなるようです。

寒さというストレスと、寒さに耐えるためのエネルギーが必要なためですが、度が過ぎれば贅肉となってしまうので、気をつけたいところですよね。

では、何故必要以上に食欲がわいてしまうのかと言えば、その原因のひとつに、「味が濃い」ことがあります。

濃く、はっきりした味というのは脳を刺激して、もっと食べてみたい、という思いにさせられるからなのです。


たとえば皆さまも好きであろうポテトチップス。

あれが後をひくのも、カリカリとした食感だけでなく、かなり強い塩気にやられてしまうところが大きいのです。

そこでおすすめしたいのが「減塩」することです。

減塩というと、おじさん、おばさん世代が健康を気にして行なうこと、というイメージがあると思いますが、実はお若い皆さまにも大事なこと。

強い塩気はむくみを呼び、そのために代謝が悪くなって太りやすくなり、さらには内臓に負担がかかり、ニキビの直接的な原因となってしまうからです。

ご家族の方が作った料理を食べている方はぜひ、塩分を控えてほしいとお願いしてみてください。そして時々は、自分でもキッチンに立ってみましょうね。


さて、すぐにもできる減塩の方法は、調味料の使い方です。

ソースやしょうゆは、直接食べ物にかけずに、一度小皿にとって、少しずつ料理につけるようにしていただきましょう。たっぷりかける習慣のある方は、まずはそれを改めて!

また、市販のサラダのドレッシングもかなり塩分があるもの。かけたら、よく混ぜ合わせて食べるようにすると、少な目のドレッシングでも、十分に美味しくいただけます。

そして、麺類のスープは必ず残してください。ラーメンを食べた翌日は絶対むくむ、という方も、スープを控えめにすれば大丈夫ですよ。また、外食は総じて塩分が高いもの。できるだけ自宅で食事をとることが理想です。


塩分の少ない食事が当たり前になると、食欲もちょうどよくなり、それだけでダイエットになります。今年は「減塩」という言葉を、頭の隅に置いていてくださいね。





■第586回 続けられる方法を見つけよう! それがあなたを無理なく素敵にしてくれることだから。



あけましておめでとうございます!

昨年はお付き合いいただき、ありがとうございました。

今年も皆さまのお役に立てて、楽しんでいただける記事をアップしていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


さて、年のはじめに声を大にしてお伝えしたいのは、今年はぜひ、あなたにとっての「続けられる」方法を見つけていただきたいということです。

おそらく昨年も、テレビや雑誌、もしくはこちらのコラムなどの情報から、これは! と思って、トライしてみたダイエット法や美容法が、それぞれにあったことでしょう。

では、それは続けられたでしょうか。


残念ながら、ひとつも続けられる方法が見つからなかったという方は、ちょっと振り返ってみてください。その方法は、いったいどんな基準で選んだのでしょうか?

もしも「流行っていたから」「友達もやっていたから」「ただ何となく」といったことで選んでいたとしたら、今年からは改めていきましょう。

何故なら、そこにはあなた自身の意思がまったく入っていないからです。

続けられることというのは、イコール自分にとって無理のないこと。自分の好みや、さらには性格やセンスにまでも合っている方法ならば、自然に続けていかれるのです。

それには、心から「これ、好き!」「これ、やりたい!」と思えるかどうかが重要ポイント。その気持ちなくして、成功は望めないといっても過言ではありません。


また、選ぶ方法はどんなに些細なことでもいいのです。

たとえば、必ず朝はストレッチをするとか、甘い飲み物は飲まないなど、どこのメディアも今さら取り上げないようなことであっても、自分に合っていると思うなら、それがあなたにとってのベスト・メソッドです。


とにかく、人間は当たり前のように出来ることしか続けられない生き物なのです。

そして、「続けられる」方法が見つかって、実際に続けていかれたなら、その繰り返しは大きな自信になり、あなたの持って生まれた魅力を大いに引き立ててくれるはずです。

さあ、今年、一生続けられるほどのものに出会ってみてくださいね!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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