2016年08月
■第568回 鏡をもっと見ましょう! 見るたびに、かわいく素敵になれるんです!
鏡を見るのは好きですか? YES! と言う方、多いでしょうね。デート前なのか、カフェの化粧室などでメイクのチェックに余念のない女の子を見ると、微笑ましい気持ちでいっぱいになります。
しっかり今の自分の顔を確認して、ベストの顔に整えようとする姿勢。これこそ、最短できれいになるために欠かせないものです。自分の顔を知るほどに、きれいになれるスイッチが深く入るからです。
メイク直しのときだけでなく、もっと鏡を見ましょう。頻繁に鏡を見る習慣がつくと、顔は毎日同じでないことに気づくでしょう。
顔色や肌の調子だけでなく、目の大きさや輝き、口もとの感じ、輪郭までも、昨日と今日では違うのです。それがわかると、どう過ごせば、どんな気分でいれば素敵でいられるのかも、つかめるようになっていきます。
きれいになれるヒントのほとんどは、鏡の中にあるといっても過言ではありません。
そして、ハンドミラーだけでなく、スタンドミラーも同じくらい見るようにすると、ダイエットの効果が一段と上がります。
グラビアアイドルの橋本マナミさんは、部屋の壁一面を鏡張りにして、しょっちゅう自分のシルエットを見ているそうですが、これがスタイル維持にとっても役立っているのだとか。
常に自分のボディラインを把握していることは、体重を毎日測るより大事です。
体重よりも重要なのは、見た目ですよね。たとえ体重が減っていたとしても、運動不足でウエストのあたりがすっきりしていなかったり、脚がむくんでいては困ります。これはやはり、スタンドミラーの中の自分を目の当たりにしな
ければ意識できません。
目をそらすことなく、今の自分の体型を知りましょう。そして、スタンドミラーの中の自分に、理想の姿を重ねてください。すると、ちょっと甘いものは控えよう、運動もがんばろうという気持ちになれるものです。
鏡には、人をきれいにする魔法の力が本当に備わっているのです。鏡の中の自分を励ましながら、魅力のレベルをさらに高めていってくださいね。
■第567回 ダイエットの停滞期は、「チートデイ」で乗り越える。
ただ今ダイエット中の方、もしかして停滞期に突入してはいませんか。
これは、からだの変化を押さえて一定の状態に保たせようとする「ホメオスタシス」という機能が働くことで起こる現象です。
つまり、これ以上痩せたら危険! とからだ自体が判断してしまうために、体重が減らなくなるのです。
ダイエットの失敗は、ほとんどこの停滞期を乗り越えられないことが原因です。
ですが、せっかく順調に減ってきた体重を、リバウンドで帳消しにしてしまうのはもったいなさ過ぎですよね。
そこで今週は、停滞期に行なうと効果バツグンの、とっても楽しい方法をご紹介します。それは、「チートデイ」を設けることなのです。
「チートデイ」とは、その日1日は、これまでがまんしてきた大好きなものを、好きなだけ食べていいという、夢のような日のこと。
どんなに高カロリーなものでもかまいません。満足するまで食べてください。
こうすることで、からだへ「十分な栄養補給、完了!」と知らせれば、からだ側も、再びダイエットモードに戻ってくれます。そして何といっても、ストレス解消にもなります。
ダイエットの途中で、少し休憩をはさむというのも、成功率アップの秘訣。「チートデイ」は、いいことづくめなのです。
ただひとつ気をつけたいのは、好きなだけ何でも食べてよいのは、その日1日だけと心に決めること。
もう1日くらいいいだろうと、自分に甘くなってはいけません。
そのために気をつけたいことを、いくつかお伝えしますね。
まず、「チートデイ」の日は、ダイエットをきっぱり忘れて、徹底的に自分に満足感を与えてあげること。ここで、これ以上食べたら危ないかも、などと考えず、思い切り味わってください。すると、さっぱりと気がすんで、明日からのモチベーションにつながります。そして、決して罪悪感を持たないこと! この楽しさが、ダイエットの成功を早めると信じて、テンション高く味わうのがコツです。
停滞期なんて、決して不安に思うことはありません! どうぞ上手に「チートデイ」を楽しんで、ゴールまで一直線に進んでくださいね。
■第566回 夏の肌トラブルは、アロエで一挙解決です!
夏の肌、お元気ですか?
海や山、プールに出掛けた方、そして炎天下の中、部活にがんばっているあなたも、強い日差しで肌を傷めてしまってはいませんか。ビタミンCをしっかりとりましょう。
トマトやピーマン、ゴーヤといった夏野菜は、からだの熱もとってくれる、今いちばん食べたい食材です。
大人になってからシミをつくらないためにも、メラニンの生成を抑えるビタミンCを十分に補給してください。
もしも運悪く、ほてってしまうほど焼けてしまった場合は、よく冷やすこと。
そして、傷んでしまった肌を1日も早く回復させるために、特別なパックをしましょう。
日焼けあとの肌にもっともおすすめなのは、アロエです。アロエにはほてりを冷ましてくれる消炎効果があり、さらに保湿効果、殺菌効果と、日焼けによるダメージをケアするにはもってこいの作用が揃っているからです。
簡単にできるアロエパックの作り方をご紹介します。
まずアロエの葉を1〜2本用意したら、きれいに洗って皮からゲルを取り出し、よくつぶします。
そしてつぶしたアロエのゲルに小麦粉を小さじ1杯ほどを混ぜたら、目と口のまわりを避けて顔全体に塗ります。
そのまま15〜20分放置したら、よく洗い流しましょう。とってもひんやりと気持ちがよいパックです。
一度行なえば、かなり肌のほてりもおさまります。また、殺菌効果があるため、ニキビ対策にもなります。
そしてアロエのゲルは、食べても肌によく効きます。
特にお通じの調子がよくないときは、朝食に小さじ1杯分を、ヨーグルトに混ぜて食べてみましょう。腸内環境が整って、お腹がすっきりします。腸がきれいになれば、当然肌も透明感が出て、ツヤツヤになりますよ。
塗っても食べてもきれいになれるアロエは、特にむずかしい手入れも要らない植物なので、ぜひ一家に一鉢!
まだまだ続く夏休み、強い日差しに負けずに楽しんでくださいね。
■第565回 夏休みに、魅力アップ! 気になる人のチャームポイントを学んでみよう!
長い夏休みは、自分のために使える時間も普段よりありますね。色々な予定があることと思いますが、その中にぜひ、自分の魅力をアップさせる活動を取り入れてみてはいかがでしょうか。いつものダイエットやスキンケアに加えて、自分そのものからにじみ出てくる、人を惹きつける力を育てるのです。
それには、あなたが今、気になっているモデルさんや女優さんなどが大きなヒントになります。
「この人好きだな」「とってもかわいい!」と思うのは、実はあなたの中に、その方の魅力の要素がひそんでいるため。そして、ポジティブな反応が起こるのは、あなたにもそんな魅力が備わる可能性があるからなのです。
その人の写真やインタビュー記事、またその人の出演している作品をたくさん見ましょう。そして、そのメイクやファッション、表情、しぐさ、言葉づかいといったものから感じるチャームポイントをよく研究するのです。必ず参考にできることが見つかるでしょう。どんどん真似して、コピーしてみてください。
すると、あなた自身の持って生まれた魅力が一段と輝きます。気になる人の魅力と、自分自身の魅力が重なると、これまでにない新たな面までも引き出され、飛躍的に素敵になれるのです。
魅力は、放っておいては高まりません。自分で磨こうとしない限り、現状のままストップしてしまいます。そしてそれには、「あこがれる」気持ちがとっても有効! あんなふうになりたい、と思う気持ちは、チャーミングになれる最高のエネルギーなのです。
決して「私なんて無理」などと思うことはありません。あこがれる気持ちに素直になって、貪欲にそのチャームポイントを吸収しましょう。新学期には、きっと一目置かれる存在になれますよ!
■第564回 夏のダメージ肌は、「ヴァセリン」で解決!
あなたが目指すこの夏の肌は、日焼け派? 美白派?
いずれにしても気になるのは、紫外線によるダメージですね。さらにエアコンからも、肌の水分がどんどん奪われてしまいます。
そこで大事になるのは保湿ですが、とっても頼れるアイテムがあるんです。それは、「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー」(40g 306円)。
ハンドケアや、ひじやひざのお手入れに、すでにお使いの方も多いことでしょう。そればかりでなく、このヴァセリンは全顔にも使えるすぐれもの。防腐剤も無添加で、無着色、無香料。乾燥しやすい唇や、目もとにも安心して使えるのです。
特に今の季節におすすめなのは、日焼け対策として使うこと。日焼け止めを塗る前に、ヴァセリンを伸ばしておきましょう。こうすると、直接日焼け止めを塗らずにすむので、肌への負担がかかりません。そのうえ、日焼け止めもムラなく塗れて、白浮きもしにくくなります。
さらに日焼け止めを使った後にも、ヴァセリンでお手入れを。きちんと日焼け止めを落としたら、顔だけでなく、からだ全体にも化粧水をたっぷりつけましょう。
そして化粧水が浸透する直前に、ヴァセリンを重ねて塗ります。こうすると、しっとりと肌になじんでベタつくこともありません。
うっかり焼いてしまった場合は、とにかく化粧水を何度も重ね付けしてください。そしてほてりがおさまったあたりで、そっとヴァセリンを伸ばします。パワフルな保湿効果で、紫外線で傷んでしまった角質層の再生がうながされます。
また、素足のおしゃれにもヴァセリンは欠かせません! かかとがお供え餅のようにガサガサしていたら、どんなにきれいにペディキュアをしていても、かわいさは半減してしまいます。
お風呂上がりにヴァセリンを、たっぷりかかとに塗りましょう。その上からかかとを包むように、ラップでぐるぐる巻きにします。このまま約10分ほど置いたら、ラップをはずして靴下をはいて寝ます。暑くてもがまんして! これで翌朝には、すべすべのかかとに生まれ変わっているはず。
夏の美容の救世主的なヴァセリン、安価なのもうれしいですね。今年も夏の日差しに負けない、元気な肌で過ごしてください!
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/