2016年07月
■第563回 この夏、美とオーデのために、からだをやわらかくしよう!
この夏休みに、何か達成したい目標はありますか?
長い長い夏休みは、何かにトライして、自分を進化させる絶好のチャンスです。オーデや美容関係はもちろん、普段はなかなか読めない長編小説を読破するなんていうのもいいですね。
そこでこの夏、どなたにもチャレンジしてほしいことがあります。
それは、からだをやわらかくすること!
試しに、足を腰幅に開いて前屈してみてください。手は床に付きましたか? 付かなかった方は、ぜひ柔軟性を高めましょう。
(ちなみに、皆さんよりはるかに年上の私は(笑)、ぺったり床に手が付けられます)
実は、夏はからだをやわらかくするのに最適な時期なのです。寒いとからだが縮こまってしまいますが、暑さはからだをゆるめてくれます。お風呂上がりはストレッチの効果が出やすいのも、からだがあたたまっているからです。
どうしてからだがやわらかいほうがよいかと言うと、血行がよくなって、冷えが改善されるため。すると代謝が活発になって、太りにくいからだになれるのです。
そしてもうひとつ重要なのは、緊張しにくくなること。からだがかたいと、呼吸が浅くなりがちで、心もからだもカチカチになってしまう傾向があるのです。
オーデでいつも緊張してしまって、いつもの自分が出し切れない方は、とにかくからだをやわらかくすることです。
とっても効果のあるエクササイズは、ラジオ体操です。真剣に、ひとつひとつの動作をていねいに行なってください。そうすると、からだがかたいせいで、やりにくい動きがあるのがわかると思います。
その際ですが、「ふにゃーん」「ぷしゅー」などと、脱力するような声を出しながら行なってみましょう。
息が自然に吐けるので、意外にからだが楽に動くものです。繰り返すうちに、だんだんすべての動作が難なくできるようになるでしょう。だまされたと思って、やってみてください。
からだがやわらかくなると、ダンスも歌も、演技もパフォーマンスが上がります。夏が終わる頃には、「私、からだがやわらかいの!」と言えるあなたになっていてくださいね(^・^)!
■第562回 我慢できない夜中の食欲。太らないお夜食はこれ!
もうほとんどの方が、夏休みを迎えているでしょうか。早速心置きなく夜更かしを楽しんでいるあなた。夜中にお腹が空いて、困っていませんか?
夜食を食べれば太るのは当たり前。夜は代謝が低くなり、さらに「後は寝るだけ」の状態なので、カロリー消費もできないからです。
ですが、食べてはダメと思うほど、空腹感はつのるもの。そんな、どうしても食べたくなったときに備えて、太りにくい夜食のメニューを覚えておきましょう。
ここで肝心なのは、炭水化物を避けることです。最速で脂肪になってしまいます。なので、ラーメンやおにぎり、パンは残念ですが、あきらめたほうが賢明です。
ところが夜食で欲しくなるのは、必ずと言っていいほど、こんな食べ物なのですよね。
でも大丈夫。それならば、麺やごはん、パンを食べたような気になるようなものを、代わりに食べればいいのです!
そこで今週は、その「なんちゃって炭水化物」をいくつかご紹介します。
まず、麺の代わりになるものは、ご存じの方も多いかと思いますが、しらたきです。中華あじのスープに入れればラーメン風になりますし、ソースで炒めれば焼きそば風に、もちろんパスタの代わりにもなります。そして食物繊維も豊富なので、デトックス効果も。しらたきは夜食に最適な食材と言えます。
そして、ごはんの代わりは木綿豆腐。フライパンでつぶしながら、水分が飛ぶまで炒りましょう。何となく、ごはんの気分になります。これに納豆をのせていただけば、満足感は十分、罪悪感はゼロ。カレーとも相性ばっちりですよ。
最後に、パンの代わりは油揚げです。オーブントースターでこんがり焼くと、サクサクとトーストのよう。チーズやピザソース、野菜をのせて焼けば、カロリーオフのピザトースト風の一品ができますよ。
とは言え、基本的には夜食はNG。夜更かしも肌のために、ほどほどにしましょう。
はじまったばかりの夏休み、どうぞ有意義に過ごして、とびきりの思い出をたくさん作ってくださいね。
■第561回 気になる背中のニキビ、原因は意外なところにあるんです!
これからの季節は、水着や背中のあいたワンピースを着る機会が増えますね。
そこで気になるのが背中のニキビです。
基本的に顔にできるニキビと、その原因は同じですが、背中の場合はほかにも気をつけたいことがいくつかあります。
自信を持ってきれいな背中を見せられるよう、即刻ケアをはじめていきましょう!
まず最初に、必要以上にナイロンタオルなどでごしごしと洗うのはやめることです。垢がすっきり落ちるようで気持ちがいいので、つい念を入れて洗ってしまいがちですが、背中のニキビにとっては大きな負担になるからです。
ニキビの原因になる古い角質や毛穴の奥の汚れを落としてくれる酵素入りの洗顔料を泡立てて、顔と同じように、よく泡立てて、手のひらでやさしく洗ってあげましょう。おすすめは「ピゥ パウダーウォッシュ ホワイト」(40g 1,512円)。すっきりした洗い上がりで、ニキビの治りも早くなります。
そして重要なのがシャンプー後のコンディショナーやトリートメントを背中に残さないこと。髪を最後に洗う習慣の方は、今日から髪、からだ、顔の順番に変えましょう。コンディショナーなどの成分がニキビの原因になっている場合も多いので、しっかり心掛けてください。
また意外に見落とされがちなのが、柔軟剤の影響です。柔軟剤の成分を含んだ衣類が肌に直接触れているのもニキビの原因になるのです。
そして、服は通気性のよい、木綿や麻などの天然繊維のものを選びましょう。化学繊維は蒸れますし、肌への刺激も強いので避けてくださいね。
あとは、洗顔後のスキンケアと同じように、お風呂上がりにはきちんと背中を保湿します。もちろん睡眠や食生活にも気をつけて。特に甘く冷たい飲み物を飲み過ぎないようにしてください。
背中のニキビはこのように、ちょっとした注意をするだけでみるみる改善します。つるつる、ピカピカの背中なら、夏のお出かけもぐっとテンションが上がりますよ!
■第560回 夏美容の決定版! 「水シャワー」はじめませんか?
早いもので7月に入りました。何やら、NASAの気象学者によると、今年は史上最も暑い年になるのだそう。
戦々恐々とした気持ちになりますが、暑い季節だからこそ気持ちよく行なえる美容メソッドがあります。
それは、「水シャワー」です。
水シャワーといえば、あの20歳若く見える南雲吉則医師の提唱する健康法。からだの持つ、冷やすと体温が上がるという仕組みから、冷たいシャワーを浴びることで代謝アップ、脂肪燃焼促進が期待できるそうなのです。
なぐちゃん先生は何と真冬でも水シャワーを浴びるため、冷え性ともまったく縁がないとのことですが、ちょっと凍てつく季節には、私たちには冷たいシャワーは無理ですね。
ですが、これからの季節なら、ヒヤッと冷たい水シャワーも、気持ちよく行なえるでしょう。実際に浴びてみると明らかに血行がよくなることも実感できます。
となれば、むくみにくくもなります。心もからだもキリッと引きしまり、ダイエット効果も大いに狙えそうです。
どうしても、水を浴びるなど無理という方はひざ下や、ひじから指先までだけでも効果はみられるようです。
そしてとってもおすすめなのがシャンプーの最後のすすぎを水で行なうことです。
こうすると、髪のツヤが格段にアップするのです。さらにハリやコシも出るので、ねこっ毛の方もぐっとスタイリングがしやすくなります。まだ続く梅雨時の、まとまりにくい髪の悩みも解消します。
さらに、頭皮にひんやりした刺激が伝わるため、顔全体も同時に引き締まり印象もイキイキしてきます。
慣れてしまえば気持ちよくて癖になってしまう水シャワー。注意点としては、はじめは手足から浴びはじめることです。いきなり普通に浴びてしまうと心臓に負担がかかるのでどうぞお気をつけください。
お金もかからないのに、効果はばっちり! そんな美容術って、探せばまだまだありそうです。これからもどんどんご紹介していきますね。
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/