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2016年04月

■第５５０回　声とトーク・センスをみがけば、もっともっと魅力的に！

人の第一印象は、やはり見た目で左右されるようです。

そのほとんどが、顔立ちやメイク、服装、髪型といった、視覚からの情報によって決まると言われています。

そして次に重要になるのが、声や言葉づかいから感じること。

聴覚から伝わってくるものも、かなり大きく関わってくるようです。



確かに、どんなに見た目がかわいらしくても、乱暴な言い回しをしたり、必要以上に大声でまくしたてるような話し方をしては、一気に幻滅させられるものです。

オーディションにも必ず役立つことですから、見た目ばかりでなく、声や話し方も、大いにみがいていきましょう。



もっとも効果的な方法は、「録音」をすることです。録音された自分の声を聞くのは苦手、という方も多いと思いますが、ここで大事なのは、現実を知ることです。

どんなにすごいとされる先生から指摘されるより、自分で自分のウイークポイントに気づくほうが、物事は早く上達します。

自分で実感したなら、どうにかして改善しようと動かずにはいられなくなるからです。



まずは自分の話し方を知りましょう。これまで自覚していなかった話し癖やイントネーション、息継ぎの特徴がわかる、とってもよい機会になります。

自分の声や話し方が把握できたら、次は自分の理想とする話し方を見つけます。理想の話し方をしている「お手本となる人」を決めて、その人が話している声を何度も繰り返して聞きます。

たとえば、はきはきと元気に話したいなら清水富美加さん、穏やかにていねいに話したいなら、土屋太鳳さんといったように。



そして、何度も聞いて特徴をつかんだら、同じように真似して話してみましょう。

真似をしているうちに、だんだんお手本となる人の長所と自分の持ち味がかけ合わさって、魅力的な声や話し方ができるようになってきます。

視覚と聴覚、どちらもしっかりみがけば、ここ一番のチャンスも、きっとものにできるはずですよ！

■第５４９回　「好かれるオーラ」を出せば、自分自身もハッピーになる！

　やっぱり、人に嫌われるよりは、好かれたほうがよいものです。

　もちろん、万人に好かれることなどは無理ですし、そんなことを目指してしまったら、自分の個性など消えてなくなってしまいます。

　ですが、あるがままの自分でありながら、好かれる人になることは十分に可能です。それには、何といっても「好かれるオーラ」を出すこと。これが何よりの決め手なのです。


　あなたのまわりにも、何だかそばにいると楽しくなったり、その人がいると場が和むような人がいることでしょう。

　その人から感じる、「何かいい感じ」。これが「好かれるオーラ」の正体です。

　そしてこれは、どんな人にも出すことができます。

　オーデ合格や恋愛成就を勝ちとるためにも重要になるものですから、ぜひあなたも「好かれるオーラ」を出せる人になってください。


　さて、このオーラの出し方ですが、キーワードは「気分がよさそう」なこと！　どんなに地の性格がよかったとしても、いつも不機嫌そうだったり、イライラしているのが伝わってくる人は敬遠されてしまいますよね。

「好かれるオーラ」は気分がスカッと晴れやかで、自然に笑みがこぼれるような状態のときに出ます。ですから、心をそんな状態へ近づけていけばよいのです。

　それには、まず体調を整えること。これが基本中の基本です。睡眠不足、ダイエットでの栄養不足はもってのほか。

　そして、自分が気持ちいいと思えることを積極的に行なうことです。たとえば自分の部屋にしても、散らかっているよりは、片付いていたほうが気持ちがいいですよね。また、友だちにもやさしく、明るく接したほうが気持ちがいいはずです。

　メイクやファッションも、自分の気持ちが上がるものを選んだり、本や音楽も流行りに流されずに、自分が本当に好きなものを楽しみましょう。

　そうしてとことん自分の「気持ちよさ」にこだわっていくと、どんどんハッピーでほがらかな「好かれるオーラ」が出てくるようになります。


「好かれるオーラ」を出すことは、イコール自分をハッピーにさせてあげることとも言えます。もっと自分が喜ぶことをたくさんしてあげてください。それは周囲の人のしあわせのためでもあるのですから。

■第５４８回　すっぴんリップに自信ありますか？　唇のクレンジングの徹底を！　

　引き算メイクで人気のアイテム、真っ赤な口紅。アイメイクもチークも抑えて、リップにだけ鮮やかな色を持ってくるメイクはとってもチャーミングですね。

　ところで、唇のクレンジングはきちんと行なえていますか？　ちゃんと口紅を落とせていないと、唇が荒れるばかりか、口紅の色素が沈着して、唇の色が黒ずむおそれもあるのです。

　そうなってしまったら、顔色までもくすんで、透明感がなくなってしまいます。さらには、ピンクやベージュなどの淡くかわいらしい色の口紅も映えなくなるので、十分注意が必要です。



　しっかりと口紅をつけた日には、唇にスペシャルなクレンジングをする習慣を持ちましょう。リップクリームなどでの保湿ケアも、クレンジングが徹底されていなければ効果はでません。かさかさの乾燥リップになるのを避けるためにも心掛けてください。

　おすすめは食用のエクストラ・バージン・オリーブオイルを使ったクレンジングです。油でできている口紅は、オイルで落とすのが最適。肌なじみもよく、唇から浮かせるようにオフしてくれます。

　また、こすらなくてもスルリと落ちていくのがいいところ！　唇の皮膚は大変薄いので、摩擦で刺激を与えてしまうと、荒れや皮むけ、ひび割れを招いてしまいます。

　効果的な落とし方ですが、コットンにオリーブオイルを含ませたものを、しばらく唇の上にのせておくのがよいでしょう。その後そーっとやさしくふき取ったら、ぬるま湯で洗い流し、リップクリームを塗って仕上げます。



　特にメイクをしなかったという日でも、このケアを続けていると、うるうる、ぷるぷるの唇に！　唇が荒れがちという人は、週に２回は行なうといいでしょう。

　ツヤのない唇や傷んだ唇は、第一印象にも悪影響を与えます。きれいな色の口紅で決めた日ほど、唇のお手入れには気をつけて。いつでもすっぴんリップに自信が持てるあなたでいてくださいね。

■第５４７回　「変顔」で、小顔効果＆瞳イキイキ！　表情筋を鍛えて好印象を！！

　オーデで好印象を得られる要素のひとつに、「表情が豊かなこと」があるそうです。

　ところが実際は、緊張のあまり顔がひきつってしまったりもしますよね。

　また、「何を考えているのかわからない」と言われがちな方はいませんか？

　それは、思っていることが顔に出にくいせいです。これはどちらも、表情筋が怠けてしまっているため。

　本来、脳で感じたことは反射的に表情筋に反映されるものです（おかしければ笑うように）。

　うっかりすると、人間関係にも悪影響が起きかねません。表情筋をもっと動かして、「顔の筋トレ」を行ないましょう。

　これは小顔効果にもつながりますし、目の周りの筋肉を動かせば、瞳もイキイキ、キラキラしてきます。

　からだも、運動しないでじっとしていれば、いざというときに動きにくいもの。顔も同じことです。


　顔の筋肉をもっとも動かさないのは、ひとりでいるときでしょう。

　このときこそ、思い切り顔を動かすチャンスです！　いわゆる「変顔」をたくさんしましょう。誰に見られることもないので、いくらでもできると思います。

　顔を動かすパターンとしては、「あ・い・う・え・お」の発声をしながら行なうのが簡単で効果的です。「あ」なら「あ」と言う口を限界まで大きく開けて、それに合わせて目も思い切り見開きます。すると、同時にあごやおでこ、輪郭の筋肉も動かせているでしょう。これを数分繰り返すと、それだけで顔の筋肉がほぐれるのがわかると思います。

　こうしてしょっちゅう顔のエクササイズをしていると、顔の筋肉がとっても動かしやすくなってきます。うれしい、と思ったら、自然に表情にしてあらわせるようになるのです。

　そうなれば表情筋も鍛えられていき、些細な感情であっても、ちゃんと顔に出すことができます。特に役者志望の方にとっては、美のためにも、演技のためにも大事なことですね。

　顔の運動不足を解消すれば、魅力アップにも、コミュニケーションにも効果は絶大！　輝く表情には、思いがけないラッキーも飛び込んでくるはずですよ。