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2015年04月

■第４９８回　カロリーゼロの飲み物にご用心！

　冷たい飲み物が美味しい季節になりました。肌とスタイルのことを考えると、極力甘い飲み物には手を出したくないところです。

　たとえば同じ甘くて冷たいものでも、アイスクリームやシャーベットなら咀嚼をしますから、口の中で間が持って、食べたという満足感が得られます。ところがコーラやジュースは、あっという間にのどをすべり落ちていってしまうので、せっかくの甘みもゆっくりと味わうことができません。

　飲み物で糖分をとるのは、とても不利なのです。

　そこで人気なのが、カロリーゼロのコーラなどの清涼飲料水です。これには人工甘味料が使われているため、甘くてもカロリーゼロ。確かに理屈上はカロリーがないので、いくら飲んでも太らないことにはなります。しかし、だからといってカロリーゼロの飲み物を日常的に飲むことはおすすめできません。人工甘味料をひんぱんにとっていると、さらに甘いものへの欲望が高まると言われているのです。　

　次第にカロリーゼロの飲み物だけでは飽き足らなくなり、チョコやドーナツなどを一緒にとらずにはいられなくなって、かえって太る結果になるというデータもあります。

　さらに、甘い飲み物に慣れてしまうと、味覚もマヒして、油っこいものや味の濃いものしか美味しいと思えなくなる傾向があります。だしのきいた和食などの、薄味の料理は食べた気がせず、ファストフードや焼き肉、揚げ物といった高カロリー、高脂肪のものばかり食べたくなるというデメリットがあるのです。

　なので日頃のドリンクは、ミネラルウォーターか無糖の炭酸水やお茶と決めたいところです。

　でも、どうしても甘くてシュワっとしたものが飲みたくなることもありますね。そんなときは、メープルシロップ・ソーダがおすすめ。グラスに氷と、お好みの量のメープルシロップを入れたら、無糖の炭酸水で割ればOK。レモンをしぼれば、一段とさわやかです。メープルシロップにはたっぷりのカリウムが含まれていて、むくみ予防にもなるので一石二鳥なのです。

　日頃の飲み物に注意していれば、あわててダイエットをする羽目にもならずにすみます。甘い飲み物には、どうぞご用心!(^^)!

■第４９７回　目標とする人、お手本とする人の選び方。

　魅力。どんどん高めていきたいものです。

　どうすればもっと魅力的になれるか、どなたも模索を続けていることでしょう。自分の魅力をいつでも最大限に輝かせられたら、本当にベストです。何事にも自信を持って当たれますから、運も開けていくはずです。

　さて、自分の魅力アップを狙うとき、すてきだなと思う人をお手本にする場合があると思います。

　目標にしたいモデルさんなどのスクラップをして、しょっちゅう眺めるという方法も人気がありますが、その際に注意したいのが、その人になりきってしまうということ。憧れるあまりに、髪型もファッションもメイクも、その人そっくりにコピーしてしまう方がいますが、これはよろしくありません。それはもちろん、自分自身の持ち味が消えてしまうからです。

　お手本となる方を決める前に、まずは自分のキャラやチャームポイントといったものを確認しましょう。この作業は本当に重要なのです。

　それは、もしあなたが、とっても清楚でかわいらしい魅力を持っているのに、セクシーで野性味のある人をお手本にしてしまったら、これは大変！　せっかくの持って生まれた魅力が消えるだけでなく、本当の自分にはあり得ない魅力を無理やり後付けすることで、どこか無理をしている、痛い人になってしまうからです。

　こうした悲劇を避けるためには、お手本となる人を、自分のキャラに近い人、似たようなチャームポイントを持っている人に決めることが大切です。

　その人の見つけ方ですが、一番よいのは、その魅力に対して「親近感」と「共感」を持てる人を選ぶこと。これは自分自身に似通ったものがあるからこそ感じられる気持ちです。　　

　反対におすすめできないのが、「憧れてしまう」人です。自分にないものを持っている人には、憧れの気持ちを持つものです。それはそれでよいのですが、自分とかけ離れている人は、お手本には向かないのです。

　自分の魅力を200％発揮するには、持って生まれたすてきなところに磨きをかけること。これが鉄則です。

　自分らしくない魅力には目もくれない。そんな潔さを持っていたいものですね(^。^)。

■第４９６回　そのスポンジ、清潔と言えますか？

　日本人の清潔好きは、世界でもトップクラスです。あなたもきっと、朝ごはんは抜いても、朝のシャンプーは忘れないというほど、清潔を心がけているのではないでしょうか。　

　清潔感は、人の魅力を何倍にもアップさせます。品格にもかかわってくるので、大切に意識したいものです。

　ところが、意外に見落としがちなのが、メイク道具です。皮膚科に通っているのに、いつまでもニキビが治らないという方がいたのですが、よくよく聞いてみたらファンデーションのスポンジを、最後に洗ったのがいつだかわからないとのこと。早速きれいに洗ってから使うようにしたところ、あっという間に治ってしまったそうです。それもそのはず、長いこと洗っていないスポンジには、雑菌がたくさん繁殖しているのです。

　また、チークが発色しないという方に、チークブラシを洗うことをおすすめしたところ、すぐに鮮やかな色が出るようになったとか。皮脂がついたままのブラシでは、きれいに色を肌に乗せることができないのです。

　メイク道具とは、直接肌に触れるもの。タオルのように、毎日洗う必要はありませんが、使うときには、清潔であるかどうかを確認する程度の心がけを持ちたいものです。

　スポンジの洗い方ですが、食器用の洗剤で十分に洗えます（肌の弱い方には専用のクリーナーを使うことをおすすめします）。

　ぬるま湯でスポンジを濡らし、洗剤をつけたらていねいにもみ洗いを。十分にすすいでしぼったら、清潔なタオルか、ティッシュを重ねたものの上に乗せて乾かします。ブラシも食器用の洗剤で、同様に洗えます。

　週に１度は洗うようにすると、肌へのダメージも避けられ、メイクのりも格段によくなります。念のため、スペアを用意しておくと安心でしょう。

　メイクは、言うまでもなくきれいになるために行なうことです。その道具にまで心が配れたら、コスメの効果を存分に得られるのはもちろん、自分の肌を大切に扱っているという雰囲気もにじみ出て、さらにワンランク上の美をゲットできるはずです。

　メイク道具に感謝して、もっと愛情を注いであげたいですね(^。^)。

■第４９５回　「万人受け」をやめたら、あなたらしさが輝き出す！

　いつもお読みいただきありがとうございます。

　最初から告知になってしまいますが、このたびわたしの公式サイトがオープンしました。

「ウエルネス＆ビューティーライター ユウコ公式サイトhttp://yukomotoyama.com/

　ぜひお立ち寄りいただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

　さて、それでは本題に入ります。あなたはメイクやファッションについて考えるとき、こんなことを考えてはいないでしょうか。

「誰からも好感を持たれたい」

　やはり人間、どんな人からも拒絶されるのは嫌なものです。

　でも、だからといって、世間に合わせることばかり考えていたら、自分の本来のよさはどうなるでしょう。あなたにしか出せない雰囲気が、どんどん薄まってしまいます。

　そしてやりがちなのが「異性受け」を狙うことです。

　たとえば出会いの場へ行くときに、これから出会う人たちから受け入れられることばかり考えて、コスメや服を選ぶとします。それはおそらく、どのファッション雑誌にも載っているような旬のスタイルでしょう。きっとそれなりに、すてきに装えると思います。

　しかし、そこにはあなた自身の主張というものはありません。

　人は見かけが９割と言われるほど、外見も自己紹介のうちです。せっかくの新しい出会いの場で、自分のキャラを伝えられないのはもったいないこと。その場でいいなと思われたとしても、それはあくまでも「そこそこ、平均点」であるあなたへの好感です。それではあまりにもつまらないこと。やはり、自分らしさを前面に出した状態で、好きになってもらわなければ、よいコミュニケーションもはかれません。

「万人受け」とは、実は自分のよさを隠してしまうことなのです。今日からこの概念を捨ててみませんか。そして、心の底から好きで、やってみたいメイクをして、着てみたい服を着て、出会いの場に行きましょう。そんな自分に好感を持ってくれた人となら、きっとすてきな関係が作れるでしょう。

　出会いの機会が増えるこれからのシーズン、臆することなく自分を表現していってくださいね!(^^)!。

■第４９４回　思いを叶えたければ、執着心は手放そう！

　願いはいつの日もわいてくるものです。行きたい、会いたい、買いたい。そして、きれいになりたい！

　そんな欲望を覚えると、多かれ少なかれ、そのことに執着してしまったりします。

　ひどい場合になると、それこそ四六時中そのことを考えて、思い続けることさえあります。

　しかし、こんな状態に陥ると、まずその願いは叶わないか、叶う時期がうんと遅くなってしまうようです。思えば子どもの頃、すごく欲しいものがあって、欲しい欲しいと、来る日も来る日も泣きながら訴えたモノほど、何故か買ってもらえなかったりしましたよね（笑）。

　執着心には、物事がスムーズに行くための循環を、さえぎってしまうチカラがあるようです。

　そもそも、執着心は、重くて粘っこくて、カチカチに硬い感覚があります。これが、願いに向かって飛んで行こうとする、思いの足をひっぱってしまうのです。さらさら、ふわふわとした、無重力のハートだったら、もっと軽く、楽に飛んで行かれるのに。

　すてきになって、しあわせになりたい！　そんな思いを叶えたかったら、執着は絶対にご法度です。願いが生まれたら、まずはそれを感じた自分の心に感謝しましょう。すてきな未来を設計してくれたことに、ありがとうと言うのです。

　そして、その後はもう、その欲望をさらりと忘れてしまいましょう。ぽーんと空高く、思いを放り投げたら、あとは涼しい顔をしていればよいのです。すでに思いが叶った気分を先取りして、ウキウキしていればもっとよいです。すでに叶った気分でいれば、現実は後からついてきます。

　思いを叶えてくれる宇宙のチーフ・プロデューサーは、こんなお気楽なドリーマーが大好きなのだそうです。大切な思いほど、全面的に信頼して、どーんと手放してしまいましょう。それは、欲望や夢に対するマナーでもあります。