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2014年10月

■第４６９回　「悪しき習慣」からの脱出法。

　どなたにも「やめたいもの」がひとつふたつあると思います。痩せたい人なら、スイーツやファストフードのような高カロリーの食べ物などでしょうか。中には「メイクを落とさずに寝ること」なんて打ち明け話をしてくれる人もいたりしますが^_^;。

　では、なぜやめたいと思っているのにやめられないのでしょう。その昔、「分かっちゃいるけどやめられない」という流行語があったのですが、これは間違った言い方です。本当に分かっているのなら、多少なりとも危機感というものを覚えるもの。ですから、きっぱりとやめざるを得なくなるからです。

　これ以上、続けたらまずいことになる！

　やめたいものをやめるには、このことを実感出来るか出来ないかどうかにかかっています。それには自分の状態を正しく把握出来ていなければなりません。きちんと客観的に観察してみましょう。

　すると、案外無理してやめなくてもいいことに気づくかも知れません。いつもきちんと運動して、野菜や果物もしっかりとっているなら、たまのスイーツぐらい、心のケアにもなるものです。ここで自分に厳しくし過ぎると、かえって後で反動が起きます。

　気を付けなければいけないのは、かなりよくない状況に追い込まれているのに、やめることを先延ばししている場合です。先延ばしすることで安心するのはよくありません。やめるのを遅らせた分、健康状態に問題が起こったら大変です。必要なら医師など、専門家に相談することもおすすめします。

　ちなみに、どうしてもコンビニで、お菓子を買うのがやめられないという人。ちょっと気合を入れて、平日だけがまんしてみませんか。そのご褒美に、週末が来たら４ケタほどのリッチなスイーツを食べるのです！　チープなお菓子をしょっちゅう食べるのは、実は自分をないがしろにしていること。自分に与えるなら、とびきり美味しいものに限りましょう。

　自分の心とからだを大切に思えば、悪しき習慣など簡単に捨てられます。自分をもっと、お姫さま＆王子さま扱いしてあげてくださいね!(^^)!

■第４６８回　「解除」と「設定」で、なりたい自分をインストール！

　ダイエットなど、美容の効果が上がらないと悩んでいる人。その原因は、もしかしたらあなたの心の中にあるのかも知れません。

「わたしなんて、どんなにがんばっても、やっぱり無理」

　ちらっとでもそんなあきらめの気持ちがあると、細胞は美に向かって動いてはくれません。現実とは、心の奥底にある意識が作り出しているからです。

　そこでまず、美容活動に取りかかる前には、心の中のネガティブなものを解除することからはじめましょう。パソコンも、余計なデータが残っていると、動きが遅くなりますね。わたしたち人間も同じことです。まず、どうして無理だと思うのか、その理由をひとつひとつ洗い出してみてください。どうでしょう？　案外、確固たる根拠など、浮かんで来ないのではないでしょうか。

　それでも理由が浮かんで来たら、こんな言葉で打ち消してください。

「それは単なる、思い込み」。

　仮に以前ダイエットに失敗していたとしても、今回は成功するかも知れません。同じ失敗を繰り返すという確証など、あるはずもないのです。そう考えれば、ネガティブなものに、現在の自分を左右されることもなくなります。ひとつ残らず、無理と思えるものを、この言葉できれいに解除してしまいましょう。

　続いて設定です。理想の自分をありありと思い描いてください。どんなスタイルになりたいか、ダイエットに成功したあかつきには、どんなファッションをしたいか、紙に書き出してみるといいでしょう。イラストにしてみるのもいいですね。そしてすでに、そうなってしまった気分になりましょう。うまくいった自分を先取りしてしまうのです。スポーツ選手は試合の前に成功している自分をありありと想像するイメージ・トレーニングを行なうことでよりよい結果につなげるそうですが、美容にもこの方法は応用できます。

　なお、この解除と設定は毎日行なうことをおすすめします。しつこいほど繰り返すと、すっかり細胞も「その気」になってしまって、あとは勝手に理想に向かって変化していくのです。

　そうなりたい、という希望は、なれるからこそ生まれるのです。どうぞ安心して、美容活動に取り組んでくださいね(^。^)。

■第４６７回　お手持ちのコスメが、一瞬にして高機能コスメに！

　コスメの新製品情報、気になりますね。特に今の季節は、夏に浴びた紫外線の影響で、肌のくすみや乾燥が気になるとき。過酷な冬に向かってスキンケアのテコ入れをしたいところです。

「となると、今使っているコスメでは、ちょっとパワーが足りないな。だからと言って、買い替えるのはもったいないし、お金もピンチ。どうしよう！」

　そんな切実な声を解決してくれるのが、チューンメーカーズの「スペシャルエッセンス」シリーズです。コスメに使われる原料そのままが瓶に詰められたエッセンスで、ニキビや乾燥といった、それぞれの肌のお悩みをピンポイントでケアしてくれるのです。

　そしてこれは、あらゆるローションやクリームに数滴混ぜて使えるのがポイント。お手持ちのコスメが、一瞬にして現在のトラブルに対応する高機能コスメにグレードアップしてしまうのです。

　１本用意しておくと安心なのは「VC-3　ビタミンC誘導体 配合」(10mL 1，620円)です。肌の調子がくずれる大きな原因になる、水分と油分のアンバランスを整えて、美肌のベースを作ってくれます。ニキビが出来そうなときにもおすすめ。

　空気が乾いていくごとに、肌も乾燥してしまうという人は「酵母エキス配合」（10mL 1，296円）をぜひ。キメも整って、つるんとした印象の肌になれます。

　また「VC-3　ビタミンC誘導体 配合」は、ハンド＆ネイルに使うと、効果は絶大！　寝る前にハンド＆ネイル兼用のクリームを少し多めに塗ったら、続けてこのエッセンスをたっぷり10滴ほど手に取って、重ねて塗り込んでいきます。そして手袋をして寝れば、朝には手も爪も、ツヤツヤに。肌のトーンも明るくなって、まさに白魚のように透き通った、きれいな指先と手になれます。

　新製品ハンティングも楽しいですが、このような堅実なコスメも、知っておいて損はありません。自分の肌をよく観察しながら、その時その時に必要なものを、プラスしてあげてくださいね(^。^)。

■第４６６回　「書く瞑想」で自分メンテナンスを。

　毎日ハッピーに過ごしたいけれど、時折やって来る「悩みごと」。一度ハマってしまうと、なかなか抜け出せないものです。悩みの種類にもよりますが、大体は誰かに相談したりするなど、その解決策を自分の外側へ求めることが多いのではないでしょうか。

　それでズバッと答えが出ればよいのですが、人に話せば話すほど、かえって迷いが生まれてしまう場合もあります。そんなときにぜひ試していただきたいのが、「書く瞑想」です。

　静かな場所でひとりきりになり、ゆっくりした呼吸を繰り返しましょう。瞑想をはじめる感覚で、心を落ち着かせます。焦りや苦しさ、悲しさといった気持ちが残るようであれば、無理に消そうとせず、そのまま受け入れてください。

　気持ちが整ってきたら、紙とペンを用意します。そして何も考えずに、ただ心に浮かんで来る言葉だけを、ひたすら書き出していきましょう。ひとつ書いてみると、思いのほかどんどん言葉が次々に出てくるものです。誰に見せる必要もありません。何も制限せず、自分の中から湧き上がってくるものを、全部外に出すイメージで、書いて、書いて、書きまくってください。

　すべて書き切ってしまうと、かなり気が軽くなります。どんなに親しい人に対しても言えないことを、包み隠さずさらけ出せば、心から毒素がすっきり抜けるからです。脳科学の世界でも、頭の中にある恐れや不安は、書き出すことで軽くなると言われています。

　さらに心の中にあったものを文字にしてみると、自分に対する新たな発見も出来るもの。すると自分への理解も深まり、自信が湧いて来ます。悩みごとに振り回されて、ちょっと弱くなっていた自分に、チカラが戻って来るのが感じられるでしょう。

　何かに悩んだときは、自分の本質とつながるチャンスでもあります。徹底的に向かい合って乗り越えた日には、きっと一段とすてきな、いい顔になっているはず。

　人の心をつかんで離さない真の魅力は、心の奥を見つめるたびに育っていきます。「書く瞑想」で、定期的に自分メンテナンスを行なってみてくださいね(^。^)。

■第４６５回　毒をためないからだを作る。

　すっきり軽やかなからだに、透明感あふれるイキイキした肌。そのためには毎日のデトックスが欠かせません。毒素をからだにためたままにしていると、大事な血液が汚れます。代謝も下がって冷えも招きます。これこそダイエットとスキンケアの最大の敵です。からだにはいつも順調に「毒を出す」仕事をしていてほしいもの。これで美容のほとんどの悩みは消えてしまうからです！

　さてこのデトックスですが、毒は何を通じて出ていくのでしょう。20％は尿から、3％は汗から、髪と爪からが1％ずつで、なんとその75％は便から出ると言われています。つまり毎日のお通じこそ、美のキホンなのです。対策としては、食物繊維と水分をしっかりとって、適度な運動をする。これはもうご存じのことでしょう。野菜は温野菜はもちろん、酵素がとれる生野菜も両方とりましょう。水分はなるべくノンカフェインのものを。カフェインは利尿作用が強いので、かえって水分不足になりがちになるのです。そして運動は、ヨガやストレッチの腰をツイストする動きや、おなかにチカラを入れながら行なうウォーキングがよく効くようです。

　それでもダメな場合は、数日間「小麦製品」をやめてみることをおすすめします。パン、パスタ、うどん、お好み焼き、ピザなどなど。さらに皆さんの大好きなパンケーキ、ドーナツ、ケーキもです。小麦は消化によくなく、腸にとどまってしまいがちなのです。また、焼いたパンやクッキーには要注意。その小麦の粉が腸にはり付いて、便の通りが悪くなります。

　そこでもう少し「お米」を見直してみませんか。お米は太る、美容に悪いと思われがちですが、食べ過ぎなければむしろダイエットには効果的。お米を避け続けていると、糖分が足りなくなるので甘いものがほしくてたまらなくなったりもします。最低でも１日１膳はいただくようにしましょう。男性に便秘が少ないのは、腹筋が強いからという理由のほかに、お米をしっかり食べているからという有力な説もあります。

　食べ物が美味しくなるこの季節、無形文化遺産となった「和食」の美味しさを再発見しながら、毒をためないからだ作りに励みましょう！