ビューティー・サーカス

2014年09月

■第464回 「息止めウォーキング」のすすめ。


 ちょっと運動不足を感じたときに、手軽に出来るウォーキング。秋晴れの空の下を歩くのは気持ちのいいものですね。

 このウォーキングですが、実は歩きながらあることをすると、効果が何倍にも上がるのです。
 今週はその秘密をご紹介します。

 それは、歩いているときに「息止め」をすることなのです。まず楽なリズムで歩きながら、息を思い切り吸い、いったん止めます。そして無理のない程度に辛抱したところで、ゆっくりと息を吐き出します。このとき、からだの中にある悪いものが吐く息と一緒に、すっきりと外に出て行くことをイメージしましょう。そして吐き切ったら、また息を吸って止めて、同じように吐くことを繰り返します。注意していただきたいのは、連続して行わないことです。呼吸が普通に整うのを待ってから、次の息止めをしましょう。

 この「吸って、吐いて、止める」を行ないながら歩くと、血液の循環が短時間で活発になります。 特にうっ血しやすい末梢血管への血流がすぐによくなるので、むくみ解消や脂肪燃焼もスムーズに。

 さらに悩みごとなどで心がへこんでいたり、ネガティブなことばかり考えてしまうときにも効き目は絶大です! 脳に酸素がいきわたることで、脳が元気づけられて力強い発想が湧いてくるのです。現状を打破しようというガッツも出てきますよ。

 自分の目指すイメージをありありと思い浮かべながら行なうのも超おすすめです。酸素が満ちた脳はとても活性化しているので、そのイメージが実現するためのヒントが降りてきやすくなるのです。大切な何かがひらめいたら、忘れないようにメモをとっておきたいですね。

 くれぐれもがんばり過ぎない程度に、「息止めウォーキング」楽しんでみてください。現在も、未来も、自分のパワーで変えていきましょう(^_^)/!





■第463回 爪にも、リフレッシュ休暇を。


 ネイルのおしゃれ、楽しんでいますか? 最近は男子もすてきなネイルアートを施す時代。爪がきれいだと、それだけでテンションが上がるものですね。

 デザインにこだわるのも大切ですが、それ以上に意識していただきたいのが、爪の健康状態です。ジェルネイルが人気ですが、ずっと行ない続けるのは禁物です。ときどき、お休みの期間を設けてあげてください。樹脂ののりをよくするために、爪の表面にやすりをかけるため、ひんぱんに繰り返していると、次第に爪が薄くなってしまうそうなのです。たっぷりとネイルオイルやクリームを塗り、ついでにマッサージもしましょう。爪を指の腹でそっと、円を描くようにしてあげると、爪の成長もうながします。

 また、マニキュアユーザーの人にお願いしたいのは、除光液の使用回数を減らすこと。マニキュアを落とすときに、同時に爪の水分もこすり落としてしまうからです。特に「アセトン」の含まれている除光液は、爪にとても負担をかけますので避けてください。無印良品の除光液(100ml 500円)は、アセトンフリーで爪にやさしいのでおすすめ。天然のオレンジオイルが配合されていて、爪が白くなりにくいので安心です。

 そして、爪の切り方にもご注意を。本当は爪切りを使わずに、やすりで形をととのえていくのが理想なのだそうですが、どうしても手軽な爪切りを使ってしまう、という人も多いでしょう。爪を切る際は、お風呂上りが絶対おすすめ。爪が水分を含んでやわらかくなっているので、爪への刺激が少なくてすみ、ひび割れも防げます。そして、切ったあとはやすりをかけましょう。

 爪は一度傷むと、修復までに時間がかかります。時には、「素爪」でいるのもかわいらしいものです。爪にも、肌や髪と同じ感覚でケアをしてあげましょう!(^^)!





■第462回 菓子パンが大好きで、やめられないあなたへ。


 わたしの行なっているダイエット・メールカウンセリング(詳細はブログ『ゴーゴー! 美容道 / ユウコのBrand New Life!』をご覧ください)では、皆さまの1週間の食事内容を拝見しているのですが、驚くのが、朝食や間食に菓子パンを食べている人が圧倒的に多いことです。極端な場合は、6〜7個の菓子パンだけで1日の食事を終えてしまう人も。

 なぜそんなに菓子パンを食べてしまうのかとおうかがいすると、不思議なくらい同じ答えが返ってきます。どうしてもつい、食べたくなってしまうのだと言うのです。

 脅かすわけではないのですが、実は菓子パンには、ちょっとした中毒性があります。あの口当たりのよさ、甘さ、「ケーキよりはまし」という根拠のない安心感(笑)。そして小麦に含まれるエクソルフィンという物質が持つ食欲増進効果。これがあなたが菓子パンから離れられなくなる理由です。

 しかも菓子パンはご存じの通り、高カロリーでありながら、ひとつ食べたくらいではお腹が満たされない困った食べ物。栄養のバランスもよくありません。実際、菓子パン中心の食事をやめて、ごはんと味噌汁とおかず、という一汁三菜のメニューに変えると、何もしなくても皆さん、楽々と痩せていくのです。

 では、この菓子パン中毒から抜け出すことの出来る魔法の食べ物をご紹介しましょう。それは、さつまいもです。さつまいもを食べると、ドーパミンという快楽ホルモンが出ます。これは菓子パンを食べたときも同じように出るもの。

 しかし、さつまいもには菓子パンとは比較にならない栄養素がたくさん含まれています。その最たるものはビタミンCとカルシウム。どちらもストレスをやわらげ、食べ過ぎを防いでくれます。さらに女性ホルモンの分泌も上げてくれて、バストを減らすことなく痩せられるという効果も。

 甘いパンが食べたいな、と思ったら、ぜひさつまいもを食べてみてください。その満足感を覚えたら、断然「おさつ派」になること間違いなしです! さらにはお通じもよくなり、デトックス効果でお肌もぴかぴかに。

 これからますますさつまいもが美味しくなる季節です。からだにやさしい「正しい食べ物」で、無理なく健やかに、理想のボディを作っていってくださいね(*^。^*)。





■第461回 なぜあなたは、食べ過ぎてしまうのか?


 ダイエットに失敗する一番の理由は、食べたいという気持ちに負けてしまうこと。わたしを含め、誰もが一度は経験していますよね。

 しかし、人間は普通に食事をしているならば、何も特別にダイエットなどしなくても、びっくりするほど太ったりはしないものです。たとえば旅行や年末年始など、ごちそうをいただく機会が多いときは、どうしても普段よりリッチな食事で、体重が増えてしまうこともあるでしょう。その程度ならば、数日食事量をいつもの8割くらいに押さえれば、自然にもとに戻っていきます。ですから、本来当たり前に暮らしているならば、年がら年中ダイエットをする必要などないはずなのです。

 ところが、ちょっと気を抜くとすぐに太ってしまうという人がいます。それはどうしてでしょう? やはり、普通とは言えない食事をしているからです。毎食甘いものを必ず食べていたり、1日に何度も間食をしているなどと。

 このような「食べ過ぎ」が日常化してしまう大きな理由に、メンタル面の問題があると思います。特に、淋しさや、自分に自信がないといった気持ちは、たくさんの食べ物を必要とさせます。食べることで心のすき間を埋めようとしたり、食べ物をからだに入れることで、自分を守ろうとする心理が働くからです。

 不思議と絶好調なときには、食べることを忘れてしまっても、なぜか元気でいられたりしませんか? ハッピーな恋をすると痩せてしまうのは、まさに必要以上の食べ物をからだが拒否することにあるのです。

 いつもより多めの食べ物を欲してしまうときは、まず心のケアをしましょう。淋しければ素直に誰かに気持ちを伝えて、甘えてみてください。そして自分に自信がないとき。もしも自分の価値を、人からの評価で決めているのならば、それは間違いだと知りましょう。

 そもそも自分に自信がないと思ってしまうその謙虚な気持ちはすばらしいもの! あなたはもっと自分を好きになっていいのです。そこから食生活が、人生が変わっていきます。大切なあなたのからだです。必要以上の食べ物で傷めないであげてくださいね。




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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