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2014年05月

■第４４７回　バリ発★奇跡のウルトラビューティーオイル！

　スキンケアアイテムの中では、断然オイルが大好きなわたし。100％天然のオーガニックなオイルさえあれば、他には何も要らないと言いたいくらい、様々なオイルとともに美容活動に励んでおります。以前にこのコラムで馬油のお話をしたところ、大変ご好評をいただきましたが、今週はこれをしのぐ、すぐれもののオイルをご紹介いたします。
　その名は「ボカシオイル」（35ml 710円）。バリではなんと各家庭に１本はあると言われているほど、愛用されているオイルです。
　ココナッツ、カユプテ、シトロネラ、クローブ、フェンネル、シナモン、ペパーミントの精油がブレンドされているこのオイルがバリの人々にとって欠かせない理由は、とにかく効果が多岐にわたるため。やけどからすり傷、ねんざ、肩こりなどなど、ほとんどのトラブルをカバーできる万能オイルなのです。
　しかも塗るだけでなく、内服もOKで、咳や胃もたれ、便秘などが気になるとき、バリの方たちは水やお湯に数滴溶かして飲むそうです。
　そしてこのオイルは、これからの季節にとても重宝します。気温や湿度が上がるにつれて、オイリーになりがちな肌をととのえ、ニキビを撃退してくれるのです。
　また、夏場には虫よけスプレーとデオドラント製品が欠かせない方も多いと思いますが、ボカシオイルがあれば大丈夫。気になるところに塗っておけば、虫さされも、においの心配もありません。ちなみに虫よけは肌に刺激を与えますし、デオドラントは毛穴をふさいで汗腺の働きを鈍らせてしまうので、からだのためにはおすすめ出来ないものです。ぜひこの夏からきっぱりとお別れしてほしいと思います。
　現在のところ、購入するには通販が一番手軽なようです。毎日を健やかに、快適にしてくれるバリの自然の恵みに感謝しながら、自分の心とからだを大切に取り扱っていきましょうね(^・^)。

■第４４６回　オンリーワンの輝きのために。

　ここ一番の勝負のときなのに、どうしても自分に自信が持ち切れないことってあると思います。たとえば大事なオーディションの日に、いやに周りの人がとても光って見えて、気後れしてしまうなど。
　この「根拠のない自信のなさ」は、いったいどこからくるのでしょうか。
　これは、日頃の自分の言動に大きな原因があるのです。あなたは、自分が感じたこと、思ったことをしっかり口に出しているでしょうか？　
　真剣に感じたことなのに、言葉にすることをためらってしまうのは、嫌われたくないとか、バカにされたくないという気持ちがあるからでしょう。拒否されることはやはり怖いものです。しかし、だからといって、いつも当たりさわりのない発言ばかりしていると、いつの間にか自分の感情をおさえることに慣れてしまいます。すると、だんだん自分の中からエネルギーが減っていくのです。
　心に浮かぶ思いというのは、自分が自分らしくあるためにわき出たもの。これを頭からおさえつけてばかりいたら、あなた自身という唯一の個性が消えてしまいます。他の人と自分を比べて、見劣りするような心境になるのはこのためです。
　試しに、信頼できる家族や友達に、今まで言えなかったことをひとつ、思い切って言ってみてください。心の底からものすごいパワーがわいてきますよ。
　心の中に浮かんだ考えや思いは、ぜひ伝えるようにしましょう。そのことがもしも、誰かを傷つける恐れがあるのなら、十分に言い方を工夫して、慎重に話せばいいのです。
　こうして自分の気持ちを大切に取り扱っていけば、あなたにしか出せないオーラが生まれます。それは誰ともくらべられない、オンリーワンの輝き！　これさえあれば、どこへ行っても堂々と自分らしく、胸を張っていられます。
　あなたの発言で救われたり、癒されたりする人もきっといることでしょう。自信を持つためには、まず感情を言葉にすること。いつも忘れないでいてくださいね(^・^)。

■第４４５回　あの頃のテーマソングをもう一度。

　ゴールデンウィークが過ぎると、毎年話題になるのが「５月病」。新しい環境になじもうとがんばってきた疲れが出る時期です。おしゃれする気もなくなってしまったり、甘いものを食べ過ぎてしまうなど、美容状態も悪くなりがちなときでもあります。
　人間は変化に適応しようとすると、想像以上に強いストレスを受けるのだそうです。これは心にとっても、からだにとっても大きなダメージ。弱ってしまってもしかたないのです。
　理想や夢に向かってまい進していたのに、このところ調子が出ない、という方は、一度立ち止まってゆっくり自分と向き合ってみることをおすすめします。そして、決して元気の出ない自分を責めないでください。疲れている自分を、まるごと認めて、ゆるしてあげてほしいのです。人間は機械ではないのですから、ダメなときもあって当たり前。ですから堂々とペースを落としていいのです。
「自分には、不調になる権利がある！」こんなふうに考えてみると、気が楽になります。
　そして、ひとつ思い出してほしいものがあります。それは、何かに夢中になってがんばっていた頃によく聴いていた音楽です。思い浮かんだら、すぐに聴いてみてください。一気に当時の自分にアクセスできます。すると、あの頃のやる気に満ちていた感じがよみがえってくるから不思議です。絶好調だった頃のテーマソングは、一生自分を励まして、エネルギーを注いでくれるのです　
　となれば、これから先も、絶好調なときにこそ好きな音楽をたくさん聴いておくといいですね。この音楽たちが、未来の自分も支えてくれると思ったら、いつかくる低迷期への不安も薄らいでいくことでしょう。
　また、ダメな期間は、ジャンプするための準備期間とも言えます。とにかく焦らずに淡々としているのが一番。あの頃のテーマソングからチカラをもらいながら、ゆったり、のんびりと過ごしていれば、いつの間にか抜け出せてしまうものですよ!(^^)!

■第４４４回　怒らないと決めたら。

　美容にとても悪いこと。色々思い浮かぶと思います。睡眠不足、運動不足、ビタミン・ミネラル不足などなど……そんな中、皆さんが日頃あまり意識していないことに、「怒り」があります。怒ることは、本当に人から美しさを奪うのです。
　それは、単に怒っているときの顔がかわいくないというだけではありません。肌にも髪にも、そしてダイエットの効率にもはっきりとした悪影響がおよぶのです。
　その理由は、怒ると血管が収縮してしまうことにあります。血管がかたく縮こまれば、血液がからだのすみずみにまでいきわたらなくなり、肌はくすみます。健康な髪の生え変わりも遅くなります。さらにはからだが冷えて代謝が悪くなるので、太りやすく痩せにくくなってしまうのです。
また、怒りにまかせて食べ過ぎてしまうということもありますね。イライラが余計な食欲を呼ぶことは、あなたももう、実感としてお分かりだと思います（わたしもです！）。
　コンスタントに美しさをキープするために何よりも大切なのは、穏やかで、ほがらかな心。これは本当に人間の美を100％輝かせてくれるものなのです。
では、「怒らない心」はどう育てていったらよいのでしょうか。ひとつアドバイスさせていただくとしたら、おそらく人は、人に対して怒ることが圧倒的に多いと思います。その人の態度や言動に対して、カチンとくる場合がほとんどですよね。
　そこで意識したいのが、「仕方なかった」という解釈です。きっとあなたを怒らせた人には、そんな態度や言動をあらわさずにはいられない、何かの事情があったのです。そう思えば、怒りは「許せる心」に変わります。すると、不思議なくらい気持ちが楽になります。　
　そんなときのあなたのまなざしは、たとえようもなくやさしい光を放っていることでしょう。その輝きこそ、どんなコスメでも作れない、あなたにしか出せない美しさなのです。　
　そして、怒らないと決めたら、その日から要らないストレスとも縁が切れます。怒らない決心、してみませんか？

■第４４３回　頭皮にやさしい暮らしのすすめ。

　気温が上がるにつれて、髪のべたつきが気になるかたが増えているようです。朝にシャンプーをしても、夕方には手ざわりが変わってくるという場合は、頭皮の環境を見直してみましょう。
　注意したいのは頭皮を刺激することです。必要以上の刺激が加わると、皮脂腺が活発になり、ますますオイリーになってしまうのです。清潔がいいからといって、朝晩２度もシャンプーするのはよくありません。熱めのお湯で洗うのもやめましょう。シャンプーは毎日１度で十分です。その際、決して頭皮をゴシゴシこすらないように。指の腹で頭皮をやさしくプッシュしてあげると、血行がよくなり皮脂バランスがととのいます。さらに髪の生え変わりも助けてくれて、強く健康な髪が育ちます。
　オイリーヘアのかたにおすすめなのは、「炭」のシャンプーです。頭皮に負担をかけずにしっかり毛穴の奥の汚れまで落としてくれます。ペリカン石鹸の「泥炭石 竹炭シャンプー 」（450ml 1，620円）はすぐれた洗浄力でありながら、髪をきしませないのがポイント。さらさらに仕上がります
　シャンプー後はすみやかに乾かしてください。髪や頭皮を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、嫌なにおいの原因になります。
　食生活にも気をつけましょう。揚げ物は控えることをおすすめします。どうしても皮脂の分泌が過剰になってしまいます。特に売っている揚げ物は、油の質が悪い恐れもあります。
　そして脂質の代謝をうながし、皮脂の分泌をコントロールしてくれるビタミンB2の含まれた食品をとりましょう。海藻類、レバー、アーモンド、納豆などがおすすめの食品です。チョコレートが食べたいならアーモンド入りのもの、お味噌汁にはいつもわかめを加えるなど、工夫してみてください。
　また、疲れやストレスも頭皮の環境を悪くします。もしもいつもより、髪がオイリー気味だなと感じたら、十分に休み、リラックスする時間をとることです。髪のべたつきは、「がんばり過ぎ注意報」でもあるのです。自分にやさしくすることも、さらさらヘアの秘訣ですよ(^・^)！