2014年04月
■第442回 「甘やかしケア」で、かかとをきれいなピンク色に!
ミュールやサンダルの季節まで、カウントダウンに入りました。足裏やかかとの様子はいかがでしょうか。いつでも素足で出かけられるよう、そろそろお手入れのはじめどきです。
かかとや足裏が硬くなってしまった場合、やすりなどで削りたくなるものですが、これは意外に効果がありません。摩擦による刺激から肌を守ろうという反応が起きて、角質がもっと厚くなってしまうからです。
どうしても一度しっかり角質を落としたいという場合は、専門のフットケアサロンで、プロの施術を受けることをおすすめします。自分で行なうと、つい削り過ぎて、足にとって必要な角質まで落としてしまいがちなもの。これは皮膚トラブルの大きな原因になるので要注意です。
それよりも、削り落としたい気持ちをぐっとおさえて、まず1週間、しっかり保湿をしてください。お風呂上がりの清潔で血行がよくなった足に、スペシャルオイルを塗ります。これはお手持ちのオイルかボディクリームに、ベンゾイン(安息香)のエッセンシャルオイルを数滴混ぜたものです。ベンゾインは角質をやわらかくする効果があり、数日使っただけで手触りが違ってきます。香りも甘く、バニラのようで、しあわせ気分でお手入れできますよ。
こうして皮膚にうるおいと栄養をしっかり与えたら、いよいよ角質を落としていきます。リベルタの「ベビーフット イージーパックSPT 30分タイプ」(1,728円)は、フルーツ酸のチカラで皮膚に負担をかけずに要らない角質だけを落とせるすぐれもの。30分間しっかり皮膚にジェルをなじませたら、よく洗い流します。そして5日から7日ほど経つと、角質が面白いようにはがれはじめます。ただし、角質は数日間はがれ続けるので、その間は部屋でも靴下をはいていないと、床が角質だらけになってしまいます(笑)。もちろん角質が落ちた後は、ベンゾイン入りのスペシャルオイルでの保湿をお忘れなく。
足裏は削らず、やさしく甘やかすケアが一番です。やわらかなピンク色のかかとで、今年も素足のおしゃれを楽しみましょう(^・^)!。
■第441回 デトックス・シーズン到来!
春の光がまぶしいこの頃、体調はいかがでしょうか? 今の時期は「木の芽どき」と呼ばれ、体調や心の様子が不安定になりやすいときです。急激な寒暖差がからだに負担をかけるためだと言われていますが、さらに大きな原因は、 冬から持ち越した毒素がからだから抜けていないことです。
冬の間は水分摂取量が減ったりして、どうしてもデトックスがスムーズにいかないもの。気温が上がるにつれて、からだも要らないものを捨てようとしはじめます。このリズムに乗って、からだの中をすっきりクレンジングしましょう。
以前にもお話しましたが、解毒の作用が一番活発に働くのは午前中、特に目覚めた直後です。今週は、このチャンスを最大に生かせる、「朝デトックス」の方法をお伝えいたします。
まず目が覚めたら、ベッドの中で簡単なヨガのポーズを行ないましょう。「ガス抜きのポーズ」という、寝たままでできるとても気持ちのいいポーズです。あお向けになって両脚を揃えて両ひざを立てたら、そのまま両手でひざを抱きながら、胸の方に近づけていきます。このポーズでゆったりとした呼吸を5カウント。腸の動きが活発になる、デトックス効果抜群のポーズです。
続いて朝食ですが、朝一番のデトックスを促進するために、カフェインは控えてください。カフェインはからだの水分を減らすため、毒素の排泄が行なわれにくくなってしまうのです。朝のコーヒー代わりにおすすめなのは、ローズマダムの「たんぽぽ珈琲」(1,944円)です。たんぽぽの根を炒って粉状にしたもので、コーヒーに似た風味がある、美味しい飲み物です。
たんぽぽのコーヒーのよさは、肝臓ケアの効果があること。お酒なんて飲まないわ、というかたでも、スイーツは大好きですよね。実は砂糖も肝臓に負担をかけてしまうのです。
肝臓はからだの毒素をすべて解毒させる、美容にとっても大切な臓器。日常的にもたんぽぽのコーヒーでいたわってあげたいものです。
春は何かと予定が多く、ストレスもたまりやすい季節。余計なものまで抱え込むことなく、軽やかに、ほがらかに過ごしていきたいですね(*^。^*)。
■第440回 ありのままの瞳で、勝負してみませんか? (その2)
先週の続きですが、必要以上にボリューム感のあるつけまつ毛やエクステ、そしてカラコンをすると、なぜ自分の魅力が最大限にアピールできなくなるかと言えば、こ
れらは目の表情を消してしまうからです。
心から笑ったときに、きらっと輝く瞳は本当にチャーミングなものですが、これらのアイテムはあまりに不自然に目もとを目立たせるため、その輝きが埋もれてしまう
のです。少し過激な言い方をすれば、人間の目ではなく、人形の目になってしまうという感じです。
そこで、まずは自まつ毛を最高の状態にもっていくことを目指しましょう。髪にトリートメントをするように、まつ毛にも美容液を欠かさないでください。ロングセ
ラーになったアンファーの「スカルプDボーテ ピュアフリーアイラッシュ」(1,680円)は、やはりすぐれもの。まつ毛を強く、しっかり育ててくれます。
そしてビューラーで好みのカールをつけたら、マスカラ下地を塗ります。これはスキップせず、きちんと塗りましょう。このひと手間で、次のマスカラが断然きれいに
つきます。おすすめはキャンメイクの「キャンメイク クイックラッシュカーラー」(680円)。カールのキープ力が優秀です。色はブラックが使いやすいでしょ
う。これはマスカラの後のトップコートとしても使えて、とても便利。下地とトップコートを使うことで、まつ毛メイクのクオリティはぐーんと上がります! また、マ
スカラはまつ毛全部に均等に塗ること。塗りにくい目頭や目尻の部分は、歯間ブラシを使うとうまくいきます。試してみてください。
瞳のお手入れも忘れずに。スマホの使用時間が1日1時間以上、という人は特に瞳のケアが大切です。バイシンの「ウェイクアップキュア」(880円)はアイメイク
の前に1滴すれば、疲れ目もすっきり。アイシャドウの色も映えます。寝不足のときの充血にも効果的です。
自分のまつ毛と自分の瞳で勝負するのが一番です。それこそが、持って生まれた「誰にも似ていない、オンリーワンの魅力」。これを味方にすれば、あなたの夢がきっ
と現実に変わります!(^^)!
■第439回 ありのままの瞳で、勝負してみませんか? (その1)
やっと、やっと春が来ましたね。重いコートから軽やかなジャケットに着替えると、それだけでなんだかいいことが起こりそうな気がします(*^。^*)。
服装もあざやかになるこれからのシーズン、メイクもぜひ衣替えしたいもの。春らしく、より愛らしくなるために提案したいのが、アイメイクの見直しです。
目ヂカラアップのためには、ボリューム感たっぷりのつけまつ毛やエクステ、カラコンは欠かせない。それも確かに常識かも知れませんが、今週は、それをちょっと忘れてみることをご提案します。
ナチュラルメイクという言葉があります。これは、一般的に男子受けがいいと言われています(笑)。
では、いったいナチュラルメイクの定義とは何でしょう? そうたずねると、大抵「薄化粧」という答えが返ってきます。これは、半分正解。正しくは、「自分の顔を最大限に生かしたメイク」だとわたしは思っています。
たとえばタレントの誰々風メイク、というのをしてしまうと、そのタレントが自分に近い雰囲気を持っていない限り、自分の顔の持ち味は消えて、その他大勢といった感じになってしまいます。これではメイクをした意味がなくなりますよね。
あなたらしさという唯一の魅力を十分に発揮するには、やはりアイメイクが勝負どころです。目とは、その人のすてきなムードが一番漂う場所。しかし、そこに「自分のものではないアイテム」を加えると、そのムードはあっけなくこわれてしまいます。これはとてももったいないこと。
本来持って生まれたまつ毛の質や瞳の色は、あなたという人をもっとも引き立ててくれる、貴重なパーツなのです。このふたつをあまりにいじってしまうことはおすすめできません。あなたという人の魅力が、アピールできなくなってしまうからです。
でも、やっぱりまつ毛は長く見せたい、瞳もきれいに見せたいという方、ご心配なく。次回、その簡単な方法をお伝えします。
新しい季節に、新しいあなたの魅力を思い切り開花させましょう! 来週まで引っ張ってしまって申し訳ありませんが、どうぞお楽しみに!(^^)!
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/