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2013年09月

■第４１２回　髪もまつげも、同じくらい大事にケアして！

　先日、デパートのパウダールームで隣り合わせになったかたが、それは思いっきり、ベリッと音がしそうなほどの勢いで、つけまつげをはずしていました。急いでいたのかも知れませんが、これはNGです。
　また意外に見かけるのが、平気でまぶたをゴシゴシこすること。こんな刺激を与えたら、まつげも、まつげの生え際も傷めてしまいます。ヘアケアは丁寧にするのに、まつげには無頓着というのでは困ります。どちらも同じくらいいたわってあげてください。大切にすればするほど、まつげは応えてくれるもの。お手入れ次第で、濃くも長くもなるのです。　
　つけまつげをはずすときには、慎重すぎるほど慎重に。自まつげも一緒に取れてしまわないよう、確実につけまつげだけをはずすように心掛けましょう。
　目尻の皮膚を引っ張り上げて、つけまつげの端を確認します。端の部分を親指と中指ではさんだら、目尻側からそっとはがします。もしここで痛みを感じたら、いったんストップ。つけまつげにそっとアイメイクアップリムーバーをなじませて滑りをよくしてから、ゆっくりとはがしていきましょう。
　ビューラーのゴムも要チェックです。ゴムが少しでもすり減っていると、まつげを傷めてしまいます。常にスペアを用意し、定期的に取り替えてくださいね。
　そして髪にトリートメントをするように、まつげ美容液も使ってください。アンファーの「スカルプDボーテ ピュアフリーアイラッシュ」（6ml 1，680円）は、毛髪技術をまつ毛の育毛に応用した美容液です。毎日のビューラーで弱って来たまつ毛や毛根に栄養を与えて、強く、しっかりしたまつ毛をサポートしてくれます。エクステの上からでも使用OK。ハリやコシも出てくるので、マスカラを重ね塗りしなくてすむようになるのもうれしいのです。
　目ヂカラアップのために、いつもがんばってくれているまつげ。感謝をこめてお手入れしたいものですね(^・^)。

■第４１１回　相手の心を動かすための100秒ルール。

　集中力、大切なものですね。ほとんどの中学・高校での授業が、１コマにつき40〜50分なのは、それが集中力の限界だからなのだそうです。ところが、実は人間が相手の話をぐっと集中して聞いていられるのは、わずか100秒なのだとか。言われてみれば、友達との会話も、相手があまりにだらだら話していると、だんだんその話へのテンションが下がっていくものです。
　100秒と言えば、おおよそ１分半。自分の思いを相手に確実に届けるには、このわずかな時間で勝負することが大切です。特にオーディションのときには心掛けていたいもの。審査員の印象に残るには、ルックスや経歴などよりも、短すぎる時間の中で自分の伝えたいことを言えるチカラが一番重要とも言えるのです。
　もちろんこの100秒ルールが生きるのは、オーデだけではありません。仲よくなりたい人と親密になりたいときや、大好きな人の心を動かすのにも効果は絶大！
　また、わずかな時間で話をまとめられる人は、何故かビジュアル的にも素敵に見えるのだそうです。これはトライする価値がありますね。
　それでは100秒で思いを言い切る簡単なテクニックをご紹介しましょう。それは、「キーワード・キーフレーズ」を意識して話すことです。たとえば新しく出来たカフェのパンケーキに感動したとしたら、言うべきことはカフェの名前と場所、パンケーキの見た目、味、どう感動したかだけです。その他の情報は要りません。
　こんなふうに言葉を整理して話すことを心掛けていくと、どんどん顔つきまでも説得力のある、人の目にとまるものになっていきます。いわゆる「オーラ」が出てくるのです。さらに頭の回転もよくなって、肝心な時に、肝心なことが言える人にもなれてしまいます。
　一流と言われている芸能人も、このテクニックは実践しているそうです。話をコンパクトにまとめる練習、やって損はないですね(=^・^=)！

■第４１０回　笑顔にピンクの歯ぐきを添えて。

　ニコッと笑ったときに見える白い歯はとても魅力的ですね。皆さまも、キラっと輝く歯と虫歯予防のために、日夜しっかり歯磨きをされていることと思います。では、歯ぐきのケアはいかがでしょうか？　
　何と歯ぐきのおとろえは、10代からはじまってしまうそうなのです。さらに不規則な食生活や睡眠不足が重なると、歯ぐきの健康に赤信号が！
　きれいな白い歯のために、血色のよいピンクの歯ぐきにもこだわりましょう。当然のことですが、太ってしまったからといって、「食べない」ダイエットに走るのは厳禁です。
　からだをすっきりさせたいときは、とにかくいつも以上に野菜と果物をしっかりとることだけを心掛け、後は出来る限りからだを動かしてください。間食したいなら、ケーキよりサラダやフルーツを。これを守れば、空腹感なく自然にもとの体型に戻れます。過不足なく栄養が取れることで、よい血液が次々に作られ、歯ぐきの血色もきれいになります。
　栄養面ではベータカロチンを積極的にとってください。オリーブオイルと塩でいただくニンジンスティックは、最高の歯ぐきのための美容フードです。歯ぐきのおとろえは、「噛まない」食生活にも原因があるそうなので、パンやうどんといった、やわらかい食べ物が好きな人は意識してかたいものをとり入れるようにしましょう。
　そしておすすめしたいのが、シャワーを浴びながらの歯ぐきマッサージです。シャワーを歯ぐきに当てながら、人さし指でらせんを描くように歯ぐきをまんべんなくマッサージすればOK。専用のマッサージ剤も必要ありません。シャワーの刺激で歯ぐきの血行が１度でよくなります。この方法なら毎日の習慣にもしやすいですよね。
　ピンクの歯ぐきは、表情までもフレッシュに、愛らしくしてくれるもの。将来の歯周病予防のためにも、ぜひ今日から歯ぐきケアをはじめてくださいね。

■第４０９回　炭酸パックで、お肌シュワっと快感！

　気をつけていても、うっかり日差しを浴び過ぎてしまった……！　というときによいのは、やはりパックです。毎日の洗顔で落とし切れない角質や汚れをオフしながら、きちんと保湿が出来るパックは、頼りになるすぐれもの。
　また、この時期は特に肌のくすみが気になりがちです。顔全体のトーンを上げてくれるパックで、すっきりリセットしたいですね。
　暑さに疲れた肌におすすめしたいのは、炭酸パックです。二酸化炭素を肌に取り込むことで、新陳代謝が活性化し、新しい肌細胞への生まれ変わりがスムーズになります。もともとはエステや美容医療で使われていたものだそうですが、最近は手軽に入手出来るようになったので、ありがたい限りなのです。
　ザセムの「ジェムミラクルブラックパール O2バブルマスク」（50g　オープン価格）は、コリアタウン・新大久保でも人気の韓国コスメ。ネットでも簡単に購入できます。
　楽しいのは顔にのせるとき。パチパチ、シュワシュワと泡立って、ちょっとくすぐったい感じもします。そのまま軽くマッサージしていくと、やがて肌にしみ込んでいきます。そして洗い流した後はつるつるに！　スクラブやピーリングでは落ちにくい小鼻の黒ずみも、すっきりきれいになりますよ。
　さて、この炭酸パックの効果を十分に得るためには、ちょっとしたコツが要ります。それは、顔をしっかり冷やしておくこと！　湯上がりの火照った頬は、きちんと冷ましてから行いましょう。タオ保冷剤を包んだタオルを顔に当てると早いです。このひと手間で、ぐっと二酸化炭素の吸収率がアップします。
　冷たい炭酸水が美味しい季節ですが、肌にもシュワっと、クールなごちそうを与えてあげてくださいね。