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2013年01月

■第３７８回　目指せ、36度５分！

　突然ですが、体温を測ってみてください。さて、何度ありましたか？　もしも35度台でしたら、ちょっと危機感を持っていただきたいと思います。
　健康な日本人の平熱は36度から37度。35度台では、いわゆる低体温と言われる状態です。今日から気合を入れて、平熱を上げていきましょう。低体温を脱すれば、健康面はもちろん、美容面でもうれしいことが続々起こります！
　もし痩せたいと思っているなら、体温を１度上げてみましょう。それだけで基礎代謝は12％も上がるそうです。つまり、食事量を変えなくても、運動しなくても、ダイエット効果が得られてしまうのです。
　それだけではありません。血のめぐりがよくなるため、老廃物もスムーズに外に出ていくようになって、肌はイキイキ、髪もサラサラのツヤツヤ。疲れにくく、体力もアップ！さらには、集中力が増して自分に自信がつくという、メンタル面にまでもよい影響が及びます。
　体温を上げる方法としては、生姜を食べる、白砂糖はなるべくとらない、シャワーですまさず湯船につかる、などなど様々な方法がありますが、今週はとにかく冷えがやわらぎ、心地よくなることうけ合いの、「５本指ソックスと普通のソックスの重ねばき」をご紹介します。
　シルクの５本指ソックスと、綿の普通のソックスをご用意ください。最初に５本指ソックスをはいたら、その上から綿のソックスを重ねてはきます。通気性の高いシルクで足指の１本１本をしっかり包み込んだ上から、綿で保温することで、足が気持ちよくぽかぽかとして来ます。すると、からだの芯にも熱が伝わり、冷えが心地よくやわらぐのです。外ではどうしても生脚、ミニスカといったファッションでいたい人は、せめて家ではしっかり足先を温めてください。断然体調もよくなりますよ。
　普段からおなかや腰、お尻をマメに触って、ひんやりしていないかチェックしましょう。体温も、１日１度は測るように。温かい笑顔と、36度５分の体温があれば、必ず夢は叶います！

■第３７７回　冬の窓を開け放って。

　きちんと換気、していますか？　この寒さですから、窓など開けたくない気持ちもわかります。ですが、閉め切ったままの部屋で何時間も過ごしていると、大変なことになってしまいます。
　換気をさぼれば、当然空気中のCO2が増え、酸素濃度が低下します。すると、健康に大きな被害が！　そして美容上にも激しく悪影響が及ぶのです。
　冬になると太りやすく、ストレスでつい食べ過ぎてしまうという人は、フレッシュな酸素が足りていない傾向にあります。慢性的な酸素不足は、からだのめぐりを悪くします。そのため代謝が鈍って、二の腕、太もも、おなかのあたりにぜい肉がつきやすくなってしまうのです。
　さらに酸素が足りないと、頭がぼーっとして集中力がなくなります。頭が冴えていないと、ストレスにも打ち勝つことが出来ません。
　まずは、どんなに寒くても、朝起きたらすぐに部屋の窓を開け放ちましょう。朝一番の空気を吸い込むと、しゃきっと目が覚めます。１日のはじめにはっきり覚醒すると、その日の代謝量は格段にアップします。そして、存分に新鮮な空気を吸い込みましょう。この儀式をするとしないのとでは、体調も、気分もまったく違って来ます。
　また、２時間に１度は換気をすること。今、大人気の「ロングブレスダイエット」も、十分に換気された部屋で行うほうが断然効果が出ます。せっかくの深く長い呼吸も、酸素の濃度が低下していては、脂肪燃焼スイッチも入ってくれません。外を歩くときも深呼吸を心掛け、全身にたっぷりと酸素を取り入れてあげてくださいね。

　　人間は、水、栄養、太陽、空気によって生かされています。このなかで、一番忘れてしまいがちなのは、空気の存在ではないでしょうか。もっときれいな空気のなかで過ごすよう、意識しましょう。
　からだの風通しがよくなると、不思議にメンタルも元気になります。強い心は、幸運までも引き寄せるもの！　換気って、本当にあなどれないのです!(^^)!

■第３７６回　ツヤツヤの指先で、幸運をつかみとる！

　手荒れ、嫌ですね。連日の乾燥続きで、うっかりハンドクリームをつけ忘れると、あっという間にがさがさと、見るも痛々しい手になってしまいます。
　手洗いや水仕事後の、水分をふき取った手からは、うるおいが急速に失われていきます。なるべく早くクリームをつけるようにしましょう。
　そして、もうひとつ押さえておきたいのが、爪と爪のまわりのケアです。ハンドケアに関しては完璧なのに、爪に縦線が入ってしまっていたり、爪のまわりがささくれている人を結構見かけます。せっかくしっとりときれいな手をしていても、指先が荒れていてはもったいないです。今の季節は特に、ネイルケアにもチカラを入れましょう。
　縦線が気になると、ついやすりで削りたくなりますが、やり過ぎは爪を薄くしてしまうので厳禁です。表面がなめらかになったところでやめましょう。線を完全に消す必要はありません。
　削って磨きをかけたら、ネイルオイルを十分に塗り込みましょう。専用のネイルオイルをきちんと塗ることで、爪は確実に元気を取り戻します。このとき、爪のまわりにもオイルをしっかり行き渡らせます。ペンタイプのものを使うと、手軽に塗れるので億劫になりません。RMKの「RMK ネイルケア ジェルオイル」（2.2ml 1，260円）は筆ペンが使いやすく、とてもおすすめ。乾いた爪もしっとり、ツヤツヤに仕上がります。
　また、ネイルカラーの落とし方にもご注意を。リムーバーはたっぷりとコットンに浸して使ってください。リムーバーの量が少ないと、爪への摩擦が強くなり、ダメージの原因になります。そして、オフした後は、ネイルオイルを忘れずに。
　幸運はきれいな指先が大好き、という話を聞きました。確かにいつもツヤツヤ、しっとりの手と爪で過ごせば、いいことが起こりそう！　ハンド＆ネイルケアは決しておろそかにせず（男子もです！）、その手で幸運をつかみとってくださいね。

■第３７５回　お正月疲れのからだは、白湯で癒す。

　あっという間に冬休みも終わり、通常の日々が戻って来ました。調子はどうですか？　
　お正月でごちそうを食べ過ぎ、からだが重くて憂うつ、という人。食べ過ぎは癖になります。からだの重さに慣れてしまわないうちに、この１週間でリセットしておきましょう。
　絶好のチャンスは、朝のひとときです。目覚めたらすぐに、やかんでお湯を沸かします。そして朝食前に、この白湯をマグカップに一杯、ゆっくりと飲みます。これだけで内臓の疲れも、からだを重くしていた未消化物もすんなり取れてしまいます。
　ポイントは、お湯が沸騰したらやかんのふたを開け、そのまま10分ほど沸かし続けること。これでカルキや塩素が飛んで、からだにやさしい、まろやかなお湯が出来上がります。
　朝一番に白湯を飲む効用は、内臓が温まるため、じわじわと全身が温かくなっていくことです。これでその日の基礎代謝が上がり、脂肪も燃焼モードに。冷えから来るむくみや、からだのだるさも消えて、１日シャカシャカ元気に動けるようになるのも快適です。
　また、しっかりダイエットに励みたい人は、日中の飲み物も白湯にすると効果が上がります。コーヒーや紅茶といった、はっきりした味のものを飲むと、食欲がわいて食べ過ぎたりしてしまう傾向がありますが、白湯を飲むと無駄な食欲が自然におさまります。間食したくなったときにも白湯はおすすめ。はじめは味気なく思えますが、飲み続けていると、だんだんと味わい深く、美味しくなって来ますよ。魔法瓶に白湯を入れて、携帯してみてはいかがでしょう。
　早い人なら、飲み始めて数日もすれば、からだのキレもよくなり、肌にも透明感が出て来ます。
　自分のからだの汚れを、白湯がすっきり落としてくれているのをイメージしながら飲めば、効果も倍増！　手軽で、お金もかからないデトックスメソッド、ぜひぜひお試しくださいね(^・^)。

■第３７４回 ビューティーメソッド・大革命！

　あけましておめでとうございます！　お正月、いかがお過ごしでしょうか。美容道的おせち料理は、何と言っても紅白なます。なますはからだをダイエット・モードにしてくれる、酵素がたっぷりのビューティー・フードです。欠かさず食べてくださいね。
　さて、２０１３年最初のコラムは、やはりこの１年の計についてお届けしようと思います。昨年末のコラムで、「自分を好きになること」を美容活動のベースにおくことを提案しましたが、これにプラスして、自分の理想をしっかり設定することをおすすめします。
　このお正月休みに、自分にとっての理想の人物像を、事細かく書き出してみませんか。髪型、メイク、スタイル、ファッション、そして性格やキャラといったことまで、文字にしてみるのです。イラストにしてもよいですね。
　そして理想が定まったら、もうその人物になり切ってしまいましょう。これまでの自分を、新しい年のおとずれとともに更新してしまうのです。話し方やふるまい方から変えていくのもいい方法。最初は演技でかまいません。続けているうちに、だんだんその人物が、自然に自分のなかへ定着していきます。すると、面白いことが起きて来ます。だんだん、食生活や生活習慣も、その理想の人物にふさわしいものに変化していくのです。魅力的な人物に似合わないものは食べなくなりますし、だらだら過ごしているよりは、エクササイズをしたり、何かの勉強をしてみたりと、時間をポジティブに使うようになっていくものです。
　すでに自分で、自分像を変えてしまうと、結果は後から自然について来る。これはまぎれもない事実です。自分は、自分が思った通りになるというのは、脳科学の世界でも実証されているそうです。
　１年のはじめに、革命を起こしましょう！　そして２０１３年を、自分らしく、明るい方へ向かって、歩いていきましょう♪