ビューティー・サーカス

2012年09月

■第360回 ヒーリング・ボイスで話し、歌おう!


 芸能界を目指す人も、そうでない人も、もっと自分の声に意識を向けてみてはどうでしょう。自分の声を録音して、聞いてみたことがありますか? 自分で認識している声とのあまりの違いに驚きますね。これは、自分の声に関しては、空気を伝わって聞こえてくる音声と、のどから内耳に伝わった音声を、同時に拾うことに原因があるのだそうです。
 声は、ルックスの次に自分の魅力をアピール出来るツールです。きれいな聞き取りやすい、やさしい声で話せると、一段と美人度はアップします。1日数分でも、ボイストレーニングをすると、みるみる声質は変わりますから、早速今日からはじめてください。
 まず、自分の話す声を録音し、それを何度も繰り返して聞きます(出来れば友達とおしゃべりしているときの声が理想的!)。キンキン声になっていないか、妙に舌足らずで甘ったるい声を出していないか、早口過ぎないか、あるいは声の音量が大き過ぎないか、小さ過ぎないかなど、自分の声の弱点を把握しましょう。人間は、自分の声を、どうしてもひいき目に聞いてしまう習性があるのです。客観的に自分の声を知ることが、世にも美しいヒーリング・ボイスを使うためのはじめの一歩です。
 ウイークポイントがつかめたら、後は話をするときに、そこをちょっと気をつけるようにすればOKです。何度も録音し直して聞き返しましょう。聞き心地のよい声の出し方がからだでわかってくるので、人も自分も癒せる声が出せるようになりますよ。
 ヒーリング・ボイスで話すコツは、自分の声を受け取る相手の気持ちになってみることです。聞き心地のいい声は、心のこもった声です。決して相手を疲れさせることのないよう、ソフトに、ちょうどいい音量で話しましょう。こうした声で話せると、人間関係もよくなります。もちろん恋愛もバッチリ!(^^)!
 また、このトレーニングをすると、歌も上手になります。聞き手が快く感じる歌が歌えるようになるのです。
 自分の声と真正面から向き合って、秋からも魅力をどんどん高めていってくださいね。





■第359回 眠っている間に、お腹ぺったんこ。



 ダイエットをしても、なかなかお腹がへこまない人、あるいはからだは割とスリムなのに、なぜかお腹だけがぽっこり出やすいという人。ちょっとお腹のあたりをさわってみてください。どうですか。ひんやり冷たくなってはいませんか?
 お腹は本来、温かいものです。ぬくもりが感じられてこそ、内臓も元気に働いている証拠。お腹には血管がたくさん集まっていて臓器も集中している場所です。ここが冷えていると、血流が悪くなるので、代謝が下がり、太りやすくなります。加えて夏の間、さんざん冷房や薄着でお腹を冷やした人もいるのではないでしょうか。
 早速お腹を温めましょう。それには、腹巻をするのが一番。からだの体温を逃がさず、さらに熱を呼び込むようにすると、みるみるお腹のなかにある臓器が温まり、活発に動き出します。すると、からだのなかの要らない水を出そうとするため、トイレの回数が増えてむくみもすっきり。また、直接お腹を温めると、効率よく体温そのものも上がります。
 なんと人間は体温が1度上がると、基礎代謝は12%もアップするのだそう! 温めない手はありませんね。昼間は暑くて耐えられないなら、せめて夜だけは腹巻をして寝ましょう。睡眠時の体温が高いと、安眠出来ますし、眠っている間に脂肪も燃えてくれるそうですよ。
 理想の腹巻は、薄くて軽く、温め効果の高いものです。通気性のよさも外せません。そして絶対かわいいものがいいですよね。ピーチ・ジョンの「It’s Fitty モダールHARAマキ」(ワンサイズ 1,000円)は、アンダーバストから腰骨下まで、しっかりガードしてくれて保温効果は二重丸。小さめのカイロが入るポケットもついています。もちろん、デザインもレースやポップなイラストが散りばめられていて、とてもキュート。オシャレ気分も上がります。
 クールなお腹はぽっこりのモト。いつもぽかぽかお腹の、元気な子でいましょうね!(^^)!





■第358回 からだ乾燥注意報!


 いつまでもいつまでも暑い毎日、冷たい飲み物に思わず手が伸びてしまいます。熱中症防止のためにも、水分はきちんと取らなければいけません。ところが間違った飲み方をしてしまうと、せっかく取った水分もからだに吸収されません。
 のどの渇きを感じたときに、よく冷えた飲み物をぐーっと飲むのは爽快なものですが、実はこうした飲み方ではからだは潤せないのです。一気に取った水分は、すぐに汗になって失われてしまい、さらにまたのどが渇くという悪循環になります。
 よく言われることですが、水分はこまめに取らなければいけません。一度に取らず、何回もに分けて飲めば、のどの渇きを感じることもなくなります。つまり、渇いていないからたくさん飲まなくてもいいわけですね。この状態をキープ出来ていれば、からだは潤っていることになります。今日は1日、のどが渇かずにすんだと思えれば合格です!
 からだの乾燥は命にかかわる問題ですが、美容上も絶対に避けなければならないことです。特に夏場に体重が増えてしまった人は、これから心掛けて水分を取ってください。からだが渇くと、老廃物を排出するチカラが弱まり、脂肪がたまりやすくなるのです。
 さて、それではどんな水分を取るべきかといえば、これはもうミネラル・ウォーターが一番です。なかでも一番のおすすめは、「コントレックス」。汗で失ってしまうミネラルが豊富で、高いデトックスパワーがうれしいお水です。ただし、味は飲み慣れるまでは、少し抵抗を感じる人もいるでしょう。レモンの絞り汁を落とすと飲みやすくなるので、試してみてください。カルシウムがしっかり取れるので、ストレス解消、食欲安定といった効果もあります。
 赤ちゃんはわたしたちより、2割もからだの水分量が多いそう。水のチカラで、ぷるぷるなベイビー・スキンも手に入れてしまいましょう!





■第357回 脚を組まない練習、スタート!


 気がつくと、いつの間にか脚を組んでいる。そんな癖のある人、多いと思います(わたしもそのひとり)。しかしこの癖は、ゆっくりと人間のからだを太りやすくさせてしまいます。
  脚を組んで、どうして太るの? と思われることでしょう。その理由は、骨盤にあります。脚を組んだときに、どちらか片方に不自然なチカラが加わると、骨盤がゆがんでしまうのです。
  骨盤が正しい位置にないと、内臓のはたらきが鈍るため、代謝がダウン。デトックスも停滞するようになるので太ります。さらにゆがんだ骨盤を支えようと、腰回りに脂肪がつくことも。
  こうした情報が広まり、骨盤矯正ヨガなども人気です。でも、そうしたメソッドにトライする前に、脚を組む癖を徹底的にやめることが先決ではないでしょうか。毎日毎日骨盤に負荷をかけていたら、1年後には大変なことになっているかも知れません。
  常に、「組まない!」と意識することも大切ですが、まず最初に、座ったらすぐに姿勢を正しましょう。ピンと背筋を伸ばします。この状態で脚を組んでみてください。すごく組みにくいですよね。猫背で座る人ほど脚を組んでしまうものなのです。
次は両ひざをしっかりつけて座るようにしましょう。パンツスタイルだからと油断して、ひざを開いて座ってはダメ。こうして座ると、腰回りやヒップ、太ももの内側あたりが程よく緊張していませんか? そう、この座り方をするだけで、自然に下半身のエクササイズが出来てしまうんです。そして見た目にも、とてもエレガント。ちょっとはじけたファッションで、こんなふうにきちんと座っていると、好感度、美人度ともに急速アップします!
脚を組むのをやめるだけで、こんなにもたくさんのうれしいことが起こるなら、長年の癖もやめられるはず。美しい座り姿は、夢をかなえるための裏ワザかも?!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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