ビューティー・サーカス

2006年07月

■第37回 デコルテ磨く夏。


 夏のおしゃれの楽しみその1は、可愛いキャミの重ね着ですね。きれいに浮き出た鎖骨に、つるつるのデコルテで、チャーミングに着こなしたいモノです。素肌をさらす服を着る機会が増えるシーズン、皆さんもボディケアには気を使っていることでしょう。デコルテのお手入れも、ぜひ気合いを入れて行ってくださいね。

 皮膚が薄く、デリケートな部分ですから、刺激を与えるのは禁物です。ボディ用のゴマージュを使う際は、週に2〜3度で十分。決してこすり過ぎないように、やさしく、やさしくらせんを描くようにマッサージしてあげてください。デコルテはニキビが出来やすいところでもあります。定期的にゴマージュを使うと、肌の新陳代謝が上がりますから、ニキビの治りも早くなり、肌色のトーンも上がりますよ。ザ・ボディショップの「スパウィズダム ボディスクラブ」は、きめ細かなソルトが要らない角質を、肌を傷めることなく落としてくれます。勿論刺激も痛みもありません。シアバターとミツロウがしっとり潤いを残してくれるので、シャワーの後の肌はすべすべ、ふっくら。香りもちょっと落ち着いたフローラル系なので、オンナっぽい気持ちにひたりながらお手入れできますよ。

 ゴマージュした後の肌は、保湿効果が一段と上がる状態なので、間髪入れずにボディミルクをのばしてあげましょう。フェイス用のローションや乳液でも十分ですが、ボディ専用のモノを選ぶなら、ロクシタンの「ローズ ボディミルク」はいかがでしょうか。店頭で、その香りを感じてみてください。やさしく甘い、天然のバラの香りに、その場できっと癒されてしまうことでしょう。そしてそのテクスチャー。肌にすーっと溶け込んでいき、みるみる皮膚に生気が吹き込まれるようなタッチは、感動モノですよ。きれいなデコルテラインは、顔立ちまでもノーブルに見せてくれます。つるすべデコルテで、自信を持って大切なヒトに会いに行ってくださいね!(*^_^*)





■第36回 ミニデニムには、ブロンズの生足で!


 ちょっとダメージの入った、タイトなミニデニムのスカート&パンツ、カッコいいです! 勿論キュートなサンダルかミュールで、ラメのペディキュアをきれいに塗って……当然素足、生足ではきこなすべき。ところが生足で闊歩するオンナノコたち、すんなりのびたレッグラインはきれいなのに、ちょっと残念なポイントがいくつかあるんです。

 まず、時節柄仕方ないのですが、虫さされのあと(思いっ切り掻いてしまって、傷になっている可愛そうなヒトも!)。それから毛穴、あざ。ストッキングをはいていればさほど目立たないものだけに、油断してしまいがちなんですよね。

 大丈夫。足にもメイクしてしまえばいいんです。どうせなら、つややかな質感を出して、ほっそり見えるよう、ちょっと日焼けしているかのような健康的な足にしてしまいましょう。それをかなえてくれるのが、「エアーストッキング ジュエルジュエル」。ウイークポイントのカバーはもとより、大小2種類のトランスパールが入っているので、歩くたびにキラキラ輝いて、ひざから下が長く見える効果もあるんです。ウォータープルーフなので、水着のときにもぜひどうぞ。

肌から20cmほど離してスプレーした後、ムラにならないように手でのばし、乾くまで数分待ちます。落とすときはボディソープで普通に洗えばOK。ナチュラル、ブロンズ、テラコッタの3色がありますが、おすすめはブロンズとテラコッタ。夏の陽射しの下、素敵に映える色味です。青い空の下の生っ白い足って、なんだか不釣り合いだと思いませんか? 素足をさらして歩くなら、適度に焼けた肌でいたいもの。しかし実際に焼いてしまうと、肌荒れやシミが心配ですから、瞬時にブロンズの肌になれるエアーストッキングは心強い夏の味方になってくれます。

 しっとり艶っぽく輝いた足で、セクシーにミニデニムをはきこなしてくださいね。





■第35回 手作りアロマソルトで、つやつや美足!


 気がつけば、街を闊歩する女子たちの足元は、いつの間にかミュール&サンダルに(^o^)

 今年はお花やビーズストーンがいっぱいついた、女の子チックなデザインが人気ですね。

 さて、1日サンダルで過ごした足は、思いのほかダメージを受けていることをご存じでしょうか。ファンシーなものほど、実は歩行の際にかなり足に負担がかかっているんです。また、足を保護する面積が極端に少ないのもサンダルの欠点。足にかかるダメージや疲れを放っておくと、レッグラインの歪み、むくみ、足太りの原因になるので要注意です。夏が終わる頃にはふくらはぎが1cmも太くなってしまった、なんて悲劇に泣かないためにも、1日の終わりにはきちんとフットケアをしましょう。

 むくみや疲れによく効くエッセンシャル・オイルを使って、アロマソルトを手作りしてみませんか。レシピはいたって簡単。粗塩大さじ2、グレープシードオイル30mlを混ぜ合わせておき、そこへジュニパー3滴、ミント3滴を落として、再びよく混ぜ合わせて完成です。これから粗塩を買おうというヒトにおすすめなのは、AHAVAデッドシーソルト(デッドシーワークス社)。ミネラルの含有量が超豊富で、肌にやさしく、保湿、引き締め効果が1度で感じられる優れものです。

 このアロマソルトを使って行うフットマッサージは、とても気持ちがいいんですよ。ジュニパーのウッディな香りは、ココロの疲れも取ってくれますし、ミントのスーッとした刺激で血行がよくなり、みるみる足が軽く、楽になります。マッサージのコツですが、ふくらはぎは筋肉に沿って、上へ上へとこすり上げるように。また、足指の付け根の関節はとても疲れがたまりやすい部分なので、忘れずに丁寧に揉みほぐしましょう。翌朝のふくらはぎのシルエットが断然違って来ますよ。

 自信を持って彼にキスしてもらえる美足を目指して、お手入れ頑張ってくださいね!





■第34回 涼しくなるヨーガ


 不快指数とともに気温も上がって来て、すでに電車もオフィスも、クーラーがしっかり効いています。ありがたいことなのですが、どうしても1日冷房のなかで過ごすと冷えが気になりますね。そのせいでこの時期特にむくみで困ってしまうヒトも多いようです。

 パシュミナやカーディガンをいつもバッグに入れて、しっかり自衛するようにしましょう。

 家では極力クーラーの使用時間を短くしたいところです。冷気に当たらなくても涼しくなれる方法、色々ありますね。い草や竹、籐などの素材をインテリアに使ったり、薬味をたくさん使った冷たい麺料理をいただいたり。

 そのほか、ヨーガの呼吸法、なんていう手もあるんですよ。呼吸ひとつで体感温度が見事に下がり、スーッと涼しさを覚える魔法のような呼吸法。「シータリー」と呼ばれているんですけれど、これはその名の通り、「涼しい」という意味で、暑さのせいで感情が乱れ、イライラした気分がつのってヒートしてしまう心身を、やさしくクールダウンしてくれるんです。アタマがクリアになる効果もあるので、受験生や試験勉強中のヒトには特におすすめ!

 まず、楽な姿勢で座り、手はひざの上に。続いて舌を口から無理のない程度に伸ばしていき、舌の側面を丸めます。そしてストローで息を吸うように、丸めた舌を通してゆっくりと息を吸って行きます。十分に吸い終わったら、口を閉じ、そっと両方の鼻から空気を吐き出します。これを10回程度繰り返します。ポイントは息を吸うときに空気が肺に入ってくるときの音や温度を感じること(なんとなく熱っぽい感じがします)。それを吐き出してしまうと全身の気がすんなりと流れていくので、表情もイキイキと、瞳もキラキラ輝いて、ピュアでナチュラルな、可愛い雰囲気になってくるんです。騙されたと思って(笑)、ぜひこの夏の習慣にしてくださいね!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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