2012年01月
■第325回 わざと5分、家を出る時間を遅らせてみよう!
太りにくいからだをゲットするには、代謝アップが一番。もうこれは皆さんもご存じですよね。冷えをなくす、血行をよくするなど、色々と方法がありますが、なかでも効果的なのが筋肉をつけること。しかし、なかなか筋トレは続かないし、ましてジム通いなんて無理! そんなふうに思っているかたへ(わたし自身も含めて 笑)おすすめしたいのが、早足で歩くことです。
歩くことがよいのは、足全体が鍛えられるだけでなく、背中、二の腕の筋肉も十分に使われているため、ほぼ全身の筋肉に刺激が与えられるからなのです。そして筋肉量が増えれば、代謝が上がって、脂肪が燃えやすいからだになれます。
早く痩せようとして、無理に食事量を減らそうとする人もいますが、それでは筋肉を作る材料が足りなくなってしまいます。すると、体重は落ちても基礎代謝が下がり、一層太りやすいからだになるという悪循環になりますので、大いに注意したいところです。
さて、それでは無理なく毎日筋トレを暮らしに取り込む方法として、わざと5分、家を出るのを遅らせてみてはいかがでしょうか? そうなったら必然的に早く歩かなくては間に合いません。でも、ここで安易に小走りしてしまってはダメ。しっかり歩幅を広げ、全身の筋肉を意識して、全力で早歩きをするのです。この方法なら、すぐに慣れますし、毎日するとしないのとでは、まったく筋肉と脂肪の割合が変わって来るものです。
一流の競歩選手のからだには、まったく無駄な脂肪がありませんが、わたしたちも毎日早歩きの習慣をつければ、少しはあのミラクルボディに近づけること受け合いです。
どうせ歩くなら、タラタラとかったるそうに歩くより、キビキビと歩いたほうが、見た目にも格好いいと思いませんか? そして気づいたら、キリッと引き締まった筋肉が出来上がっていたら、一石二鳥ですよね。
明日からはじめれば、薄着になる春までには、十分間に合いますよ!
■第324回 冬の味方は、小腹を満たす携帯フード。
寒いと、なんだかおなかが空きますよね。寒さというストレスを食べることでまぎらわせたくなるのがその理由なのですが、こんなときにこわいのが、ダイエットを気にしておなかを空かせすぎること! 空腹感がMAXのときに、たまたま大好きなケーキや焼き肉を出されたら、それこそ理性を失ってしまうものです(笑)。
それでなくても、強い空腹感があると、人間どうしても食べ過ぎてしまいます。食欲の秋と言いますが、実際は冬のほうが、食欲は上がりやすいのです。
さて、その対策としては、小腹が空いたな、と思ったら、簡単な食べ物でとりあえず空腹感をおさえておくことです。一番のおすすめは、なんと「だし昆布」。いわゆる「おしゃぶり昆布」のように人工的な味のついていない、ただの昆布です。これを食べやすい大きさにカットしたものを、ジップロックなどに入れて持ち歩き、おなかが空き加減になったら、ガムのように噛むのです。もともと美味しいだしをとるための昆布ですから、よく噛んでいるうちにうまみが広がり、2〜3枚も食べてお茶でも飲めば、空腹も落ち着くうえ、良質の食物繊維やミネラルも取れて一石二鳥です。
その他のおすすめ携帯フードは、みかんやバナナといった、すぐに食べられるフレッシュなフルーツ、ドライフルーツでも結構です。小さく握った玄米のおにぎりや、シリアルバーなどもよいでしょう。うーんとおなかを空かせて美味しいごちそうに挑むのは最高ですが、出来ればダイエット中は避けたいもの(事実、これはお相撲さんが体重の増やすときの方法なのです)。
食事前には、ほどほどの空腹で臨むこと。これが冬に限らず、一生食べ過ぎず、太らずにすむ最良の方法です。
明日からメイクポーチと一緒に、携帯フードもバッグに入れて、出掛けてくださいね!
■第323回 ちょっとの勇気で、肌に奇跡が!
相変わらず乾燥の強い日が続きます。
きちんとスキンケアをしたのに肌が粉を吹いてしまったりすると、へこんでしまいますよね。わたしの一番の悩みは手荒れなのですが、これにはユースキン製薬の「ユースキンA」(70g 871円)があればOK。乾いたな、と思ったらすぐに塗りこめば、あっという間につるつるになる優れものです。ひじ、ひざ、かかとにも使えて、もう何本リピートしたかわからないほど。
そしてなんと、これはリップクリームがわりにもなるのです。厚めに塗ってラップパックすれば、がさがさの唇も、数分でぷるぷるに。
冬場の乾燥に、こんなにしっかり結果を出してくれるものは、そうはありません。そこで、先日勇気を出して(笑)口もと、頬、目もとにまで塗って寝てみたところ、翌朝の肌を触ったらびっくり! しっとりつやつやで、なんとハリまで出ているではないですか!
また、アイプチでまぶたがかぶれてしまった友人にすすめてみたら、ひと晩で症状がおさまるというミラクルも起き、なぜもっと早く使わなかったのかと、後悔することしきりでした(ユースキン製薬のサイトにも、顔使用OK、赤ちゃんのお肌にもおすすめと記載されていました)。
目もとの疲れが気になるわたしは、目のまわりにたっぷりすりこんでいるのですが、日ごとに二重の線がはっきりし、くまやくすみもすっきり消えてうれしい限り。豊富に含まれたビタミンEが血流をよくし、ビタミンB2がデリケートな皮膚や粘膜をしっかり保護してくれたからなのです。
ご心配なかたは、まず手首の裏など、目立たないところでパッチテストをしてから、トライしてみてください。お好みのローションでたっぷりと保湿したら、ユースキンAでケア。なんともシンプルですが、この冬はこの2アイテムだけで乗り切れること、間違いなしです!
■第322回 お正月の食べ過ぎを防ぐ法。
あけました! 2012年。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さんそれぞれに色々な目標を掲げて、新しい1年に希望を持っていることでしょう。その願いのすべてが叶うことを、心からお祈りしております。
さて、年末年始からついつい食べ過ぎてしまって、体重計に乗るのがこわい! という人へ、今日はおすすめのお料理をご紹介したいと思います。
おせち料理にもそろそろ飽きてしまった頃かと思いますが、このおせち料理のなかに、なんと確実に食べ過ぎを防いで、心もおなかも満たしてくれるメニューがあるのです。
それは、なますです。煮物、焼き物が多いなか、唯一のローフード(生の食べ物)であるなますは、消化を助けて胃腸を休めてくれますし、糖質や脂肪も外に出しやすくしてくれるチカラもあるのです。お砂糖を使ってはいますが、生の大根や人参には酵素がたっぷりふくまれているので、代謝もアップ! そしてお酢の作用で血液もさらさらになるので、ますます余計なものをためこまなくてすみます。
もうひとつは、田作りです。これは言わずと知れたカルシウムの固まり! カルシウムをたくさん取ると、神経が安定して、必要以上の食欲がわかなくなるのです。これにナッツなどを加えて作れば、さらに香ばしくて美味しくなりますし、ナッツの油は肌の保湿にも役立ちますので、言うことなしの美容食。サプリで取るより、ずっと吸収率も高いので、カルシウムの補給源としては大変おすすめです。
出来ればどちらも、お正月に限らず、年間を通して召し上がっていただきたいメニューです。そうそう、バケットになますとレバーペーストをはさめば、ベトナムで大人気の「バインミー」というサンドイッチも作れてしまいます。
今年も賢く食材を選んで、美を作ってくれる食べ物のチカラを信じて、美味しく楽しい1年にしましょうね!
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/