ビューティー・サーカス

2011年07月

■第299回 熟睡出来なくちゃ、きれいになれない!


 夏休みに入って、ついつい夜更かし…暑いし、安眠できなくて、朝の目覚めもイマイチだったりしていませんか? 睡眠不足を甘く見てはいけません。クマが出来てしまったり、肌荒れしてしまうのはもちろん、ちゃんと眠っていない人ほど、太りやすくなるというデータがあるんですよ!
 その理由は、「レプチン」というものにあります。これは食欲抑制物質と言われるもので、十分な睡眠を取らないと、どんどん減少するのだそうです。加えて、このレプチンが減るほどに、不思議と味の濃いジャンクフードや、パンやパスタなどの、おなかにどーんとたまる炭水化物を欲しがるようになるので、摂取カロリーもアップ! 気づいたら見事にウエイトオーバー、なんてことになってしまうのです。
反対に、きちんと睡眠を取ると、レプチンは増えるうえ、ストレスも減るので、自然とからだによいメニューを選びたくなるし、食欲も正常でいられて、太ることもなくなります。
 さあ、今晩からよい睡眠をきちんと取りましょう。節電は大切ですが、あまりに暑いと熟睡出来ません。エアコンも上手に使いましょう。冷やし過ぎないようにドライモードにして、タイマーをセットしておくといいですね。そして、お部屋は真っ暗にして寝るようにしましょう。より深い眠りをうながす、「メラトニン」というホルモンが出るのでおすすめです。
 寝る前にむずかしい本を読んだり、ずっと携帯を見ていたりするのもNGです。寝る前はとにかく脳をリラックスさせることが肝心。激しい音楽を聴いたりするのも避けてくださいね。
 さて、よい睡眠を毎日取れるようになると、さらによいことが起こります。なんと、好感度がぐっとアップするんです。それは、脳の疲労が取れるため、心が前向きになるから。自然と表情や言葉も明るくなり、オーラがパワフルに輝いてくるんです。
よりきれいに、素敵になりたかったら、眠るが勝ち! 今夜は日付が変わる前に眠りについてくださいね(^o^)★





■第298回 うっかりさんの、生足ケア術。



 さっそうと、生足、ミニスカでバッチリ決まったスタイルに、われながら惚れ惚れしたものの、気づかないうちに出来ていた青あざや傷にびっくり! あわててマキシ丈のスカートに着替える羽目になってしまったという経験はありませんか?
 実はわたしもかなりのうっかりさんで、知らず知らずのうちに、どこかに脚をぶつけていたり、虫さされのかゆみをガマン出来ずにかきまくって、傷をつけてしまったりすることがよくあるのです。
 そんなとき、お家で簡単に出来る応急処置を知っていると、比較的早く治るもの。
 わたしのようなうっかりさんは(笑)、ぜひこの裏ワザを覚えておいてください。きっとお役に立てると思います!
 まず、青あざですが、つま楊枝を20本ほど束ねたもので、あざの周辺を、気持ちよく感じる程度に、トントンたたいてみてください。皮膚がほんのり赤みを帯びるくらいまでたたけばOKです。青あざの原因は内出血。こうしてたたいてあげると、血流がアップするので、治りがよくなるのです。また、たっぷりの砂糖を水で溶かしたものを、ガーゼにしみ込ませて、あざに貼りつけておくのも意外に効果があります。砂糖の量はとにかくたくさん。どろっとするくらいの濃さにしてください。砂糖には固くなってしまった細胞をゆるませるチカラがあり、あざの治りを早めてくれるそうです。
 続いて、虫さされのかき傷ですが、これにはビタミンCが効果的です。石澤研究所の「生ビタミンC」(10ml 2,625円)は、ビタミンがうるおいを与えながら肌に浸透し、ダメージをやわらげてくれます。アロエの生葉があれば、すりおろしたものをガーゼにしみ込ませた「アロエ湿布」もおすすめです。
 一番よいのはかくのをがまんして、氷や保冷剤などで冷やすことですが、傷になってしまった場合は、どうぞ試してみてくださいね。





■第297回 夏美容の決め手は、クエン酸。



 梅雨明けと同時に、厳しい暑さが続きますね。早くも夏バテでぐったり、なんて人もいるのではないでしょうか。食欲も減り、アイスクリームや冷たいジュースばかりに手が出てしまって、ますます元気がなくなるという悪循環にはまる前に、この辺でからだに活を入れましょう!
 なぜ夏バテしてしまうのかと言えば、からだのなかで働いている「クエン酸サイクル」がよく回っていないから。このクエン酸サイクルとは、食事から摂った糖質や脂肪を、エネルギーに変換していく代謝経路のことなのですが、この回り方が鈍くなると、たちどころに疲労物質である乳酸が生成され、肩こりや筋肉痛、だるさ、憂うつ感といった症状になって現れるのです(さらに言うと、体脂肪も燃えにくくなります!)。
 さあ、早速クエン酸サイクルをくるくる回していきましょう。方法は、そう。クエン酸を取ればよいだけです。いまの季節に取り入れたいものは梅干しです。殺菌効果があるので、お弁当には必ず入れたいですね。スティック状にカットしたきゅうりに、たたいた梅干しをつけていただく「梅きゅう」もイチオシのおやつ。からだの熱を冷ましてくれるきゅうりとクエン酸たっぷりの梅干しで、みるみる元気が出て来ますよ。
 そして、アイスの代わりにおすすめしたいのが、「梅干しシャーベット」。すごーく美味しいし、太らないのでぜひ作ってみてください。作り方は超簡単! 梅干し4個を10分ほど水に漬けて、塩抜きをしたら、水気をふき取って細かく刻みます。これにはちみつ大さじ3と水400ccを入れて混ぜ合わせたら、フリーザーで凍らせます。シャリッとしたらフォークでザクっとかき回し、空気を含ませれば出来上がりです。
 夏は楽しいイベントが目白押しのシーズン。疲れて冴えない顔をして、美人度を下げていてはもったいないですよね。誰よりも元気な顔をして、二度と来ない今年の夏を、思い切り楽しんでくださいね(^^)/☆!





■第296回 もっともっと、自分の魅力に気づいて!


 日々の女子力磨き、がんばっていることでしょう。
 さて、ではいま、あなたは何に取り組んでいますか。足を細くすることでしょうか。それともあと何キロか痩せることですか?
 足が太めだから、細くしたい。もう少し体重を落としたい。その気持ちはとても素晴らしいと思います(心から応援しています!)。
でも、ちょっと待って欲しいのです。いま自分が持っていないものをゲットしようと努力するのもよいのですが、それ以前に、すでに持っている自分の魅力に、あなたはちゃんと気づいているでしょうか? 足の太さばかりに目が行って、肌のみずみずしさや、瞳の美しさを忘れてはいませんか? 
人が美しく輝くためには、まず、いま持ち得ている魅力を、自分自身がちゃんと気づいて、受け入れることが何よりも大事なこと。心から自分の魅力にOKが出せれば、それが大きなプラスのエネルギーとなって、一気にオーラを光らせてくれるのです。
ところが、あれが足りない、これも足りないと、まだ持っていないものばかりに焦点を当て続けていると、だんだん自分のよさを忘れてしまうんですね。
最悪の場合、コンプレックスのかたまりのような人になってしまう場合もあるので要注意!
実は、理想を追い続ける向上心って、少し危険なものでもあるのです。
それよりも、いまの自分の魅力を100個、書き出してみましょう! キャラクター面も含めて、どんな些細なことでも、遠慮しないで書いてみてください。100個書き上がったら、じっくり読み返してみましょう。どうですか? なんてイケてる子なのだろうと思えませんか? そう心から思えることのほうが、足を1センチ細くするより、ずっと素敵になれる早道なのです。
もっと自分の魅力に気づいて、自分の1番のファンになってください。そんなあなたにしか出せないオンリーワンの魅力は、きっと他の誰かを感動させるはずですよ♪




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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