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2011年06月

■第２９５回　癒しのヘッドスパで、目ヂカラもアップ！

　梅雨どきは、髪も決まりにくいし、何より湿気で蒸れてしまうのがたまらなく嫌なもの。さらにジメっとした空気で、心も滅入りがちですね。
　こんなときは、頭皮にごほうびをあげるのが一番！　頭皮の汚れをきれいにオフしてさっぱりすれば、テンションも上がって来ます。さあ、ヘッドスパでリセットしましょう。
　専門のサロンに行くのもよいのですが、自宅で気軽に行うのも楽しいですよ。とにかく頭皮には、美人度アップに役立つツボが集中しているそうなので、トライしなくちゃ損です！
市販のヘッドスパコスメを使えば、手軽に出来ます。やっぱりイチオシは、h & sの「ヘッドスパクリーム」（200g オープン価格）。マッサージ後のすっきり爽快な気分がたまりません。余分な皮脂が無理なく落ちるため、地肌のべたつきも解消され、髪にコシやハリ、ツヤも出て来る、実力ある逸品です。
　さて、マッサージのポイントですが、まず「百会（ひゃくえ）」と呼ばれる、頭のてっぺんにある場所を、しっかり押すように揉みましょう。ストレスや食べ過ぎに効くツボです。プラス、頭皮の血行がよくなる場所なので、元気な髪が育ちます。そして後頭部は、心とからだ、両方の疲れを取ってくれる場所です。両手の親指でゆっくりもみほぐし、コリをとってあげましょう。ここがやわらかくなると、目の疲れが取れて、なんと目ヂカラもアップするんです！
　さらに目をパッチリさせ、イキイキした表情をゲットするには、側頭部の耳の上に親指を当て、残り４本の指を添えて、頭のてっぺんに向かって引き上げるようにしながら、５回ほど回します。顔全体のコリがほぐれて、自然な笑顔もつくれるようになります。頭が痛いときにも効果あり。
　小顔効果もねらえるヘッドスパ、ぜひ夏美容の定番にしてくださいね(^^)/

■第２９４回　自信を持って、裸足になろう。

　気温が上がるにしたがって、素足率もアップします。ペディキュアのおしゃれも楽しくなりますが、ちょっと不安に思うのが、サンダルやミュールを脱ぐとき。足のにおいがどうしても気になってしまいますね。
　足のにおいの原因は、汗と思われがちですが、実は汗にはほとんどにおいはないそうです。ただ、汗で足が蒸れるのが問題。足が蒸れると、皮膚の角質も蒸れてはがれてしまうんです。すると、この角質が雑菌のエサとなり、足が菌だらけになって（！）、においが発生するのだとか。　
そう、つまり足裏の角質をこまめに取りのぞいてあげれば、におう心配もないんですね。
　お風呂で軽石を使ってゴシゴシ、もよいのですが、気をつけないと皮膚を傷めてしまいます。足裏にやさしい、フットスクラブを使ってお手入れしましょう。ザ・ボディショップの「ペパーミント スムージング パミス フットスクラブ」（100ml 1，365円）は、ペパーミントオイルのさわやかな香りで、心地よく角質ケアが出来ます。大きめのスクラブを手にとって、足裏になじませると、ミントの効果でひんやりするのもうれしく、これからの季節には最高の使用感です。シャワーで流すと、すべすべに！　足の指の間や、爪のまわりにもよくなじませて、しっかり汚れを取りましょう。
　また、フットバスもおすすめ。洗面器などに40度くらいのお湯を10センチほど入れ、そこに重曹を大さじ２杯入れて、足をひたします。10分程度でOKです。このときに、ペパーミントやユーカリ、ラベンダーなどのエッセンシャル・オイルを２〜３滴落とすと、除菌効果もアップし、さらに冷房でむくんだ足もすっきりします。
　他には、同じ靴を２日続けて履くこともNGです。消臭スプレーばかりに頼らず、こんな方法で「におわない足」を目指してくださいね(^o^)！

■第２９３回　夏の肌トラブルは、びわの葉で解決！

　梅雨の晴れ間はうれしいものです。ところが、その紫外線の強さは大変なもので、うっかりするとサンバーンを起こすほど！
　もちろん梅雨が明ければ、連日の紫外線との戦いが待っています。ほどほど日に当たることは、元気な骨と心のためにも必要ですが、やはり焼き過ぎによるダメージは避けたいところ。そこで今週は、これからの季節にぴったりなナチュラルコスメ、「びわの葉ローション」をご紹介します。
　びわは本当に美味しい果物ですが、実は葉の部分のほうが、からだによい成分がたくさん含まれています。この葉を使ったローションは、日焼けした肌にとても有効。また、殺菌効果でニキビも早く改善します。ほかにも、虫さされや傷にも効き目があります。そしてうれしいことに、簡単に手作りも出来るので、いまのうちから、真夏に備えて仕込んでみてはいかがでしょうか？
　作り方ですが、まずびわの葉が手に入るようなら、40枚ほどをよく洗って乾かし、短冊切りにしておきます。手に入らない人は、漢方薬を扱う薬局でびわ葉を購入し、200ｇ用意します。これを1800mlのホワイトリカーに漬け込むだけ。１ヶ月くらい経過すれば使えます。肌につけるだけでなく、お風呂に20mlほど入れて温まれば、全身つるっつるになります。アトピーがやわらいだ人もたくさんいらっしゃるそうです。
　また、１ヶ月も待てないという人は、さくら堂の「びわの葉エキス」（100ml 1，890円）がおすすめです。鹿児島の無農薬のびわの葉を、自家製のラベンダーと一緒に米焼酎に漬け込んだエキスは、まろやかに肌になじんで、すべすべ、もちもちの肌になります。化粧品としての登録はされていないそうですが、まさに究極のオーガニックコスメです。
　びわの葉は、夏の肌の頼れるお守り♪　ぜひ一家にひと瓶、常備してくださいね(^^)。

■第２９２回　電磁波ケアで、携帯ともっとなかよく。

　いつもこの連載を読んでいただき、ありがとうございます。いまも見知らぬどなたかが、携帯からアクセスしてくださっていると思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
　本当に携帯はもう、わたしたちの生活になくてはならないものですね。電車のなかでも携帯をさわっていない人を捜す方が難しいくらいです。
　しかし、便利な反面、気になることもあります。それは、電磁波の問題。
　人間のからだには、もともと生体電流という、わたしたちの健康を守ってくれているものが流れているのですが、電磁波はこの自然な電流のリズムを乱してしまうんです。すると、頭痛が起きたり、だるくなったりと、様々な不調が起こるのだとか。
　そしてやはり、電磁波はからだにとって、大きなストレスになります。心から笑えなかったり、いつも肩や首にチカラが入っている人は、かなり電磁波の影響を受けている可能性、大です。かといって、携帯の使用時間を短くしましょうというのも無理がありますよね。
　そこで、今週は積極的に電磁波からからだを守る方法をご紹介します。まず、とにかく自然のものに触れること！　海に行って深呼吸したり、山で森林浴をしたり。公園で木や花、土にさわるだけでもＯＫです。これだけで、たまった電磁波が放電されますよ。
　続いて、とっておきの裏ワザを。お部屋に「セレウス・サボテン」を飾ってみてください。このサボテンは電磁波を吸収してくれる働きがあるのです。パソコンの横に置いたりするとよいですね。育て方も普通のサボテンと同じなので簡単です。眺めているだけでも癒される感じがして、とてもおすすめです。
　そしてもっとも大切なのは、決して携帯を握りしめたまま寝たりしないこと（笑）。必ず、きちんと電源を切って寝るように心掛けましょう。
　こんな習慣で、これから携帯ともっとなかよく出来ます。電磁波のこと、ちょっと意識して暮らしてみてくださいね。

■第２９１回　むだ毛の悩みにさようなら　女性ホルモン活性化作戦！

　むだ毛処理はやっぱり面倒。出来れば頻度を押さえたいところですね。ならば、むだ毛を生えにくくしてしまえばいいのです。むだ毛が生える原因は、何といってもホルモンのアンバランスと言われています。思春期は特に男女ともに男性ホルモンの分泌が多くなる時期。バランスがとても定まりにくいときなので、むだ毛も目立って来るのです。
　ということは、ホルモンバランスを整えることが、むだ毛撲滅への第一歩！　同時にニキビも出来にくくなりますから、試さない手はありません。
　まずは食生活のチェックです。納豆や豆腐は食べていますか？　これらの大豆製品には、からだのなかで女性ホルモンと同じはたらきをしてくれる、イソフラボンがたくさん含まれています。男性ホルモンとのバランスがよくなるので、毎日食べるように心掛けてください。
　エッセンシャル・オイルも強い味方になります。ホルモンバランスの調整役、クラリセージをお風呂に入れたり、ティッシュなどにしみ込ませて枕元に置いて寝るのはとてもおすすめ。神経が安定しますし、幸福感が高まるオイルでもあるのです。さらにクラリセージで作ったボディローションを使うと、効果倍増！　甘いマスカットのような香りに癒されながらお手入れすれば、肌もきっとこたえてくれます。
　それでは、クラリセージ・ローションの作り方をご紹介します。スプレーボトルに、無水エタノール（薬局にあります）を 5ml、精製水を45ml入れた後、クラリセージを3滴落とせば完成。コツはお風呂上がりよりも、むだ毛ケアの直後につけることです。必ずしっかり振ってから使ってください。また、クラリセージは生理中の使用はＮＧです。ちなみにむだ毛ケアも、皮膚が敏感になりやすい生理中は避けてくださいね。
　ホルモンバランスが整うと、生理も楽になりますし、やさしい、かわいらしい雰囲気も自然ににじみ出て、よいことばかり♪　クラリセージのチカラは、借りなくちゃ損です！(^^)