ビューティー・サーカス

2011年02月

■第277回 太ももに、すき間が出来る歩き方。


 太ももは、もちろん細くしたい部分ですが、あまり細くても貧弱に見えてしまいますね。
理想のサイズは、身長×0.31だそうです。でも大切なのはこの数字より、太ももの内側の部分がほどよく引き締まっていること。ところがこの場所は、どうしても無駄な贅肉がつきやすく、すぐにプニプニした感じになってしまうところなのです。
 その太ももの内側を引き締めるには、内転筋という筋肉を鍛えてあげることが大事。ここは足を閉じるときに使う筋肉なので、おとろえはじめてしまうと大変なことに! 骨盤が開き気味になることで代謝が下がり、下半身太りしやすく、痩せにくいからだになってしまうのです。さらに0脚の原因になることも。つまり美脚のカギは、内転筋が握っているというわけなのですね。
 では、ここを鍛えるにあたって、まず靴のかかとをチェックしてみてください。外側がすり減っていたら要注意。歩くときに重心が外側に置かれているので、太ももの内側を全然使っていないことがわかります。早速今日から、歩き方を改善しましょう。
 まず、足を決して外側から着地させないこと。足の親指に意識を向けて、内側から着地するように心掛けます。こうするだけで自然と姿勢もよくなるので、見た目もぐっとかっこよくなります。プラス、小尻効果や、0脚の予防にも。
 また、電車に乗っていて、しょっちゅうふらついてしまうという人も、内転筋が弱い傾向にあります。しっかり内側に重心をかけて立ちましょう。そして、何と言っても女子たるもの、足を広げて座らないこと! しっかりひざをつけて座る習慣をつけるだけでも、太ももの内側はすっきりしてきて、すき間も出来てきますよ。
 とにかく、「内側、内側!」そう呪文をかけて歩くだけで、太ももは必ず見違えます(笑)。
 春にはスキニーやマイクロミニを、かわいくはきこなしてくださいね(^^)/♪





■第276回 蒸れもむくみも一挙解決する、不思議な布。


 モコモコのムートンブーツは、この時期のお助けアイテムです。でも、寒いなか1日中履き続けていると、どうしても足の蒸れやむくみが気になりますよね。
蒸れを防止するインソールなどを入れてみても、いまひとつ効果が感じられないという人、そして靴下を重ね履きしても足先が冷たくてたまらないという人に、今週はとっておきのものをご紹介します。
「竹布」(たけふ)という、竹の繊維で出来た布をご存じでしょうか? これで出来た靴下の履き心地のよさは素晴らしく、一度体験したらやめられなくなるほど! 竹布には天然の抗菌力や温熱効果、吸水性に消臭力という、ブーツの悩みを一挙解決する効果があり、足をしっかりケアしてくれるので、疲れ方もぐっと違って来るんです。
 特に、足が1日冷たくならないのにはびっくりしますよ。竹布には綿やシルク以上の温め効果があることがわかっていて、からだの芯までぽかぽかにしてくれるんです。そして、足が温かければ、むくみも起こらず一石二鳥。株式会社プロ・アクティブの「竹布ソックス 女性用」(23〜25cm 1,050円)は、温かさはもちろん、足先まで蒸れずに、1日中さらさらと気持ちよく履き続けられるので、突然靴を脱いで上がらなければならないお店に連れていかれても大丈夫です(笑)。
 また、冬場の肌の乾燥には、同じくプロ・アクティブの「竹布フェイスタオル」(1,575円)がおすすめ。洗顔後、そっと肌に当てるだけで、水分を吸い取ってくれるので、摩擦で肌を傷めずにすみます。吸水性がバツグンなので、シャンプー後のタオルドライにも最適。ドライヤーを使う時間がぐっと短縮され、髪のダメージも防げます。
 人間のからだにとてもやさしい、こうした天然素材のものに出会うと、とても幸せな気持ちになります。そして素直な気持ちにも(^o^)。竹布は、癒しのグッズとも言えそうですね。自然の恵みに、感謝ですー!!





■第275回 グレープフルーツが起こすミラクル!


 ダイエットをはじめた途端、それまで以上に食欲を感じてしまったり、満腹感のサインがわからなくなるという人がいます。
 どうしてもダイエット中は食事制限をするので、それがストレスになって、逆に食べたいという気持ちを引き起こすようです。ダイエットするたびに太ってしまうなんて、こんな悲劇はありません。ダイエット中だからこそ、ストレスに負けずに、からだが欲する正常な食欲をキープしたいものですよね。
 それには、朝起きて最初に食べるものを、グレープフルーツにするのがおすすめです。他の食べ物を口にする前に、グレープフルーツをよく味わってみましょう。さわやかな甘味とほのかな苦みを感じると、不思議とその日1日を、食べ過ぎずに過ごせる自信がつきます。そして実際に、自分にぴったり合っただけの分量を落ち着いて食べて満足することが出来ます。
 これはどうしてかというと、グレープフルーツの独特な香りが交感神経を刺激してくれて、食欲が異常に高まってしまうのを押さえてくれるからなのです。さらに交感神経が刺激を受けると、脂肪燃焼もスピードアップ! うれしいですよね。
 そして、グレープフルーツには、香りのほかにあの苦味にも食欲をおさえるチカラがあるのです。それは、苦味のもとの「ナリンギン」という物質がはたらいてくれるため。自然に食欲がコントロール出来、ノンストレスでダイエットが続けられるのです。
 なぜか食欲というのは、1度何かのはずみで食べ過ぎてしまうと、さらにスイッチが入って、どんどんわいてきてしまうもの。そんなときこそ、朝起きたらすぐに、まるまる1個グレープフルーツを食べることで、早めに余計な食欲のスイッチを切ってしまうのが賢い方法です。いつの間にか体重が落ちてしまった、というミラクルも起こすモーニング・グレープフルーツ、明日からぜひ試してみてくださいね♪





■第274回 つるつる小鼻のつくりかた。


 案外冬場に起こりがちな美容の悩み、それは小鼻の毛穴の黒ずみです。一見、皮脂がよく出る夏のほうが黒ずんでしまうように思えますが、実は逆なんですね。そう、寒さと乾燥はとても毛穴を詰まらせてしまうのです。
 その原因は、冬は肌のターンオーバーが遅くなりがちなことにあります。肌に古い角質を残したままにしておくと、それが毛穴から出てきた皮脂と混ざり合って、黒ずみになってしまうのです。
 シート状の毛穴パックでケアする方法もありますが、はがしたときの刺激で、いっそう毛穴が広がってしまったという声も聞きます。そこで今週は、肌にやさしく安心して出来る、簡単毛穴パックを2種、ご紹介します。
 まずは、重曹&オイルパックです。食用の重曹と、(お掃除用の重曹はNG!)これまでも紹介してきた馬油、ひまし油といったスキンケアオイルで作ります。重曹大さじ1杯とオイル小さじ1/2杯を混ぜ合わせ、ペースト状にしたものを肌にのせます。気になるところはそーっとマッサージしましょう。オイルが皮脂汚れを浮き上がらせ、重曹が毛穴の奥まできれいにしてくれます。お風呂でゆっくり湯船につかって、蒸気を浴びながら行えば、一段と効果が上がりますよ。
 そして、もし冷蔵庫に傷みかかったイチゴがあれば、パックに使ってみてください。つぶしたイチゴがまとまる程度にはちみつを入れて、3分ほど肌にのせておきます。あとはさっと洗い流せばOK。角質がすっきりはがれてつるつるになり、さらにビタミンCのチカラで、肌もワントーン明るくなります。
 小鼻がすっきりきれいだと、清潔感もアップするので好印象につながります。ファンデーションで隠す前に、ぜひこの手作りパックを試してみてくださいね(^_^)v!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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