ビューティー・サーカス

2010年04月

■第234回 こまめに鍛えて、腹筋自慢に!


 気を抜くと、おなかがポコっとしてしまうのが悩みという人、少なくないですよね(わたしもです!)。
 女性は男性にくらべて腹筋が弱いので、空腹時と満腹時では、腹部のサイズがびっくりするほど変わってしまう傾向にあるのだそう。腹筋は天然のガードルなのです。
 しかしながら、腹筋は日常生活のなかではほとんど使われない筋肉。鍛えようと意識しなければ、どんどん衰えていく一方なのです。とはいえ、腹筋運動にトライしてみても、これがなかなか続かないのです。そう、腹筋運動はかなり苦しく、つらいものなのですね(>_<)。
 でも、だからといって放っておいては、ますます緊張感のないおなかになってしまいます。そこでおすすめなのが、日頃のちょっとした合間に、1分、2分でも腹筋を意識した動きをすること。みっちり、しっかり鍛えなくてもいいのです。ちょこちょこ、こまめに動かしてあげれば、その都度腹筋に刺激が伝わり、徐々に腹部の脂肪が燃焼されていきます。
 まずは、よく言われることですが、姿勢をきちんと正していること。猫背になると、腹筋はタラっとゆるんでしまいます。背筋を伸ばして胸を張る姿勢を保っていれば、それだけで腹筋にほどよい負荷がかかるので、美しい姿勢を常に心掛けていましょう。
 次に歩行時です。できるだけおなかをひっこめて、お尻に力を入れて歩くようにすること。かなりきついので、1日数回、数分でOKです。これはわき腹も刺激するので、くびれづくりにも効果的です。
 そして最後に上級編ですが、落ちているものを拾うときに、絶対に足を曲げないで拾うようにします。こうするとおなかまわり全体の筋肉が使われ、同時にヒップアップの効果もみられてきますよ。
 腹筋運動は「10円玉貯金」のようなつもりでやってみるのがおすすめです。最初はまだまだと思っても、少しずつ続けているうちに、思いがけない成果にびっくりするときが必ず来ます。チャーミングなおなかのために、今日からコツコツ、はじめてみませんか(^_^)v?





■第233回 今日の感情をレコーディングしよう!


 もう言うまでもないことなのですが、太ってしまったり、肌が荒れてしまうときというのは、必ずと言っていいほど、こころがダメージを受けているときです。こころが弱ったときには、どうしても甘くて脂肪分の高い、口当たりのいいハイカロリーな食べ物を欲してしまうもの。それは早く元気な自分に戻ろうと自然治癒力がはたらくせいなので、いたしかたないことでもあるのです。
 とは言え、こうしたことは繰り返したくないですよね。美人度をあげていくには、自分のこころの状態をコントロールする努力も欠かせません。むやみにネガティブな気分にならないように、日頃からメンタルケアにも気を配りましょう。それには、とにかくいまの自分が、どんな気分でいるのかを知っておくことです。
 今日食べたものをすべて記録するという「レコーディング・ダイエット」という素晴らしいメソッドがありますが、あれで成功者が続出したのは、やはり自分がどれだけ食べているのかを、きちんと把握できたから。そして、どんな食事をすれば痩せていくのかが、実感として理解できたからです。
 これを、こころのコントロールにも応用しましょう! 1日の終わりに、今日1日の気分を簡単にメモ書きするのです。ペンを持つのが億劫なら携帯のメモ機能を使ってもOK。文章にする必要もありません。たとえば、達成感(8)安心感(6)ジェラシー(4)孤独感(2)といったふうに、その日覚えた感情とその度合いを、10点法で書き入れていきます。これを毎日続けると、ネガティブな感情が増えていくのを早期発見することができるので、とことん落ち込む前に手を打てるというわけです。
 完全に落ち込んでしまってからでは回復に時間がかかりますが、早めに対策すれば大丈夫。好きな音楽を聞いたり、好きな人に会うことなどで、ハツラツとした自分をすぐに取り戻せます。これもひとつのエクササイズと思って、いつもすっきりとした、明るいこころをキープしましょう。瞳の輝きや、表情の愛らしさも一段と違ってきますよ。自分のこころに常に関心をもって、かわいがってあげてくださいね。





■第232回 空腹のときがチャンス! おやつがわりにエクササイズ♪


 春先は、ダイエット・モードが高まる季節。皆さまもそれぞれ、エクササイズに取り組んでいることでしょう。せっかくエクササイズをするなら、一段と効果がアップする状態で行いたいものですよね。
さて、いったいどんなときに行えば、効率的に脂肪が燃やせるのでしょうか? 
それは、お腹が空いているときなんです!
人間は、血糖値が下がると、空腹感を覚えます。このときに運動をして、さらに血糖を消費しようとすると、からだはあわてて予備のエネルギーである体脂肪を使って補おうとするので、スピーディーに脂肪が燃えていくわけです。
ただし、だからといって空腹時にランニングやエアロビクスなどの激しい運動をするのはNG。からだに負担がかかりすぎて、貧血や動悸などが起こるおそれがあります。おすすめはゆったりしたペースでのウォーキングや、楽にできるヨーガやストレッチなど。お腹がいっぱいのときよりもからだが動かしやすいので、気持ちよくできますよ。
そして、空腹時のこうした軽いエクササイズには、食欲をおさえられるというメリットもあるのです。食べすぎてしまう一番の原因は、なんといってもストレスですが、空腹時にからだを動かすと、こころのストレスはもちろん、疲れや血流の悪さといった、からだのストレスも同時に消えてしまいます。すると、心身ともに楽になるので、食欲が正常にもどるのです。
また、不思議なのですが、なぜかお腹が空いているときにからだを動かすと、脳もすっきりするようで、ネガティブな気持ちが消えていくように思われるのです。精神的なイライラを、食べることで解消しがちな人は、空腹時の軽いエクササイズを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
お腹が空いたら、きれいになれるチャンス到来! おやつがわりのエクササイズで、細胞もイキイキと動きだし、夏までには余裕でヘルシー&セクシーボディが完成することでしょう(^_^)v!





■第231回 きれいな白目で、透明感アップ!



 おそらく皆さまのほとんどが、目を酷使しがちな生活をされていると思います。パソコン、携帯、ゲームにテレビやDVD鑑賞に読書……1日の終わりには、どうしても目の疲れを感じてしまうのではないでしょうか。
 そして白目の充血! これはいただけませんね。くたびれた印象を与えてしまいますし、目も小さく見えてしまいます。白目が真っ白に澄んでいると、顔全体の透明感もあがりますし、アイメイクもぐっと映えますから、白目も美白につとめたいものです。
 それにはお肌と同じで、疲れをとる、きれいにクレンジングする、そして栄養を与えるという、3つのステップが大事です。まず、目の疲れは決して放っておかないこと。視力低下にもつながりかねませんし、肩こりやイライラの原因にもなります。今日はよく目を使ったという日には、寝る前にホットパックをしましょう。タオルを濡
らして絞り、電子レンジで1〜2分あたため、それをまぶたの上にのせて5分間リラックス。これは眼球とその周辺の血流もよくしてくれるので、クマの改善にもつながります。
 そして、眼球のおそうじもきちんとしましょう。マスカラの繊維やアイシャドウが付着している場合もあるので、洗顔の最後はぬるま湯を眼球にそっと当てながら、目をパチパチ。専門の洗浄液を使わなくても大丈夫です。
 また、フル稼働してくれている目には、栄養補給も大事です。
 内側からはビタミンAとB1、B2を含む食材をしっかりとること。おすすめはにんじんや小松菜、ほうれん草といった緑黄色野菜に、レバーやうなぎ。そして外側からは、ビタミン豊富な目薬でケアしましょう。「ロートビタ40α」(ロート製薬 12ml 504円)は、目に必要な栄養素を直接与えられる、まるで目のローションです。疲れ目を感じる前にさしてあげると、充血知らず。いつもイキイキした瞳でいられます。
 きれいな白目は、それだけで人のこころに訴える何かがあるもの。オーデ力アップのためにも、大切に毎日、お手入れしていきましょうね!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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