ビューティー・サーカス

2010年01月

■第221回 たんぱく質は、こんなに大切!


 わたしは基本的に玄米菜食を心掛けています。確かに太りにくく、肌もよい状態が保てるので、この食生活を一生続けていこうと、長い間そう思っていました。
 しかし先日、そんな自分の「玄米、野菜、海草信仰」を見直さなければならないような出来事が起こったのです!
 食べていないのに痩せない。むくみがひどい。顔がげっそりしてきて、たるみも目立つ……これは、取りも直さず、たんぱく質不足が招いたことでした。忙しさにかまけて、玄米のおむすびに野菜ジュース、なんていう食事を続けていたら、こんなトラブルに次々と見舞われてしまったのです。
 たんぱく質が足りないと、カラダは要らない水分をため込もうとします。それでむくみが起こるわけなのです。また筋肉量が減ってしまうので、基礎代謝も下がります。そして肌の原材料であるたんぱく質が足りなくなるわけですから、肌のハリやツヤもなくなって、老け顔になるのも当然。たんぱく質をおろそかにする怖さが、身を持って理解できました。
 そこで、毎日欠かさずたんぱく質を含む食品を取るようにしてみたところ、とたんにトイレが近くなり、むくみが消えて足も細くなりました。
 これは、たんぱく質の摂取量が増えたおかげで腎機能がよくなり、デトックス効果が高まったからです。また、カラダから老廃物が出やすくなれば、肌にも歴然と結果が出ます。わたしもみるみる顔色がよくなり、ファンデーションを使う量が一気に減るほど、透明感が違ってきました。
 さて、たんぱく質不足が気になるかたに、おすすめの食材は卵とレバーペーストです。卵は毎日1個、レバーペーストはスプーン1杯を目安に取ってみてください。卵もレバーもコレステロール値が高めの食品ですが、実はそこがポイント! 女性ホルモンはコレステロールを経由して出来るので、女子にとってはある程度のコレステロールは大事なモノなのです。
 ダイエットがうまくいかない、肌の調子が悪いというときは、まずはたんぱく質不足を疑ってみて。決して減らしてはいけない、大切な栄養素です(^_-)!





■第220回 眉毛が決まれば、一気に美人に!


 眉毛がうまく決まらない! そんな悩みをよくうかがいます。実は眉毛は魔法のパーツ。ここが決まると、美人度は急上昇するんです。顔の印象の決めどころなので、がんばってきれいに整えていきましょう。
まず、眉をカットするときに大事なのは、眉山の位置です。黒目の際と目尻の間がベストポイント。次に眉頭ですが、鼻筋と目頭の間ぐらいがやさしい印象になります。
ここがあまり狭いと、きつい印象になるので気をつけて。このふたつが決まったら、上下の余分な毛をカットしていきますが、眉山から眉尻に行くにしたがって、細くしていくとエレガントになります。眉毛の下のムダ毛はていねいに処理すること。ここがきれいだと、アイメイクが一段と映えるので、ぬかりなく。
 続いていよいよ眉を描いていきますが、ナチュラルに描くには、まずパウダータイプのアイブロウで全体のラインを描き、足りないところだけを細めのペンシルで描き足すというのがおすすめです。このとき、眉頭はあまり濃く描かないほうが、かわいらしく仕上がります。最後にブラシでぼかしますが、眉毛全部をぼかしてしまうと、はっきりしない印象になってしまうので、眉毛の輪郭だけをぼかすようにしましょう。
 さて、アイブロウの色ですが、基本的には黒目の色と同じ色味のモノがベストです。
でも、ヘアカラーをされているかたは、もう少し遊んでみても素敵です。髪の色に合わせて、眉マスカラで眉毛の色も明るくしてみてはいかがでしょうか? 「パルティまゆカラー」(パルティ 735円)は、色展開もナチュラルブラウン、ゴールドブラウン、ミルクティブラウン、ライトブラウンと4種類そろっているので、髪の色にぴったりのものが見つかるはず。プチプライスながら、汗にも強く、眉毛がきれいに色づき、毛流れが簡単に整います。ブラシもミニサイズなので使いやすいですよ。
 眉毛が決まれば、不思議に自信もわいてきます! ここ一番というときに堂々と自分をアピールするためにも、毎日の眉メイク、がんばってくださいね(^^)/♪





■第219回 むくみに勝つ! 簡単に美脚になれる方法


 冬のおしゃれに欠かせないのがブーツです。確かに暖かいので、つい毎日履いてしまいがちですが、実はブーツは美脚の敵。特に細身のモノは、締めつけが強いため、足首が動きにくくなり、足全体の血行が悪くなるのだそうです。夜遅く帰宅したときに、足がむくんでブーツが脱げずに焦ってしまうのはこのせい。むくみは放っておくとセルライトと化してしまい、最終的に本当に脚が太くなるので要注意なのです。
 しかし、怖がることはありません! むくみはちょっとした工夫で簡単に解消できるモノ。そこで今週は、まだまだ続くブーツの季節にぜひ取り入れていただきたい食材をご紹介します。
まず、朝食や小腹が空いたときのおやつに、「生姜くず湯」をどうぞ。鍋に1カップの水をいれて沸騰させ、大さじ2分の1のくず粉と、お好きなだけ生姜を加えて温めればでき上がり。黒糖で甘味をつけると一層美味しくなります。くず粉は、漢方薬にも使われているほど、カラダをやさしく温める効果があるので、むくみにくくなります。風邪のときだけではなく、日常、どんどん召し上がってみてください。寒くてテンションの上がらない朝も、これを飲めば元気がわいてきます。そしてくずには、女性ホルモンと同じ作用を持つダイズインやプエラリンが含まれているので、女性らしいカラダづくりや生理のトラブルにも役立ちます。
 そして、皆さまにもっととっていただきたい食材に、「小豆」があります。小豆はむくみの特効薬! 煮るのが面倒なヒトは、低糖タイプのゆであずきでもOKなので、どんどん召し上がってください。なお、むくみがひどいときは、小豆のゆで汁がおすすめ。カラダにやさしい利尿作用で、すっきりしますよ。
 そして番外編。
 わたしが今、はまっているのが精油の「ブラックペッパーオイル」です。これをお風呂に数滴入れて温まると、ぽかぽかで冷え知らず! 湯舟の中で足首やふくらはぎや足のつけ根をぐりぐりとマッサージすれば、翌朝には足全体がすっきりしています。
ダイエット効果も期待できますので、このピリッとスパイシーなバスタイム、ぜひお試し下さいね♪





■第218回 「おもてなしの心」で、きれいになる一年。


 皆さま、あけましておめでとうございます! 昨年に引き続き、今年も皆さまに楽しんでいただける、お役に立てるコラムを発信していきたいと思っております。どうぞよろしくおつき合いください。
 さて、2010年最初のコラムにぜひ書きたいと思っていたテーマは、「おもてな
しの心」です。相手に楽しんで、喜んでもらえるように、ココロをこめて接すること。これは決して相手だけがハッピーになる行動ではないというのは、ご存じですよね。
 そう、おもてなししたこちらも、もっとハッピーになれるモノなのです! それは、相手と自分との間に、たとえようもなくやさしく温かいつながりが生まれるから。
 この快感を知ってしまうと、不思議に人間関係もスムーズにいきます。
そしてこの「おもてなしスピリット」。大いに自分自身に対しても向けていくといいのです。自分の肌や髪、そしてココロとカラダのことをよく知って、どうしたらそれらが快適になるか、気持ちよくなるか工夫してあげること。これを習慣にしたなら、必ず、ベストな美となって返ってきます。それには、当然甘やかすだけではダメです。厳しくし過ぎてもダメ。そのバランスを考えることも大事なのです。
 たとえば、ちょっとツラいなというエクササイズでも、今のカラダに必要ならば、それは大事な自分へのおもてなし。これが理解できれば、モチベーションも一段とアップするモノです。
 また、もうひとつ覚えておいていただきたい大切なことがあります。それは、自分がきれいでいることが、イコール相手へのおもてなしだということ。ただ漠然ときれいになりたい、と思っていても、なかなか美のスイッチは入りにくいのです。そこへ、相手に喜んでもらいたい、心地よく感じてもらいたいという気持ちが入ると、一気に美に加速度がつくんですね(だから、恋をするときれいになるんです!)。
 つまり、自己中ではきれいになるのはむずかしいというわけです(笑)。
 2010年は、おもてなしスピリットでさらなる美をゲット! きっと誰もが、誰かの女神様になれるはずですよ♪




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
SSL グローバルサインのサイトシール