ビューティー・サーカス

2008年09月

■第150回 美と健康の種、チアシードはエラい!


 先日、あるモデルのかたにインタビューをしたのですが、そのときにいただいたコメントに、ドキッとしてしまいました。とにかく、美しくあるには健康が一番大事とのこと。健康なカラダが維持出来ていれば太りはしないし、肌もぴかぴかでいられる…確かにその通りです。美容活動イコール、ウエルネスでなければ、まったく意味がないんですよね。
 今週は、そんな健康おたく的な視点から発見した、魔法の種「チアシード」をご紹介しましょう。その名の通り、チアという植物の種で、水分を吸うと10倍に膨らむ性質を持っています。スープに入れればぷるぷるしたとろみが出ますし、ジュースやミルクなどに入れると、タピオカのような食感になって、とても美味しい食品です。水分で膨らんだチアシードで、おなかの「上げ底」が出来るため、食べ過ぎ防止にいいわけなのですが、実はそれは二次的効果。チアシードの実力は、そんなものでは終わらないのです!
 まずはたっぷりの食物繊維。腸がきれいにお掃除されて、おなかがすっきりします。プラス、脂肪燃焼に欠かせない、アミノ酸、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれているので、常食していくうちに、自然に脂肪がつきにくいカラダに変わっていってしまいます。そしてオメガ3脂肪酸という、イキイキした脳とカラダを保つために効果的な成分がたっぷり摂れるのも見逃せないところ。オメガ3を1日に必要な分だけ摂るためには、イワシを毎日3尾食べなければなりませんが、チアシードなら小さじ1〜2杯でOK。オメガ3はまた、ホルモンバランスを整えるのにとても有効だそう。しっとりした肌、女性らしいボディラインのために、とても貢献してくれるのです。また、あのほしのあきさんの胸を大きくしたと言われる、「ボロン」というミネラルも入った、まさにミラクルシード。お値段もお手頃なので、ぜひ食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?!





■第149回 オーラ・パワーの強化方法。


 皆さん、日々、様々な「勝負ごと」に臨んでいることと思います。オーディション、面接、プレゼンテーション、はたまた、告白と(*^_^*)。
 そのとき、いつでも自信満々で立ち向かいたいですね。よく、「自分を信じて頑張って!」というエールが送られますが、この自分を信じるというのは、取りも直さず、今の、このわたしが最強。そう自分で確信出来ることではないでしょうか。毎日の美容活動も、この確信を高めるための作業のひとつだと思います。
 でも、いくら自分を磨いても、どうしても気後れしてしまうときってありますよね。何故か回りのヒトが、やけに自分より優れて見えてしまったり。こういうときって、オーラのチカラが弱くなっているんです。オーラが弱まると、瞳や肌の輝きがトーンダウンするので、(猫背になったり声が通らなくなったりもします)せっかくの魅力、美しさも半減してしまいます。いつでも堂々と、わたしの素敵なところはここ! そうアピール出来るように、オーラに栄養を与えていってあげましょう。
 さて、あなたは空いた電車に乗ったとき、無意識のうちに端の席に座ったりしていませんか? 今日はどーんと真ん中の席に座ってみましょう。いつも同じ色合いのメイクをしているなら、あえて自分らしくないような色を選んでメイクをしてみましょう。無難な着メロを使っているヒトは、思い切って一番好きな曲に変えましょう。実はずっと食べてみたかった限定モノのスイーツがあるなら、並んででも買って帰りましょう。ポイントは、ちょっと恥ずかしく思うようなことをクリアすることと、自分の本心からの好みを最優先させること。これだけで自分らしくいることへの自信がアップし、オーラ・パワーがどんどんたまります。すると、どんなときでも最高の自分を見せられるようになるんです。最近、何だかイケてない…そう感じたら、すぐにやってみてください。効きますよ!





■第148回 幸せ気分にひたりながら痩せていく法。


 先日、何故か急に涙があふれてしまったことがありました(汗)。別に対した理由もないのに。自分でも訳が分からず戸惑っていたのですが、ふっと思い当たったのは、そのとき3日間限定で、炭水化物とスウィーツ、オイルを全部カットしていたこ
とでした。突然の涙の理由は、ここにあったのです。わたしがカットしてしまった、太るであろうけれどとても美味しいモノたち。これは脳内で「セロトニン」という、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質を分泌させてくれるんです。ちょっとしたストレ
スに打ち勝つチカラや、イライラしないココロを育ててくれる、まさに幸せな毎日のために欠かせないホルモン。いきなり泣き出してしまったのは、このセロトニンが枯渇してしまったためだったんですね(ちなみに、すぐに丼物を一気に食べたら、涙はあっという間に引っ込みました!)。
 ダイエット中、ブルーな気持ちに陥りやすい理由が、これでお解りになったと思います。凹んだ気持ちでは、細胞も美に向かって動きにくいモノ。ダイエットの成功は、とにかくハッピーな気分で行うことに尽きます。そのためにも、どんどんセロトニンを分泌させていきましょう。
 まず、欠かせないのは炭水化物。ごはんもパンもしっかり摂ることです。その際、ごはんなら玄米、パンなら全粒粉を選び、炭水化物にビタミン、ミネラル、食物繊維をプラスさせることを心掛けてください。こうすると代謝がよくなって、白米や白いパンを食べるよりも痩せやすくなるうえ、セロトニンの分泌量も上がります。そしてオイルもきちんと摂ること。オリーブオイル、ごま油、えごま油といった、酸化しない上質のオイルを加熱しないで摂るようにしてみてください。風味のいいオイルは、野菜も海藻もぐっと美味しくしてくれますし、食べた! という満足感も与えてくれます。
 ダイエット中こそ、炭水化物とオイルを上手に選んで、セロトニンの生産に全力を上げることが大事です。ハッピーオーラ全開のまま、きれいになっていきましょう!





■第147回 インド美容の威力にびっくり!


 最近、「バラタナティヤム」というインド舞踊をはじめました。その影響か、急激にインドにのめりこんでおります! 大きな興味の対象は、やっぱり美容と食(笑)。そこで今回は、ちょっと目からウロコ的な、インド発の美容メソッドについて書いてみたいと思います。
 まずは、バターに瞳をひたす(!!)「ネトラバスティ」という手法からご紹介します。別名、眼球エステ、眼球温泉とも呼ばれるネトラバスティ、その方法はいたってシンプルで、インドのバター、「ギー」をゆっくり目の中に注ぎ込んでいくだけなのですが、これが何とも気持ちいいんです! 勿論しみたりもしません。ゆっくりまばたきをして、ぐるりと眼球を動かすと、まるで瞳がとろけてしまうほど。その心地よさに、これまでずっと、肩こりならぬ、「瞳こり」の状態だったことに気づきました。この瞳のこりを取ってあげれば、たちどころに黒目がイキイキ、白目の濁りもきれいに消えて、目のくまやまぶたのむくみもすっきりするんです。また、ドライアイのヒトには、特におすすめだそう。驚くぐらい施術前と後では、目の大きさや目ヂカラが違って来るので、目を酷使しているヒトは、ぜひ「ネトラバスティ」で検索を。お近くのサロンを探して、試してみてくださいね。
 続いては、家で簡単に出来て効果も抜群の、「ターメリック・パック」。カレーに使うスパイスでパックするの? と戸惑うヒトもいらっしゃると思いますが、実はターメリックって、殺菌、抗炎作用にすぐれたモノで、皮膚にも直接使えて、肌荒れや美白に大変効果があると言われているのです。
 やり方は、ターメリックとプレーンヨーグルトを同量ずつ混ぜ合わせて、肌にのせるだけ。半乾きの状態になったら洗い流して終わりです。生理前のニキビにお悩みのヒトは、排卵期にこのパックをしておくと、かなり効果が出るのでおすすめですよ。
 シンプル、簡単なのに、確かな結果が出るインド美容。もっと追究していこうと思っております!




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
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