ビューティー・サーカス

2008年08月

■第146回 脳を心地よくして、美人になる!


 先日、「愛されてお金持ちになる魔法のカラダ」などのご著書でおなじみの、医学・理学博士である佐藤富雄先生の特集記事を担当しました。実は先生の大ファンであるわたし。先生のおっしゃることはいつも積極的に取り入れているのですが、今回、「脳」が正しく快適に働いていれば、どんどん美人になれる! ということをあらためて納得しました。
 脳が正しく快適に働いている状態というのは、イコール脳が心地よい状態ということ。ウキウキとした、はずむようなハッピーな脳をつくれば、あとは勝手に、過去最高の自分へと進化していけるのです。脳が心地よいと、脳から全身に指令が伝わって、カラダ中の細胞が理想の自分に向かって動き出すからだそう。これを、脳の「成功スイッチ」がオンになった状態、と言うそうです!
 確かに、脳がストレスで不快だと、メイクもうまくいかないし、ダイエットをしても、なんとなくカラダの反応が鈍くて、効果があがらないモノです。それどころか逆にヤケ食いに走ったり、とても美人の行動とは思えないことを平気でやってしまったりしますよね(笑)。
 脳を快適にするには、たくさんの方法があります。佐藤先生はウォーキングを一番にすすめていらっしゃいます。リズム良く元気に歩くのは、ストレスを追い出す最良の方法だとか。ちなみにわたしは五感が喜ぶことを大事にしています。好きな香りのインセンスを焚いたり、ヒーリング・ミュージックを聴いたり、マッサージをしたり。そこで脳がふわっとリラックスしはじめたら、すぐになりたい自分を強くイメージすると、より効果的です。これは佐藤先生もおすすめの方法。このとき、絶対に妥協してはダメ。あくまで自分の願望に忠実に、ビッグな理想をイメージするのがコツです。思い切り大胆にイメージすると、脳も感動して、ますますそうなろうと動き出すからです。
ストレスを感じたら、すぐさま撃退! 大切な脳、もっともっと可愛がってあげましょう(^^)/。





■第145回 ダイエット・ストッキングで夏の不快にさようなら。


 1日中冷房のきいた場所で過ごすと、どうしても夜には脚のむくみ、だるさに見舞われてしまいます。加えてハイヒールなど履いていた日には、帰るなりたまらず脚を揉みたくなりますよね。
 冷えは、たちどころに脚の血行を悪くします。夏場の生理がつらい、頭痛、腰痛がひどいといった症状も、脚の血行の悪さが原因で起こるそう。鍼やマッサージ、スパ通いは血行不良に大変いい方法ですが、なかなか時間が取れないというヒトも多いことでしょう。
 この時期、ダイエット・ストッキングを取り入れてみませんか。「カロリーオフ段階式着圧パンスト」(トレイン)は、脚の付け根部分からつま先にかけて、少しずつ圧力が高まる設計がされているため、リンパ液や血液の流れが心臓に向けて押し流されるので、脚の血行を促し、むくみやだるさを和らげてくれます。
 また、このパッケージには、「−416Kcal/1h」と表示がされているのですが、なんと1時間履いて歩くと、これだけのカロリーを消費するとのこと。勿論、履いているだけではカロリーダウンにならないのでご注意くださいね(笑)。
 かなりの数字のカロリー消費も嬉しいですが、なんといっても素晴らしいのは、これを履いて歩くと、とにかく脚が楽になることです。もう、ひと駅くらいなら歩いてしまおうという気持ちになれてしまうほど。ちなみにわたしは、夜は朝よりふくらはぎのサイズが1cmほど太くなることがあるのですが、このストッキングで1日中歩いて帰って来たら、なんと朝より0.5mm細くなっていてびっくり! 血行がよくなった状態で脚を動かすと、確実にスリムアップすることを実感しました。また、トイレの回数も増えたのですが、血流アップは代謝アップにつながるそうなので納得。
 ストッキングを履きかえて、夏後半戦、イキイキ、スッキリ過ごしていきたいですね!





■第144回 1日5分の瞑想習慣を。


友人からこんな話を聞きました。
「この前久しぶりに、ちょっと露出の多い格好をしてみたんだけど、街で同じような服着てるコがいたの。そのコ、わたしよりすごく細くて、ヘコんじゃった…」
そしてその日からダイエットを誓ったとか。こういう精神状態になることって、女子には結構ありがちですよね。でも、こうしてヘコむことって、無意味じゃないですか? その服が自分に似合っているなら、それで全然OKなはず。
わたしたちが悩んだり、ヘコんだりするのは、こんなように「余計なこと」を考えるからなんですよね。人と比べてみたり、絶対に太ることは許されないなんて思いこんでみたり。こうしたマイナスの発想でダイエットをはじめると、ダイエットそのものがストレスになり、いいことはありません。
ダイエットに限らず、すべての美容活動は、プラスの発想からはじめたいモノ。それには、とにかく要らない感情を全部解放することが大切です。不愉快になったり、悲しくなったりするような感情は、持っているだけ損。どんどん手放していきましょう。それには、瞑想がとても効果的です。瞑想はココロとカラダの流れをよりよくしてくれる、気持ちのいいワーク。「あるべき状態」に自分を整えてくれるのです。まずは静かな場所に座って、目をつぶってみましょう。背筋は伸ばして、リラックスして自分の呼吸に意識を向けます。呼吸の音を感じながら、続いてカラダに意識を向け、痛みやコリなどないか、よく感じて観察します。ここで余計な雑念がわいてきたら、そのまま意識を呼吸に向けます。これを続けることで、だんだん自分を苦しめる感情がわきにくくなってきます。ココロもカラダも、それを受け入れなくなってくるんですね。さあ、まずは1日5分から。快適な精神状態、身体状態がゲットできる瞑想で、もっと自分自身と仲良くなってくださいね。





■第143回 レディース・クリニックに行こう!


 前々回のコラムで、女性ホルモンの大事さについて書かせていただいたのですが、実はあのとき、ちょっと気になることがあって、レディース・クリニックへチェックを受けに行っていたんです。結果は、おかげさまでオールA。それが分かった途端、ホッとしたせいか、みるみる体調がよくなってしまいました(笑)。
 女子であるわたしたちは、男子よりもカラダの仕組みが複雑にできています。そして複雑な分、とても優秀。体力的には絶対男子にかなわない、と思われがちですが、実はそれって、瞬発力に限っただけの話で、持久力、順応力などは断然わたしたちの方が上なのです(だから、長いこと赤ちゃんを抱っこしたり、夜泣きとつき合ったりできるんです)。しかし、高性能ゆえに、壊れやすかったりもするんですね。体重増加、むくみ、ニキビ、便秘、肩こり、貧血、憂鬱感やイライラ感…そうした症状の原因は、婦人科系にあることも多いのです。勉強に仕事に、プライベートに頑張る女子たちは、ストレスや疲れを知らず知らずのうちにためてしまいがち。それでホルモンバランスが狂って、不快な症状に悩むことになってしまうのです。エステ感覚で、レディース・クリニックに定期的に行く習慣をつけてみませんか? 素晴らしい婦人科系のドクターに出会うことは、素敵な彼との出逢いより大事といってもいいです(笑)。自分のカラダの変化に敏感でいましょう。きれいでいるためには、婦人科系の元気って、とても大事なんです。生理やセックス、避妊のことなど、デリケートな悩みを安心して相談できるドクターがいるといないとでは、女子の人生は大きく変わってくるモノです。また、突然精神的な落ち込みに襲われたとしても、その原因がホルモンのアンバランスにあると分かれば、必要以上に自分を責めることもなくなって、気がぐっと楽になりますよ(^o^)。




ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/
SSL グローバルサインのサイトシール