2008年01月
■第116回 ちょっとだけ少食主義でハッピー!
わたしは自他ともに認める食いしん坊。今夜は何を食べようかと思いめぐらすことは、毎日の大きな楽しみです。そんな美味しいごはんが生き甲斐のわたし(^o^)。あるとき、1日中なぜかとても忙しくて、夜の9時過ぎまで何も食べられなかったことがありました。その日、次々と仕事をこなしながら気づいたのは、なぜか朝から晩まで調子がよくて、集中力も全然途切れなかったこと。不思議なくらい、疲れも感じなかったんです。
思い当たることと言えば、ほぼ丸1日の絶食状態。1日食事を取らないで過ごしてみたら、こんなに驚くほどのパワーが出たのです。自分のなかに、こんな底力があったとは知りませんでした(笑)。この一件で、「少食」に目覚めてしまい、色々な関連本を読みあさってみたのですが、なんと消化に使われるエネルギーは思いのほか多く、食べ過ぎたときなどは、他の細胞を生まれ変わらせる仕事(この仕事で、肌がきれいになったり、代謝が上がったりします)を休まなくてはならないほど、莫大なエネルギーが必要になるんだそうです。食べ過ぎて太ったり、ニキビが出来たりするのは、単にカロリーの取り過ぎのせいだけではなく、エネルギーが消化にばかり使われるため、カラダをイキイキさせる作業がストップしてしまうからなんですね。
その日以来、ちょっと心掛けて、少食生活にトライしてみました。大体、今まで食べていた分量の7割ほどで箸を置くことを目安にして、1週間。明らかに体調が変わって来たんです! 朝はすっきり起きられるし、体力も上がり、またつまらないことで落ち込まなくもなりました。むくみも取れて、いいことづくめ。消化に使われる量が減った分、エネルギーが細胞の活性化のために働いてくれるようになったからなんですね。最初は物足りなく思うかも知れません。しかし、まずはその効果をカラダで、ココロで感じてみてください。少食の魅力に、きっとハマってしまうと思います!
■第115回 ネガティブ表情にご用心。
ポジティブ・シンキング。幸せになるために、物事をポジティブに考えようというこのコトバは、すっかり定番になりましたね。皆さまも、「やっぱりダメかも…」と思った次の瞬間、「ウソウソ! やっぱりうまくいく!」なんて言ったりして、ネガティブ・シンキングの侵入を防いだりしているでしょうか(^o^)。
このポジ・シンは、美人になるためにも大いに有効です。同じメイクをするなら、きれいになると信じてメイクしたほうが断然仕上がりが違うのは事実。そしてなんと、「これを食べても絶対太らない!」と思って食べると、本当に太らないと断言するヒトもいるので、ポジ・シンの威力、実に恐るべしなのです(笑)。
さて、今やポジティブ・モードで生きていこうという女子がほとんどだと思いますが、その心意気とは裏腹に、結構見かけるのがネガティブな表情です。不機嫌だったり、疲れていたり、苛立っていたり。そんなココロ模様を隠さずに顔に出してしまう習慣は、とても危険! だんだんと、顔つきそのものが、ネガティブな印象に変わってしまうんです。表情筋に記憶装置があるのかどうかはわかりませんが、確かに顔つきというのは、いつも見せる表情通りに作られていくモノ。なので、よく笑うヒトや、笑顔の絶えないヒトというのは、無表情でいても、常に顔から明るいオーラが出ているんです。早速今日1日、自分の表情を意識して過ごしてみてください。あっ、今よくない表情をしちゃった、と気づいたら、すぐに微笑んでみましょう。それでリセット出来ます。
また、嫌なことがあると、すぐに顔をゆがめる癖のあるヒトも要注意。美しさが逃げるばかりか、なんと不幸なことをどんどん引き寄せる体質になってしまうんです。嫌な気持ちになったら、ちょっと自分の表情に気をつけるようにしてくださいね。
ポジな気持ちはどんどん顔に出し、ネガな気持ちは極力出さない。これこそ美女の心得です!
■第114回 美容の勘をはたらかせよう。
毎週ここで、色々な分野から、美容のヒントをご紹介していますけれど、はっきり言って、これがどなたにもぴったり合うかといえば、そうではありません。合うヒトもいれば、合わないヒトもいる。なので、きれいになろうとするときに一番大切なのは、どんな方法が自分にぴったり合うのか見極めること。それには自分の体質やライフスタイルなどをよく把握したうえで、勘をはたらかせることが必要です。
まずは、何がなんでも自分の好みを優先させましょう。あのヒトにすすめられたから、気乗りはしないけどなんとなくやってみようというのはダメです。安易に流行に乗るのもNG。どうしてもやってみたい! という、わくわくした気持ちが起これば、ほぼ成功間違いなしです。美容道は、つらい修業であっては効果ゼロ。同じダイエットであっても、険しい顔をして落とした3kgと、楽しみながら落とした1kgとでは、見た目が全然違うからです。勿論後者のほうが、圧倒的に幸せそうな美オーラが感じられますから。
そして、何故だか何度でも目に飛び込んでくるモノ、というのもおすすめです。きれいになりたい、という思いが浮かぶと、自然にヒトは情報を引き寄せることが出来るんです。よく、温泉に行きたいな、と思うと、やたらと温泉の記事やパンフレットを目にすることとか、あるでしょう? この情報に乗ると、とてもスピーディーに、よい結果が出せます。
そして最後に。目的はきれいになることではないと知りましょう。ただ単にきれいになったって仕方ありません。きれいになったら、ヒトにもっとやさしくなりたい。もっといい仕事が出来るようになりたい。そんなふうに、きれいになった先のことまで夢見るようにすると、あなたにベストな方法が次第にわかるようになって来ます。美容の勘を磨いて、今年も美人度上げていきましょうね(^o^)
■第113回 つけまつげのテク、磨いてみませんか?
目ヂカラだけは、弱めたくない。すべての女子の共通の願いですね。ポイントはやはり美まつげ! 1度のメイクにマスカラを何種類も使い分けるヒトもいるほど、長くて濃い、くるりとカールしたまつげは、美人の必須項目です。
つけまつげ、使っていますか? 案外、まだ未経験というヒトも多いようですね。舞台メイクのように不自然になりそうとか、外れそうで怖いとか、あえて避けているヒト。ちょっと冒険してみませんか? これが、意外に簡単なんです! むしろ、ダマにならずにマスカラを重ね付けするほうがむずかしいかも?! そのくらい、ハードルは低いんですよ。
まずはアイライナーでラインをひきます。続いて、黒目のやや内側から目尻の終点のまつげに合わせ、つけまつげをカット。そして接着剤をつけて装着。このとき、目の中央、目頭、目尻の順でそっと押さえるように固定すると、一日中外れることはありません。
つけまつげの選び方ですが、初心者向けなのは、まつげの量が少ないタイプ。そしてストレートタイプよりも、クロスタイプのほうがより違和感なく、パッチリの瞳になれます。また、部分用つけまつげもおすすめ。これを目頭と目尻にだけプラスしても、ぐっと印象が変わって来ます。もともとまつげが長くて、ケバケバしい印象になるのが不安なヒトでも大丈夫。不思議に瞳がイキイキ見えて、勿論仕上がりもナチュラルです。また、裏ワザとして、下まつげだけにつけまつげをするという方法もアリ。上は普通にビューラーとマスカラで仕上げます。これは、特に一重まぶたさんにおすすめ。クールな印象はそのままに、一気に甘く、愛らしいムードが出ます。
まずは100均(ダイソーのモノは優秀!)でいくつか買って、試してみてはいかがでしょうか?! プチ整形並みの変化に、きっと嬉しくなりますよ(*^_^*)。
■第112回 なりたい自分を先取りしよう!
皆さま、あけましておめでとうございます。今年も、どうぞ昨年以上によろしくお願いします(^o^)
さて、新年明けてはじめての更新。今回は、リニューアル気分いっぱいになれるようなテーマでお話したいと思います。「1年の計は元旦にあり」。やはりお正月には、今年の目標といったモノを立てたいですよね。気合いも、1年で一番入るときですし。そこで提案したいのは、今ここで、もうすでになりたい自分、理想の自分になりきってしまうことです! こんな顔やカラダになって、こんなファッションで、こんな振る舞いをする。喋り方はこういう感じで、こんな彼氏を作る!! 自分はどんなオンナになりたいのか、細部にわたってイメージしましょう。理想のモデルや、女優さんをイメージしてもOK。そして、はっきり視覚化出来たら、もうすでにそんな素敵なオンナになってしまったんだと思い込んでしまいましょう。その気になって生活するんです。今現在の自分のことは、いったん忘れてしまうのがコツ。思い切り、なりたい自分になれた嬉しさにひたりましょう。すると、不思議なことが起こります。以前の自分と、生活習慣が少しずつ変わってくるんです。たとえば、乱暴なコトバを使わなくなったり、ケーキバイキングで食べまくるより、美味しいケーキひとつをゆっくり味わいたくなったり(笑)。なりたい自分になれたと思い込むと、脳のなかに、確実に理想の自分に近づけるような回路が出来上がるんです。ある女優さんが言っていたのですが、実年齢より老けた役をやると老けてしまうし、若い役をやると本当に全身が若返ってしまうんだとか。この「思い込み」のチカラって、実に恐るべきモノなんですね。早速この、なりたい自分の先取り方式で、2008年、過去最高の自分をゲットしてしまいましょう。素晴らしい1年になりますように…!!
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/