2007年11月
■第107回 着やせというダイエット。
早いモノで、あと数日でもう12月。ハロウィンが終わったと同時に、すでに街もクリスマス・モードです。これからのイベント・シーズンに向けて、各ファッション誌も「1年で一番可愛いわたしになる!」なんて特集で盛り上がっています。皆さまもお買い物パッション、全開でしょうか?!
そこで今日は、着やせマジックのツボをご紹介したいと思います。努力せずとも、服の選び方で3キロ! やせて見せることが出来たら最高ですよね(笑)。まずは、ぶかぶかしたシルエットは断固排除しましょう。これは余計に太って見えてしまうんです。シフォン、シルクなど、やわらかな素材の生地を、ボディラインにフィットさせて着るのがコツ。やせぎすのヒトにはない、女性らしい「曲線」が引き立ち、セクシーな印象も与えられて二重丸です。胸もとにボリュームのあるヒトなら、思い切って谷間を強調させてみては? 開けた胸もとはラメのパウダーでキラキラさせると、ぐっと艶めいて素敵です。顔色も明るく見えて、美人度もアップしますよ。ヘアも小さくまとめたほうがいいですね。フェイスラインもすっきりして、よりスリムアップ効果が(^_^)v。バレッタもキラキラしたシルバーのモノを選ぶと、華やかさが出てベストです。
そして、ぜひ活用したいのがふわふわと揺れるファー。ストールは勿論、バッグ、アクセなど、どこか一箇所取り入れると、スタイル全体に「動き」が出て、軽やかな印象を与えます。何故か男性は、ファーに対して「守ってあげたい」イメージを持つそうですから、使わない手はありません。
また、光沢感のあるストッキング&ミュールも優れモノ。ストッキングや靴が暗い色だと、どっしりと重たい雰囲気になってしまうんです。ラメの入ったタイツなどで足もとにキラキラと光沢感を出すと、背も高く見えてお得。足もとを明るく見せるのは、着やせの裏ワザです。
以上、これからのお買い物の参考にしていただければ嬉しいです(^o^)!
■第106回 幸せそうなボディを作る。
エクササイズで鍛え抜かれた筋肉美。ぜい肉のカケラもない、ビシっと引き締まったカラダ。確かにその完璧なボディラインには、ハッと目を見張ります。掛け値なしできれいだと思います。
ただ、見ていて幸せな気持ちになってくるかというと、それはまた別の話。少し痛々しいとさえ、思えてしまうのが本音です。
それよりも、断然柔らかそうな二の腕、ふっくらした頬や、プリッとしたシリモモ(ヒップと太ももです 笑)のほうが、可愛くてチャーミング! 一見コンプレックスに思えてしまいそうな、こんな感じがいいんです。それは、幸せそうに見えるから。明らかに脂肪の付きすぎたカラダはNGですが、ほどよいぽっちゃり感は、見ているヒトのココロを和ませますし、実際健康的で好感が持てます。カラダに無理をさせていない、という感じが、見ていてとても心地いいのです。
こんな幸せオーラを発するカラダを作るコツ。それは、楽しく、気持ちのいい美容メソッドを採用すること。食べないダイエットなどは論外です。食のスタイルは、ゆるめのルールのマクロビオティックなどが理想的。基本的には玄米菜食だけれど、時には反則で甘いモノも、お肉もいただく、といったメニューです。美味しい玄米ごはんをよく噛んで、野菜を美味しくお料理してしっかり食べる。これは空腹に悩むこともなく、いつも安定した精神状態でいられる、イチオシの食事法です。エクササイズも、入隊するなり除隊してしまうような(笑)厳しいモノよりも、ストレッチヨーガなど、カラダに無理をさせないプログラムを、毎日少しずつ続けるほうが、幸せオーラが出やすくなります。要はココロとカラダをいつも喜ばせるような暮らしを送ること、それに尽きます。
幸せオーラはモテ・オーラでもあります! きれいになるためには、あえてちょっと自分を甘やかせてあげる。実は、それでちょうどいいのかも知れません(^o^)
■第105回 食事日記を書いて寝る。
私は、自分のホームページでも「お食事日記」を公開しているのですが、はっきり言って、これは体型維持に、とても役立っていると実感しています。
夕べの夜、何を召し上がりましたか? すぐには思い出せないのではないでしょうか。自分がどれだけのものを、どのくらい食べているのか。案外これって忘れがちなことなんです。
昨日は、焼き肉屋さんで羽目を外してしまった。だから今日は調整しよう。こんなシステムが確立出来れば、まずダイエットは成功するでしょう。
時には、思い切り満喫する日があっていいのです。そうでなければ、続きませんから。しかし怖いのは、その満喫した事実を忘れてしまって、また今日も思い切ってガツーンと行ってしまうこと。次第にそのペースが当たり前なものとして定着したなら、きっと太ってしまうことでしょう。そんなことにならないためにも、過去3日間くらいのメニューはすぐに思い出せるようにしておく。これが、今日のメニューを決める大事な資料になります。実際は油ギッシュな外食が続いているのに、なんとなく感覚的に大丈夫な気分でいてしまうと、あとで痛い目に遭います。やはりダイエットをしたいなら、きっちり食事の内容を文字に残して、それを読み返すことが大事です。すると、だんだんどれぐらいの食事量で、どんな内訳だとカラダが軽くなるかが分かって来るのです。
また、案外うまく行くのは、玄米ごはんや野菜、海草といった美容フーズを食べたときに、それが心底美味しかったと、その気になって書いておくことです。これを続けていくと、自己暗示効果というのか、脳のなかに新しい回路が出来て、本当に美容フーズが好きになり、いつでも食べたくなるのです。騙されたと思って、トライしてみてください。
書いたひとから成功する食事日記、是非今日から付けてください。ホント、おすすめです!
■第104回 もしもわたしが、オトコだったらと思ってみと……
あの「おネエMANS」。ついにゴールデンアワーに進出して、毎週火曜日が楽しみな今日この頃です(笑)。その痛快なトークにも素晴らしく引き込まれるのですが、やはりおネエMANSの美に、毎回感動してしまいます。皆さん、もともとは立派な男性。それなのに、女性美を軽く超えてしまうほどの美しさをキープするためには、どんだけ! 努力をされていることでしょう。しかもその努力を楽しんでいる様子がうかがえるのが、女性としても励みになるんですよね。
彼女たち(?)を見ていて思うのは、つくづくわたしたちオンナノコは、どこか女性に生まれたことに甘えている部分があるということ。メイクをするのも、髪を巻くのも、スカートをはくのにも慣れきってしまって、特別気なんか使わない……そんな感覚って、正直ありますよね。ちょっと、自分がオトコだったらと思ってみませんか。そのうえで、女性らしいおしゃれにトライするんだと想像してみましょう。すごく気を使うと思いませんか?まさか荒れた肌を放置したまま、厚塗りメイクでごまかしたり、乾燥してひざが粉を吹いた状態だというのに、平気で生足でミニをはいてしまったり。そんなゆるいこと、とても怖くて出来ないですよね。こういうことを、ついついやらかしてしまうのは、100%オンナノコモードで過ごしているからに他なりません。態度や仕草も同じです。オトコノコになったイメージで、女性らしく振る舞おうと思うと、何故か突然感覚が繊細になって、些細なことにも神経が行き渡り、歩き方から言葉づかいまで、やさしく可愛らしくなってしまうんです。不思議なくらいに! これはやはり普段、女性であるということに安心しきっていて、女性らしくあるためへの緊張感が薄れているせいなのかも知れませんね。女性であることを少し忘れてみると、よりオンナらしくなって、女性美もアップする。ちょっと皮肉なようですが(笑)、ココロのすみに留めておいて、損はないと思います!
ユウコ
ユウコ●スキンケア、メイク、食事、ダイエット、アンチエイジングなど美容に関することならなんでもお任せの美容ライター。著書に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密」がある。
ウエルネス&ビューティーライター ユウコ公式サイト
http://yukomotoyama.com/